自分の呼び方、一人称で印象が変わる「僕」と「私」の使い分け方

自分の呼び方、一人称で印象が変わる「僕」と「私」の使い分け方
今回のテーマは、

自分の呼び方、一人称で印象が
変わる「僕」と「私」の使い分け方

について紹介します。

私たちは日々、様々な場所で
様々な人に出会います。

まずは当たり障りもないような
よもや話に花を咲かせているうちに、

お互いの仕事の話に発展したり、

それが実際に仕事に繋がったり、
友情に繋がって行ったり、、

人の縁というのは不思議なものですが、

こうした会話の場面で
自分の事をどう呼ぶかで、

その人物に対する
印象が変わってくると言います。

日本語の一人称は数が多いです。

そのどれを選ぶかで、

その人の個性が
推し量れると言います。

ある評論家によれば、

自分の事を「僕」と呼ぶ人は
甘えん坊の証拠だと言います。

神戸で連続児童殺傷事件が起きたとき、

犯人やマスコミや警察に
よこした犯行声明文の中に

「ぼく」という単語が
数多くあった事を分析して

犯人像についてそう言ったのです。

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「僕」の一人称の印象と特徴

しかし「僕」を使っているからと言って

すぐさまその人が
甘えん坊であるとは

必ずしも断言できないでしょう。

かつて、気取った知識人たちが

頻繁に「僕」を使った
時代がありましたが、

現代はどちらかと言えば
若い人も頻繁に使います。

「私」という言葉では
多少改まった印象を与えて、

親身なイメージがあまりないので
「僕」を使うのでしょう。

「僕」は、少年や若い人に
多く使われる一人称で、

フォーマルな場や、職場では
あまり使う人はいません。

親しみがあり、ざっくばらんで、
インフォマールな場で使われる
言葉とされています。

それをフォーマルな場でも
押し通すというのは、

幼児的であり甘えん坊
と見られてしまうのです。

「私」の一人称の印象と特徴

若い事には「僕」を
使っていた人でも、

ある程度の年齢になったり、

地位が上昇したりすると、

次第に「私」という
言葉を使うようになってきます。

これは社会人として、

そうした言葉で自分の事を
表現するのがいいのではないか
と思い始めるからでしょう。

つまり「僕」と「私」の間には、

立場や年齢と言ったものによって、

使用して適当かどうかと言う
TPOがあるという事になります。

「僕」はプライベート、
「私」はフォーマルな場

という事でしょう。

この事を上手く人間関係で
活用する事が出来ます。

例えば個人的な打ち明け話
などをするときには、

「僕はこう考えているんです」

といったように言います。

そして、公式の場や会社などでは

「私としては、こう考えます」

と言い換えます。

自分の呼び方、一人称を
上手く使い分けると、

より親密な関係
作り上げる事が可能となります。

自分の呼び方、一人称の使い分けで印象が変わる

例えば、

親密な相談を受けているときには、

「私は」と改まった
言い方をすると、

堅苦しいことを言われそうで
相手もかしこまってしまいますが、

そこでは「僕」と
ざっくばらんな調子で言えば、

相手もリラックスして
聞き入れてくれるでしょう。

普段は「私」を使っている人が、

状況によっては
「僕」を使えば、

それだけで、この場は
インフォーマルな場だと言う
演出になる事でしょう。

会社にいる時と同じ言葉遣い

どこに行っても押し通す事を、

「立場(役割)言葉を使う」

と言います。

いつも立場言葉ばかりで
押し通す人は、

近づきたいと人は
感じるものです。

役割言葉が常に礼儀正しく、

人を大切にしているとは限りません。

言葉を上手く使い分ける事も、

人付き合いでは大切な
テクニックと言えるのです。

目の前の相手が親友の部下だった場合

こうした一人称や自分の
呼び方の使い分けの効果は、

自分の呼び方だけではなく、
相手の呼び方も関わってきます。

大人になればたいてい
相手を尊重するような呼び方

「さん」「様」「肩書き」

で相手を呼ぶことでしょう。

「ちゃん」「君」「あだ名」

など学生時代のノリでは相手のことを
呼ばないのが普通です。

ただ、困ってしまうのはこんな場面です。

たまたま名刺交換した相手が、

自分の幼なじみの親友と同じ
組織で働いていることが分かり、
話が弾みます。

そんな時に自分の親友が、
相手の上役だった場合、

言葉遣いなどについて慎重に
する必要があるでしょう。

親友であれば相手が社会的に
地位がある人であっても、

呼び捨てなどにするのが普通でしょうが、

思いがけなく親友の名前が
でてきたので、

懐かしさのあまり、

その人との話の中でも
呼び捨てにしたくなります。

しかしこの呼び方で印象が変わってしまうのです。

自分の呼び方、相手の呼び方の使い分け方

しかしここで相手の心情について
思いを及ぼさなければ行けません。

自分の親友でも相手の上役であれば、

普段は呼び捨てでも、

相手の話の中ではきちんど
「さん」付けの敬称で呼ぶべきでしょう。

それは親友に対する敬意ではなく、

目の前にいる相手に敬意を表す為です。

目の前の相手と対等な関係を
築きたかったとしても、

相手の上司を呼び捨てにすれば、
相手は自分より下の地位にいるという
構図が成り立ってしまいます。

会社の中の上下関係と
純粋な人間関係における親友を

同列の繋がりに結びつけて考えるのは
確かに論理的ではないですが、

人間の感覚はこうした
ニュアンスを敏感に感じ取るのです。

良く詐欺師的な手法で、

「○○さんを良く知っている」

と大物の名前や知り合いであろう人の
名を挙げて信頼を得ようとする
テクニックがあります。

そう言われれば相手は知っている
と言われた人に、

その点をすぐ確認できるわけではありません。

名刺の交換をしたことがある
という関係であっても、

「良く知っている」と言っている
ケースもあります。

それだけでなぜか信頼をしてしまい
騙されるということもあるのです。

自分の呼び方や相手の呼び方ひとつで
印象が変わるわけです。

一人称の「僕」と「私」の使い分け方も
相手や知り合いの呼び方まで気を使える人が、

コミュニケーションをうまく
運べる人と言えそうです。

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