頭が悪いからが口癖、言い訳の心理学、頭が悪い思い込みの克服

頭が悪いからが口癖、言い訳の心理学、頭が悪い思い込みの克服
今回のテーマは、

頭が悪いからが口癖、言い訳の
心理学、頭が悪い思い込みの克服

について紹介します。

前回「生まれつき頑固だから」

という理由で取り上げた
「生まれつき」という言葉、

「生まれつき音痴だから」
「生まれつき不器用だから」

などなど、

この絶妙な曖昧表現は、

色々な言葉にくっつける
事ができる便利グッズのようです。

そして、今回取り上げるのは、

「生まれつき頭が悪いから」

…という言葉です。

確かに人間は遺伝の要素があります。

しかし生まれつき○○などと
決めつける事はできるのでしょうか?

「自分は頭が悪いから…」

を口癖に何かに付けて
言い訳をする人がいますが、

さて「頭が悪い」というのは
どういうことでしょうか。

何がどれくらい悪いのでしょう。

それよりまず「頭」という言葉です。

「頭」とは何でしょう?

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頭の良し悪しの心理学

頭が良い悪いというのは
厳密には言えません。

人によって才能が違うからです。

つまり頭が悪いのは

「自分は頭が悪い」と
思い込みをしているだけなのです。

頭が良い悪いというのは、

勉強ができるかできないか、
という事でしょうか。

記憶力を指すのでしょうか。

機転が利くと言った回転の速さ
なのでしょうか。

大学受験は失敗したけど、

仕事上の問題解決能力は
突出していたとすれば、

このケースは頭が良いのでしょうか、
悪いのでしょうか?

こう考えるともう

「頭とはこれを指す」

という部分がぐらついてしまいます。

「自分は頭が悪いから」は
通用しない事に気づいてきます。

頭が悪い思い込みの克服

例えば仮に、

頭が悪いのが勉強ができない
と言う意味だとしても、

じゃあ、テストの点数なのか、
知能指数なのか、

さらには数学なのか、
国語なのか、はたまた化学なのか、

「数学は天才的にできるけど、
古文はからきしダメ」

という人は、

頭が良いのでしょうか、
悪いのでしょうか?

この「頭が悪い」という言い方も
限定できない漠然としたものを指し、

基準もなく比較しようもないのに、

自分を一定の枠の中に
決めつけてしまう表現なのです。

これを口癖にしていれば
心理的デメリットが大きいです。

言い訳をしていると思われ
人間関係にもひびが入ります。

言い訳する人は嫌われる心理学

人間は他人に対してだけでなく、
自分に対しても言い訳をしてしまいます。

言い訳は人に嫌われる要素の
上位に入るものです。

アメリカはミズーリ大学の
キャサリン・ジョーダン博士による

こんな心理学実験があります。

48人の大学生を集め

「ある国会議員が賄賂を受け取った」

という架空の作り話をして
大学生の反応を伺いました。

ジョーダン博士は国会議員の
言い分を以下の3通りに分けました。

その1.

「みなさんも、贈り物
くらい受け取るでしょう。」

と、自分の罪を正当化するパターン。

その2.

「私は酔っぱらっていたので
実は良く覚えていないのです」

と、言い訳をするパターン。

その3.

「本当に申し訳ありませんでした」

と、素直に謝罪するパターン。

それぞれの言い分に対して
どう思ったかを尋ねたところ、

1.2.の正統化も言い訳も
どちらも悪く評価され、

唯一良い評価をされたのは、
その3.の素直な謝罪だけでした。

言い訳と思い込みの克服

例えば遅刻をしてしまったとき、

「だって…」という言葉が出そう
になれば止めるようにして、

素直に謝ってしまうのが
ベストな選択です。

同じように自分に対しても
余計な思い込み言い訳をせず、

素直に考えた方が良いのです。

自分を守る為にセルフハンディキャップ
という心理が働き、

ついつい言い訳が口に出る事が
あるかもしれませんが、

これの何がいけないかと言えば、

他人に嫌われるだけでなく、
その思い込みがだんだん真実になるからです。

「頭が悪いから・・」が口癖になると
本当に馬鹿になる恐れがあるのです。

もともと「頭が悪い」という
表現自体が、抽象的な言葉なのですが、

まあ大目に見て

「広い意味での頭の善し悪し」

という事にしましょう。

そんな口癖を克服する為に
以下のことを考えてみてください。

では、これまでの人生の中で、

自分が頭が良いんだなと思った事は、
一度もなかったでしょうか?

自分の人生をさかのぼってみましょう。

これまでで、自分の頭が
一番良かった時期はいつでしょう。

大学受験の直前ですか?

中学校でクラス委員か
何かをしていたときとか、

小学校で先生に褒められたときとか、

頭の良し悪しは生まれつき?

こうした頭が悪いという思い込み
はしっかりと克服すべきです。

思い返してみれば誰もが
自分が絶好調だった時期というのは、
きっとどこかであったはずです。

「何も良い事がなかった」

というのなら、

進学も出来なければ、
仕事をする事だって出来ません。

程度の差はあれ、
喜びはあったはずです。

その良いとき

「自分がイケている過去」

を思い出し、

そして十分味わってみてください。

周囲の友人の声や笑顔、

それらを受けてワクワクドキドキ
している感覚を味わうのです。

それから現在に帰ってきます。

そう考えれば、

悪い事ばかりではなく、
良い事もあったでしょう。

「自分の頭は悪くないかも」

と思える事だってあったはずです。

タイムラインは思い込みの克服法

そう言う時期があったという事は、

「生まれつき頭が悪いから」

という事にはならない、

という事に気がつきませんか。

今直面している問題に対して、

「頭が悪い」ことを理由に言い逃れ
するなど無駄な抵抗です。

「頭が悪い」と決めつけることより、

「自分も頭悪くないじゃん」

と思い込む方が、

何事にも前向きに取り組めるでしょう。

コミュニケーション心理学では、
この時間軸を「タイムライン」と言い、

この時間軸を行き来して自分を
良い状態に持っていく事ができる
心理的な克服法なのです。

単なる言い訳の口癖は
辞めてしまいましょう。

「頭が悪い」と言いつつ、

しぶとくそれを思い続ける
記憶力の良さ、

粘り強さは天下一品、

しかも、時と場合によって使い分ける
「頭のよさ」は大いに威張れるのです。

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