過剰な親切は嫉妬の裏返し?純粋な親切と親切の裏側にある心理

過剰な親切は嫉妬の裏返し?純粋な親切と親切の裏側にある心理
今回のテーマは、

過剰な親切は嫉妬の裏返し?
純粋な親切と親切の裏側にある心理

について紹介します。

人間心理の特徴として、

他人に知られたくない強い欲望や感情、

特に憎悪や攻撃、嫉妬など
反社会的感情を持つと、

それをカムフラージュしようとして
心の奥底に抑え付け、

無意識の世界に押し込んでしまいます。

そんなとき人は、その欲望や
感情と全く正反対な行動を
とることがあります。

こうした心のメカニズムを、

心理学の世界では

「反動形成」
(reaction formation)

と呼びます。

あなたの周囲に、

異様にあなたに親切に
アクセスしてくる人はいませんか?

もしいたとしたら、

純粋にあなたに好意を
抱いてアクセスしてきているとは
限りませんので要注意です。

もちろん純粋な親切も
世の中にはたくさんありますが、

その場合はいわゆる

「小さな親切」
「適切な親切」

がほとんどで、

理にかなった親切をするものです。

ところが行き過ぎた過剰な親切の裏には
興味深い心理が隠されています。

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純粋な親切と適度な親切の心理

例えばこんな親切なら
特に問題はないでしょう。

あなた:
「一階までいくなら、
ついでに缶コーヒーを
買ってきてくれないか」

同僚A:
「いいよ。いつものヤツ
でいいんだろう」

同僚A:
「確か君、○○バンドの
ファンって言ってたよね。

実はライブのチケットを
入手したんだけど、

その日行けなくなっちゃって、

良かったら君にあげるから
行かないかい?」

あなた:
「そりゃ、凄いなあ。
○○バンドは大好きだから、
ぜひ活かせてもらうよ。」

この程度の親切だったら、
何の問題もありません。

純粋な親切心と
考えて良いでしょう。

人間関係をスムーズで
良好にする為にお互いに

必要な親切とも言えます。

でも以下のような、

くどい親切、しつこい親切

となるとちょっと問題です。

過剰な親切と親切の裏側にある心理

同僚B:
「下まで行ったんで、
ついでに缶コーヒー買って来たよ。

君缶コーヒー好きだろう。
これは僕のおごりだよ。」

同僚B:
「あと、実家から
サクランボ送ってきたんだ。

良かったら奥さんと食べてよ。

産地直送だからきっと
美味しいと思うよ。」

あなた:
「あ、ありがとう・・
いつも悪いにね、、」

あなた:
「今日、車故障しちゃってさあ、
久しぶりに会社までバスで来たんだ。

Cくん、悪いけど帰り
乗せていってもらえないかな。

方角一緒だから言いだろ」

後輩C:
「いいですよ、でも途中でスーパーに
寄って行かなければならなくて、

それでもいいですか?

実はかみさんに買い物頼まれてて、
でもすぐ終わりますけど」

同僚B:
「いやいや、C君はいいよ。
僕が乗せていってあげるから」

あなた:
「でも、君は方角が逆じゃないか、、」

同僚B:
「いいよ、いいよ、
どうせ暇だから送っていくよ」

あなた:
「え?…、あ、ありがとう」

などここまでくると
親切もちょっと異常です。

過剰な親切をする裏には
ある心理が隠されている可能性があります。

過剰な親切は嫉妬の裏返し?

こちらから頼んだ訳でもないのに、

すべてBさんからの言い出しです。

それにしてもBさんは
本当に純粋な親切心から

こうした言動をしているのでしょうか。

心理学的に言えば、

残念ながらそうではありません。

驚くかもしれませんが、

実はBさんはあなたを嫉妬し、
憎んでいる可能性があります。

その理由はケースバイケースですから、

一概には言えませんが、

もしかしたら何らかの
理由であなたに嫉妬している
のかもしれません。

では、嫉妬して憎んでいる
のだとしたら、

なぜ意地悪ではなくて
親切なのでしょうか。

ここが人間心理の不可解な所です。

私の知人の男性は、

自分の恋敵として憎くて
たまらない相手がいました。

しかしその相手は自分の世話に
なった人の子供だったので、

その感情を知られてはマズイし
自分でも憎しみや嫉妬を持っていない
と思い込もうとして、

結局彼はこの心理的ジレンマを抑圧し、

逆に馬鹿丁寧な言葉遣いと
礼儀正しさでカムフラージュ
しようとしました。

人間の親切心の裏側にある心理

実は人間は心に思っている
こととは反対の事を

やってしまう事があるのです。

これを心理学では反動形成
というのですが、

以前に、チンピラが
肩で風を切って歩く…

という心理を説明しましたが、

ここでも概ねあれと同じ
理屈と言えます。

他にも例えば浮気をしている人は

その反社会的行動であることを
誰よりも自覚しているわけですから、

世間の目をごまかそうと
必要以上に「反動形成」によって

誠実すぎる夫を演じることがあります。

先ほどの親切すぎるケースでは
本当は有能なあなたに対して、

Bさんは嫉妬などから
攻撃に出たい所なのですが、

小心、実力不足などの
理由からそれが出来ず、

その反動でつい逆の対応
(親切、褒め言葉)をしてしまう
という可能性があるのです。

でもそのエネルギーな
ネガティブなものなので、

過剰な親切となって現れるのです。

ほどほどの親切が良好な関係

先ほどの場合、

Bさんがそれを意識的に
やっているかどうかは
定かではありません。

もしかしたらBさん自身は、

「自分はお人好しで
○○の為にやっているんだ」

と思っているかもしれません。

でも深層心理では
憎んでいますから、

チャンスが到来したときには
攻撃に転じる可能性は
十分考えられます。

こうした態度は自己を防衛しよう
とする心理から来るのですが、

反動形成の心理は時に、

度を超えた態度となって
現れることがあります。

したがって、違和感を覚える
ほどの親切心や褒め言葉

アクセスしてくる人間には
くれぐれも注意が必要です。

過剰な親切は嫉妬や嫌悪の
裏返しかもしれません。

余談ですが、

親を切ると書いて親切と読みます。

同様に大きく切ると書いて、

大切と読みます。

日本語的な感覚からは
逆だと思うのですが、

これは一体どういう事でしょうか。

もしかしたら、

親切、大切ほどの言葉を
多用する人間には気をつけなさい、

というメッセージがこの漢字に
込められているのかもしれません。

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