拡散したエネルギーを集中させる禁欲のメリットと心理学的方法


今回のテーマは、

拡散したエネルギーを集中させる
禁欲のメリットと心理学的方法

について紹介します。

例えば、

お昼などにお腹いっぱい
美味しい物を食べ過ぎた後、

眠くなって頭がボーッとして

その後仕事や勉強に身が入らない…

という経験をしたことがある人は
多いのではないでしょうか。

あるいは、周りは皆合コンや飲み会
をしていて楽しそうにしているのに、

自分だけ仕事をしていると、

取り残されて気分になって
集中できず気になってしょうがない

ということもあると思います。

テレビやゲームや漫画が
たくさんある環境で、

真面目に勉強をしなさいと
いわれても正直できないものです。

そうです。

人はなにかに満たされすぎると
脳が散漫になってしまう物です。

逆に、ハングリー精神ではないですが、

何か満たされない、渇望感があるほど
なにかに集中したり、没頭して
頭が覚醒されたようになります。

こうした心理をあえてコントロール
する事が出来れば、

人生は間違いなく変わります。

最近では死語になりつつある
「禁欲」ですが、

かつて禁欲は、非常に
メジャーなものでした。

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恋愛に目もくれず勉強する方法

例えば、

恋愛にエネルギーを割かず、

とにかく今は勉強に
集中する、という訳です。

例えば、

東大に大勢を合格させる
有名進学校は、男子校が主流でした。

これらの学校に共通しているのは、

「俺たちは勉強一筋、女なんか興味ない」

というヤケクソ的なパワーです。

でも現在では、

共学が主流になりつつあります。

別に性別を分けて勉強をする
必要はないだろうという流れです。

時代遅れの考えかもしれませんが

禁欲のパワーには心理的な
メリットのある方法なのです。

拡散したエネルギーを集中させる

ではなぜ以前は
男女を分けていたのでしょうか。

それは10代の

「異性とつき合いたい」

という生物としての膨大な
「基本エネルギー」をせき止め、

ダム化すると言う教育者側の
意図があったからです。

生物学的に見て、異性に
興味がない訳がありません。

特に若い頃のエネルギーは強大です。

だからこそそのエネルギーを
別の物に向けた時に、

大きな壁を打ち砕くことができるのです。

遊びや恋愛など拡散しがちな

そのエネルギーを
勉強に振り向けさせ、

一流の人間に仕立て
上げようと言う訳です。

「不純異性交遊」といった
学校のルールというのは、

恐らく当初は道徳的な物ではなく
一流の人間を育てる為のメソッド
だったはずです。

つまり「禁欲」には、

宗教の修行などの例に
見られるように、

すればするほど人格が
向上していくようなイメージが
ついていたのです。

禁欲のメリットとデメリット

もちろん、これには
異論反論もあるでしょう。

メリットもあれば
デメリットもあります。

しかし、人間の欲望がエネルギー
である事は間違いありません。

それを好き放題に拡散
させるのではなく、

ある程度自分でコントロールする
技術は重要です。

それがなければ、

エネルギーを重要な一点に
傾注させる事が出来ないからです。

そしてそのための方法として禁欲は
心理学的に言っても有効な方法なのです。

例えば、

ゲームばかりしていて
勉強が手につかないとすれば、

それは本人にとって問題です。

でも、ある時点で

「ゲームをいくらやっても
頭はよくならない。

人生のステップアップにはならない」

と気づくはずです。

或は膨大な時間の浪費
愕然とするかもしれません。

そのときには、ゲーム機を封印
するぐらいの覚悟が欲しい所です。

「ゲームしないで勉強する」

と決めても人の心は弱いはずです。

目の前にゲームがあれば
ついついやってしまいます。

であれば集中する環境作りの為には

ゲーム機はなくしてしまった方が良いのです。

イチロー選手の成功法則は「捨てる」こと?

