器用貧乏は出世しない?スペシャリストとジェネラリストの特徴


今回のテーマは、

器用貧乏は出世しない?
スペシャリストとジェネラリストの特徴

について紹介します。

もう十年以上前になりますが

「私、パソコン使えるんですよ」

という発言をすれば、

「ほう、優秀だね」などと
褒めてもらえる時代がありました。

パソコンで文章を作成したり、
データをまとめたり、ネットで
調べ物ができるというスキルに、

価値がありビジネスでも
十分自慢になった時代があったのです。

しかし…です。

ご存知の通り今や状況は変わっています。

パソコンが使えるのは
優秀でも何でもなくなり、

むしろ若者でパソコンを
使えないという人は

天然記念物を見るより
珍しい状態になりました。

堂々と「パソコンを使える」と
アピールすれば、

「はあ?何言っているの?」

とバカにされるだけでしょう。

このように時代や環境が変われば
スキルや能力の価値は変わります。

ここで、

「器用貧乏は出世しない」

という言葉の意味をご存知でしょうか?

器用貧乏は何でも出来る人のことです。

でも、実際には出来る事の多くは、
まあそこそこか普通という程度なのです。

特に突出したものがない、

そつなくこなせるけれども、
目立たずそれまで

という残念な人のことを言うらしいのです。

この表現には、

二つの注目すべき所があります。

まずは一つ目の

「器用貧乏」という部分、

「突出したものがない人は成功しない」

という図式に疑問はないでしょうか?

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スペシャリストとジェネラリストの特徴

高度成長期からバブル前
くらいまででしょうか。

日本企業の人材育成は

「ジェネラリスト」の
方向に向いていました。

就職してある部署に配属されたら、

三年くらいで次の部署へ、
また三年ぐらい経ったら次へ、

こうして、広く色々な業務を
こなせるようになっていきます。

今でも官公庁などは
この傾向があると聞きます。

ところが、90年代くらいから、

ある一芸に秀でた人
もてはやされるようになります。

例えば海外在住一筋とか、
人事のプロフェッショナルとか、

一般的に「スペシャリスト」
と呼ばれます。

五科目で平均点60点を出せる人より

一科目で100点を取れる人の方が
重宝されるようになったのです。

スペシャリストとジェネラリストはどっちが得?

昔からこう言う立場の方々はいましたが、

会社はスペシャリスト養成に
力を入れるようになり、

誰もが

「スペシャリストになりたい」

を飛び越えて、

「スペシャリストにならなければならない」

と思い込むようになったのです。

スキルの価値というのは
確かに需要と供給で変わります。

誰もが求めるが、できる人がいない
専門分野を習得している人は
強いものです。

しかしこうした価値は
流動性があるのです。

明治大正の時代ならともかく、
確かに現代社会で

「私は英語が話せます」

というアピールをしたくらいでは
あまり自慢できなくなりました。

ここで

「私は中国語がしゃべれます」

という方が希少性が高いので
アピールになる事でしょう。

だからこそ専門知識を持った
スペシャリストを目指すのでしょう。

とは言え、

どんな立場におかれても

「それなりの結果」

を残すという事は大切です。

ジェネラリストも求められます。

もちろん本人の能力や素養などの
要因も関係するでしょうが、

平均的に仕事が
できるということが、

「仕事ができない」

という事とイコールではありません。

ジェネラリストに向いているなら

そちらを目指すのも王道と言えば王道です。

器用貧乏は出世しない?

そしてもう一点、

「器用貧乏は出世しない」

という発想自体も問題です。

もしかしたら、

器用貧乏が災いして出世でき
なかった人はいたかもしれません。

だからと言って、

全ての器用用貧乏な人が出世
できないという事にはならないはずです。

さらに分かりやすい例を、

最近よく耳にする

「草食系男子」

という表現があります。

最近の男子は女性に対して
ガツガツ行かない、

と言った事を表す言葉でしょう。

でも、みんながみんな
そうでしょうか?

男臭さをぷんぷん出して
「ワイルド」に迫る人も
実際にはいます。

思い込みは真実を隠す

こうした、一部で見られる
例を全てと思い込み、

一つのサンプルを全体の
ことのように表現する事を、

コミュニケーション心理学では
「一般化」と言います。

男子はみんな「草食系」だから

ワイルドな男なんて
存在しないかのように、、

特定の政治家が「悪」
だと言われたらそれを信じ込み、

政治家のやる事なす事
全てが悪事に繋がる、

と考えてしまうのも似たり寄ったり、

政治家全てに会って話しを
した事がないにも関わらずです。

つまり、まず、

スペシャリストとジェネラリストの
どちらが上ということはなく、

どちらもメリット、デメリットがあり
本人にあったやり方があります。

また、器用貧乏自体がダメ
だという訳ではなく、

全ての器用貧乏が出世
出来ないという事でもありません。

何でもできるという事で
決して損はしないはずです。

「器用金持ち」という
言葉を流行らせるのも面白そうですね。

もちろん専門知識がある
事も大きな武器になります。

スペシャリストもジェネラリストも
やり方によっては出世できますし、

できない人もいるわけです。

思考を型にはめてしまうのが
一番損するパターンと言えます。

例外を認めない窮屈さの脱出は、

不器用でないと本当に成功しないのか?」

と自分に問いただす事です。

ほとんどの場合、器用で、かつ
成功した人に顔向けできない
思い込みなのです。

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