正論を言う人、理詰めで話す人の特徴と正論と反論、反発の心理学


今回のテーマは、

正論を言う人、理詰めで話す人の
特徴と正論と反論、反発の心理学

について紹介します。

例えば、

日常でちょっとした
失敗があったときに、

「だから言ったじゃないの。

私の言う通りにしていれば、
こんな事にはならなかったはずだわ」

などと、奥さんに
責められる事があります。

ここで、

「何を言ってるんだ。
俺のやり方に口を出さないでくれ。」

と反発して言い返せば、

即刻喧嘩が始まっても
仕方がありません。

奥さんの言い分が正論であっても、

人間にはなぜか反論したくなる
興味深い心理があります。

子供の頃から、

「これをしちゃダメ」
「これは食べちゃダメ」

何ど言われればますます
やりたくなったり、欲しくなったり、

ダメと言われるほど、
お母さん相手に暴れてダダをこねたり
したのではないでしょうか?

しかし成長して、道理を覚え、
正論を身につけてしまいます。

その方が楽なのです。

確かに、何事もそうですが、

ルールを守っている限りは

大きな間違いを犯さない事でしょう。

正しい事、正論、理論…

それを守っていれば問題は
あまり起こらなかったりします。

ミスや、失敗、事故と
言ったことが起きるのは

どこかで基本ルールを端折っていたり

いい加減にすませていた時
だったりします。

かつて東海村で起きた
原発の臨界事故も、

バケツで放射性物質を混合するという
基本ルールから外れた作業を
していたからです。

正論には反論、反発したくなる心理学

しかし、基本原則だから
快く守れるというものではありません。

逆に基本原則だからこそ、

守るものが面倒になる事も多いです。

それどころか、

正論には反発し、反論
したくなる気持ちも生まれます。

もともと人間には

正論だからこそ肯定できない
という心理もあります。

例えば、

学校の校則でこうしなければ
ならないと決まっている事を

あえて破りたくなる人が
出てくるのも、

正論に対する反発意識からでしょう。

学生時代には、

やたらルールを押し付けてくる
正論を言う同級生がいました。

廊下を走っていると、

「廊下は走っちゃ行けないのよ」

と注意してきたりします。

悪い事を同級生がしていれば
それがいかに悪いか理詰めで話す人
がいました。

が、同級生からなぜか
その人は煙たがれていました。

確かにルールに外れた事は
しては行けない事なのですから、

本人にも自分が悪い事を
しているという自覚はあります。

しかし、それをあからさまに
指摘されると、

やはり面白くないですし、
反発したくもなります。

正論を言う人、理詰めで話す人の特徴

聖書にでてくるのは、

エデンの園で、アダムもイブも
食べ物には困っていません。

何も不自由はありません。

それなのになぜ彼らは
「禁断の果実」を食べたのでしょう?

…それは、禁止されたからです。

禁じられる、抑圧すると
反発したくなるのが私たちの
心理学的傾向です。

でも、相手が正論を言う人、
理詰めで話す人だった場合、

相手の言っている事は
正論なのだから、

反対意見は言えません。

つまり、反論をしにくい為に

誰でも黙り込まざるを得ません。

もっとも、それが相手の
言う事を聞いたという事ではありません。

注意された方としては、
納得したという事ではなく、

とりあえず服従しているだけなのです。

少なくとも、

頭では分かっていても、
心では納得できないと言う
状態になっています。

納得しなければ
理解はないのですし、

理解がなければ肯定もありません。

すると、正論を真っ向から
振りかざすのは、

結局、相手を面従腹背させるだけで、

心から納得して理解し合う
人付き合いにはなりません。

あまのじゃくと反論、反発の心理学

自分が絶対に正しい
と思った事は、

徹底的に相手に
納得を求める人がいます。

とことんまで
理詰めで話す人がいます。

しかし、正しい意見だからこそ、

従う事が出来ないと言う
心理がある事を

忘れてはならないのです。

人間にはあまのじゃくな
ところがあるものです。

暴走族に、近所迷惑
だから辞めろと言っても

暴走行為は辞めないでしょう。

警察を呼んで、

法律と権力をかざして
取り締まろうとしても

彼らはむしろ挑発行為を繰り返します。

彼らも自分たちがしている事が
正しいとは思っていません。

世間が騒ぐから、余計に
暴走行為をエスカレートする
側面があります。

暴走行為を楽しませる
施設を作って、

そこで走れと言っても、

まず彼らは行かないはずです。

毎日「宿題しなさいと」
ガミガミ言われたら勉強のやる気
もなくなります。

不良相手に、毎日定時刻に
みっちりバイクで暴走しなさい

と上から押し付けたとしたら
彼らの暴走のやる気も
なくなるのではないでしょうか。

正論を言う人の対処法

しかし意見の対立は生まれます。

そしてお互いに自分が正しいと
譲れない心理に陥ります。

では、

自分の正しい意見を相手に
正しく納得してもらうには
どうすればいいのでしょうか。

それは一歩引いたスタンスから
言えばいいのです。

例えば

「ちょっと間違っている
かもしれないけれど…」

と言った一言付け加えておく事で、

相手の受け取り方は
ずいぶん違ってきます。

言われた人にとって、

この人の言っている事は、

まだ完全なものではなく、

間違いがあるかもしれないと
思い始めるからです。

その事が、

相手に考えさせる余裕を
与える事にもなります。

理詰めで追いつめて、

無理やり納得させるというのは、

人付き合いではあまり
好ましい手ではありません。

正論を言う人、理詰めで話す人は

なかなか深い人間関係が
構築できない特徴があります。

心の中を打ち明け合える
仲間がなかなか出来なかったりします。

これは人生単位で見れば
非常にもったいない事です。

正論と反論、反発の心理学

絶対に自分の主張を
曲げないという人は、

一見、筋を通す頼もしい
存在に見えます。

でも、視点を変えてみれば、

単なる頑固にすぎません。

或は融通性がないとも言えます。

しかし、人間関係では特に

融通性があるかないか
という事が重要なのでは
ないかと思います。

こちらが正しくても、

相手を徹底的に追いつめては
行けません。

正論を言い、理詰めで追いつめ
相手を黙らせては行けません。

必ず、どこかに逃げ道を
作っておくべきなのです。

その逃げ道は、
相手の為でもありますし、

また、自分の為でもあるのです。

力と力が押し合ったとき、
反発や摩擦が生まれるのもそうですが、

そこから視点を変えれば、
動きや変化をもたらします。

切り口さえ変えれば、
対立だって私たちを
静養させてくれるものなのです。

人間関係は理屈だけ
ではありません。

法律や正義だけでは
動かない側面もあります。

正論だけでは動かないのです。

正論と反論、反発の心理学
を理解した上で、

正論を言う人、理詰めで話す人
の特徴を持つ人こそ

これをわきまえて人と付き合えば、

融通の利かない、ウマの合わない奴

と言われることもほとんど
なくなるに違いないです。

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