そう言う意味では、

究極の成功法則というのは

「何を得るか?」ではなくて
「何を捨てるか?」なのかもしれません。

「もっと知識を増やせば、
壁を乗りこえられるだろう」

「もっと色々な仕事をすれば
成功できるはず」

…と考えるのが普通でしょうが、

成功者は逆のことを
考えていたりします。

大リーガーのイチロー選手は

「今でもブレない自分という物が
完全に出来上がっている訳ではないです。

ただ、その時々に感じた物を
削除すると言う行為を繰り返して
きただけなんです。」

と、バッティングの技術
について尋ねられたとき、

記者にこう答えたようです。

自分に「プラスして行く」のではなく、
自分が持っている物を「マイナスして行く」

なかなか出来ることではないですが、

このシンプルな
思考、行動パターンが

イチロー選手の集中力の
根源なのではないでしょうか。

禁欲と集中力の意外な関係

余分な物を取り除く作業に
没頭すれば五感が研ぎ澄まされ、

徐々に自分のコアな部分が
見えれ来るものなのです。

イチロー選手もこうして自分の
余分な物や悪いものを取り除いて行き、

自分がそのときに良いと思った
一点に集中して突き進むことで、

一歩一歩ステップアップしたのでしょう。

集中力を養い、
結果を出す為には、

「本当に自分に必要な物は何か?」

と自分自身の問いかけ、

その本当に欲しいものを得る為に、

余計な物は捨てる、無駄な物は捨てる、
中途半端な物は捨てる、

と覚悟するほど、この禁欲の
メリットが効果を発揮し、

本当に欲しいものが手に入るのです。

禁欲を活用した心理学的方法

私は実際に、

知人から段ボール箱いっぱいの
漫画本が送られてきた事があります。

「これにハマっていて
自分のやるべき事に集中できない」

という事なのですが、

ならば捨てれば
良さそうなものですが、

「お前の役に立てればと思った」

と言いますが、

実際には捨てるのは嫌だが、

友人である私の元にあれば
安心するという心理から来るのでしょう。

また、私にやるべき事に
集中する宣言にもなり、

拡散したエネルギーを集中
させる事にもなります。

こうして人に送りつける
という発想はなかなか興味深いです。

送られる側が喜ぶか迷惑に思うかは
ケースバイケースですが、

とにかく自分の意思で段ボール
詰めした所がポイントです。

完全に破棄し、楽しみを
根底から断ち切るのは、

いささかストイックにすぎます。

そこまで欲望を制限するのは、
かえって良くないです。

その点、段ボール詰めで
欲望を制限するくらいなら、

ちょうどいい方法のような気もします。

欲望をコントロールする心理学的意味

これが功を奏してか
見事彼は目標を達成しました。

禁欲と引き換えに夢を実現したのです。

あのまま漫画を読み続けて
多少は楽しいかもしれませんが、

彼の人生は変わりません。

しかし、それをあえて手放すこと
で大きな物を手に入れたのです。

こうした人間の欲望の根源から
行動パターンを理解すると、

人生は上手く進んで行きます。

ストレスを引き起こす原因の事を、

ストレッサーと言います。

同様に、欲望にもスイッチ
のようなものがあります。

何らかの形で五感を刺激し、

目覚めさせるようなものです。

先ほどの知人にとって

漫画本そのものが
スイッチという事になるでしょう。

ならばそれを自分の視界から
遠ざけるだけで良いのです。

ストイックに修行僧のように
禁欲をする必要はないですが、

例えば、

「このプロジェクトが
終わるまでお酒は控える」

など、期限を決めれば
禁欲のメリットを活用できます。

捨てるまでしなくても、

段ボール箱に詰めておくだけで
十分に効果があるはずです。

或はテレビが壊れたとき、

そのまま買わずにいたら、

いつの間にかテレビを見なくても

平気になったというような
例もよくあります。

欲望のスイッチを
入れさせないためには、

外的条件を緩やかに
整えれば済む場合が多いのです。

ぜひ参考にしてください。

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