戦国武将が使った色の心理効果、のぼり旗などカラー戦略の特徴

戦国武将が使った色の心理効果、のぼり旗などカラー戦略の特徴
今回のテーマは、

戦国武将が使った色の心理効果、
のぼり旗などカラー戦略の特徴

について紹介します。

私たちは企業や人物などを見て
「色」をイメージする事があります。

私たちは色に関して共通の
認識を持つ事があります。

日本の歴史の中でも、

たくさんのカリスマ性のある
人物が世に出てきた

戦国時代は現代のビジネスマン
にも人気が高い時代です。

個性溢れる戦国武将たちは、

鎧、甲冑、陣羽織、武具、馬具、
のぼり旗などに

それぞれ色のパワーを
取り入れてきました。

自分の強い個性を打ち出すために、

無意識の色の持つ心理効果や
メッセージを活用していたのです。

戦国武将たちに
一番人気があった色は、

何と言っても心と体を戦闘態勢にし、

勝負事を強くする赤色、

武具、指物、馬具など
全て炎の色である「朱色」

で統一していた風林火山の
のぼり旗、武田信玄は特に有名です。

こうしたイメージカラーは
昔から現在まで使われているのです。

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戦国武将が使った色の心理効果

武田軍のぼり旗に用いられている

「朱色」というのは、

武田信玄軍の精強さを現すとされ、

他の軍を恐れさせていたとの事です。

また自分のモチベーションアップにも
繋がっていたのではないでしょうか。

赤は膨張色の代表例であり、

自軍の兵士が少なくても
朱色のを用いる事により、

実数以上にたくさんの
軍を率いているかのように見せる、

ボリュームアップの
心理効果もありました。

武田信玄は、色のパワーを
自然と自分の成功へのツールとして

カラー戦略を活用していたのです。

ちなみに、武田軍は全てのものに
朱色を用いたので、

「赤備え軍団」

と言われていました。

兵士のふんどしさえも赤で統一し、

過酷な戦乱の世を生命力
溢れる赤色のパワー

乗り越えてきたのです。

戦国武将が好む赤色の特徴

上杉謙信や、小早川秀秋も

猩猩緋(しょうじょうひ)

と呼ばれる

日本の伝統色である黄みの強い
鮮やかな赤の陣羽織で、

カリスマ的なヒーロー性を
アピールしていました。

特に越後の国の大名、

戦の神として恐れられた
上杉謙信が愛用していたのは、

スペイン性の赤いマント、

ゴールドの太いモールで緑どられた
唐草織りのビロード素材で作られ、

詰め襟にはゴールドの刺繍が入った
水色が施されていました。

このマントは、1574年に

織田信長から謙信に
贈られたものと言われています。

派手さが伝えられる織田信長の
カラー戦略も特筆すべき所でしょう。

のぼり旗などカラー戦略の特徴

信長を代表として、

戦国武将は華やかな
色を好む傾向がありました。

これは色のも強さを自身の戦いの
パワーに変える必要があったからでしょう。

対照的に、

織田信長を謀反により倒した
明智光秀は、

「空色に近い明るめの優しい青」

をのぼり旗などに取り入れました。

赤の強いアグレッシブな
印象とは逆に、

青は冷静に集中力を
高める力を授けてくれ、

緻密な戦略を高めます。

青色は賢者の色、

知的な武将のイメージを
演出するのにも、

光秀のカラー戦略は
的を得ていたと言えるでしょう。

豊臣秀吉が使った色の心理効果

また豊臣秀吉は黄色をのぼり旗
などに取り入れました。

黄色は人から好かれやすくする

「庶民性」や「親しみやすさ

を伝えてくれる色です。

そして、多くの人たちと
仲良くなれる色です。

黄色好きな人は、

人を喜ばせる事が好きという
傾向があります。

秀吉は足軽から天下を治めた、
まさに人の心をつかむ達人でした。

秀吉の特性は、

黄色を好むと言う深層心理
によく現れていると言えるでしょう。

これらのように、

戦国武将たちは
色の持つ心理効果を、

人の心をとらえたり、
自分の心を高めたりするための
フル活用していたのです。

現代ちびっ子に人気の戦隊ヒーローと色のイメージ

こうした色の効果は、

現代の子供たちのヒーロー戦隊シリーズ
にも受け継がれているのかもしれません。

戦隊に属している戦士たちが
協力して世界平和を守るために
巨大な悪の組織と戦う特撮番組ですが、

1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』

では、

「赤」「青」「黄」「緑」「ピンク」

という五色の役柄が色分けされ、
キャラクターが設定されていました。

「赤」というのは、

ご存知のようにリーダーの色です。

目立ちたがりで、慎重さに
欠ける所があるものの、

行動力があって他のメンバーを
引っ張るというイメージがあります。

そんな行動的で突拍子もない
「赤」を抑える役柄を演じるのが、

冷静沈着で知的な「青」や「緑」
の戦士です。

そしてチームのムードメーカー
となるのが「黄」の戦士、

自分の置かれた状況を
無視して空気の読めない役柄を
演じる事が多いものの、

その分みんなから好かれる
愛されるキャラです。

そして戦隊の紅一点が「ピンク」
で「赤」の彼女になる
ヒロイン役として描かれます。

色と役柄をマッチングさせ
演じ分けたのが戦隊シリーズの
大きな特徴と言えるでしょう。

その後の戦隊シリーズが
色分けされて基本的な役柄を
踏襲し続けたというのも、

私たちがそれぞれの「色」に
対して共通のイメージを持っている事を
表しているのかもしれません。

つまり私たちが「赤」に対して
持っている共通のイーメージが
「リーダー」の色というのも、

武田信玄の時代からテレビに映る
子供たちのヒーローまで、

脈々と受け継がれてきた効果なのです。

現代の戦隊ヒーローから戦国武将まで、

キャラクターを色で分ける心理効果や、

のぼり旗などカラー戦略は
いつの時代も使われてきたのです。

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