単調な仕事で集中状態に入る、クリエイティブなゾーンと瞑想状態


今回のテーマは、

単調な仕事で集中状態に入る、
クリエイティブなゾーンと瞑想状態

について紹介します。

確かに会社の中では、

「立場が人をつくる」

ということが良く言われます。

昇進、昇格などで責任のある立場に就き、

それに見合った責任ある
態度をとるようになるような場合、

一気に成長する姿が見られます。

しかし逆に立場が人を潰すことも
あります。

その立場の重圧に耐えきれず
潰れてしまう人もそうですが、

「それは自分の仕事ではない…」

と、単調な仕事を軽視することも
実は弊害だったりします。

コピー取りや袋詰めと言った
単調な仕事を嫌う人は多いです。

でもこれも、

加速していくと結構面白いものです。

こう言った作業で脳は「ゾーン」
に入る事ができるからです。

ゾーンに入るというのは、

意識が集中し、

一種に瞑想状態に入る事を指します。

複雑な仕事の場合は、

頭を使うのに忙しいため、
こうはならないでしょう。

瞑想状態に入ると、

自分自身の行動は
自動化してきますが、

意識はハッキリとして、
作業する自分を見つめています。

単純作業の場合、

特に自然に手が動くようになるものです。

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単調な仕事で集中状態に入る

このとき、

自然に最高の速度、

最高の完成度を目指して
作業を行うようになるのです。

これを極めて行くと、

その世界における
プロフェッショナルになります。

これを私は「○○職人」
と呼んでいます。

袋詰めなら、

「袋詰め職人」になるわけです。

このときの頭の中は、

細かい作業に集中する一方で、

非常にはっきり
目覚めているはずです。

まさに瞑想と同じ状態です。

単調な仕事を嫌う人、真剣にやる人

私の知り合いのコンサルティング会社の
マネージメント部長が、

興味深いことを言っていました。

大手コンサル会社であっても、

例えば、

DMの封入作業や広報誌の印刷、
製本作業など、

急ぎの単純作業が発生することが良くあり、

そのような場合には事務職の
人たちでは手が足りず、

若手を中心にコンサルタントたち
も駆り出されることになるそうです。

こう言う時の対応は、
はっきりと二極化するそうです。

「なぜ自分がこんなことを…」

という不満を露骨に顔にあらわし、

終止不機嫌な態度をとり
渋々ながらダラダラやる人と、

一生懸命に没頭して作業を
行う人とに別れるそうです。

仕事で集中状態に入る簡単な方法

その後の彼らの仕事ぶりや
貢献度を見て行くと、

後者の方が大きく伸びると言います。

部長さんもその理由ははっきりと
分からなかったと言いますが、

謙虚さゆえか、他者との関係性ゆえか

性格の違いか…と思っていたそうですが、

ある若手が数人で単純作業に
駆り出されている時のこと、

例によって多くの人が文句を言いながら、
ひどく効率的に作業を行っている傍ら、

額に背をにじませてまさに
没頭して集中状態でやっている人がいて、

「ずいぶん熱心にやってるな」

と声をかけた所、

「これはこれで重要な仕事ですから」

という返答が返ってきたそうです。

部長さんはこの意識で差が
生まれるのだと確信したそうです。

単純な仕事でもそれを雑用と
とらえていたのではなく、

会社のマーケティングに関わる
重要な仕事と理解して、

その場で与えられる役割と
すぐさま一体化して、

十分なパフォーマンスを
挙げられるよう力を尽くしているのです。

クリエイティブなゾーンと瞑想状態

まさしく単調な仕事であっても、

会社組織として働く上で
どんな仕事でも重要な意味がある

と理解しているか否かは重要で、

切り替えながら仕事をできる人は
数年後時間が経つにつれ、

幅広い能力を身につけることができます。

一方で余計なプライドが邪魔して、

目の前の仕事と自己像との
ギャップが埋まられない人は、

その後も色々な状況や場面、
その時々で与えられる役割に一体化できず、

周囲からも本人も違和感を
抱えつつ仕事をする事になり、

成長が鈍化して、パフォーマンスが
挙げられなくなるのです

単調な仕事を目の前に
どんな態度で取り組むか一つ見ても、

将来の成果が変わるのが
分かるというのは興味深い所です。

そしてこうした単調な単純作業は、

実は脳の機能を大きく
向上させることも分かっています。

クリエイティブなゾーンと瞑想状態に入る
最も手軽な方法だったりします。

禅の世界では、

箸の上げ下げを始め

日常生活の些細な事全てに非常に
細かい決まりを設けているそうです。

これは

「あらゆる事に対し、意識的であれ」

という意味です。

単調な仕事とクリエイティブな仕事

前の世界では全て意識的に行い、
無意識に何かをしてはいけません。

ご飯を食べる事一つにとっても、

必ず意識して行うのです。

するとどうなるでしょうか?

脳はそこに没頭するのです。

脳のパワーはフル回転し始めるのです。

単純作業の中で
そのように振る舞う事で、

脳をゾーン、瞑想に入りやすい
状態にしているのです。

単純作業はクリエイティブな
仕事とは正反対のように見えますが、

脳にとって非常に良い
状態であるとも言えます。

最初は面倒だと思っても、

ゾーンに入ると今度は
気持ちよくととまらなくなるのです。

そもそも仕事というのは、

それが一般的にクリエイティブ
と言われているものであっても、

ほとんどが単調なものです。

その一瞬一瞬に集中し、

脳にストレスのない状態を
作る事が大事なのです。

そんな冷静な心持ちで、

色々な単純作業を組み合わせていくと、

総体としてクリエイティブ
な仕事になるのです。

会社から与えられなくても
進んで単調作業をしてから、

仕事をすれば脳のよいウォーミング
アップのような効果を果たし、

次の仕事にもスムーズに
取りかかれるようになるでしょう。

単調な仕事でゾーンと瞑想状態に入る

単純な仕事に耐えられない人は、

クリエイティブな仕事も
できないのです。

これは集中状態の維持できる
時間にも関わってきます。

先ほどのコンサルタントたちの
例でいれば、

嫌々ながらでもやるのであれば、
しっかり取り組むべきなのです。

それは会社の為だけでなく、
自分の脳の為にもなるのです。

大作家であるトルストイは

『戦争と平和』を書いた事について、

「こんな単調な仕事をして、
人生を無駄にしてしまった」

と嘆いてします。

たしかに、あれだけの大作を
書くのは単調な作業とも言えます。

でも、その積み重ねによってしか

『戦争と平和』は生まれなかったのです。

ほとんどの仕事は、
そのように出来ています。

単調な仕事とクリエイティブな仕事は
実際には8:2あるいは9:1ほどの
割合ではないでしょうか。

であれば単調な仕事が土台となり、
それをおろそかにしては行けません。

単調さに負けそうになった時、
いかに瞑想状態を作り出し、

気持ちよく仕事をするかが大切なのです。

瞑想状態を作るコツは、

非常に微細な部分に
心を集中させる事です。

外から見ればまったく
同じように見えても、

内側に入って、その分野のプロに
なった自分からすれば微妙に違います。

そう言うツボに入り込んでしまえば、

一見、単調な作業でも
一つ一つが面白く感じられ、

長時間やっても苦にならなくなります。

それがゾーンに入った状態
瞑想している状態なのです。

そしてこれは自分の脳を鍛える
素晴らしい訓練にもなるのです。

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