真面目な人、不真面目な人の特徴、真面目な人のメンタルな問題

真面目な人、不真面目な人の特徴、真面目な人のメンタルな問題
今回のテーマは、

真面目な人、不真面目な人の特徴、
真面目な人のメンタルな問題

について紹介します。

人間には性分というものがあります。

真面目な人、不真面目な人、

キレやすい人、ネクラな人、
ネアカな人、負けず嫌いな人
お人好しな人、頑張り屋な人

…などなど、

これらは大半が生得的
なものだけに、

絶対とは言いませんが、

是正するにはかなりの
困難がつきまといます。

性格を変えるというのは
非常に厳しいことなのです。

例えば、

キレやすい人がキレやすい場面で
キレるのを抑えようとすると、

脳内からノルアドレナリン
(怒りのホルモン)が分泌されて

形容しがたい不安や不快感に襲われます。

いわゆるストレスを
受けた時のメンタルの状態です。

これを解消するにはやはり
「キレる」のが手っ取り早い訳で、

そこで切れ者であれば
心の赴くままにキレる事になります。

すると今度は脳内から
快感物質であるドーパミンが
ドパッと放出されて、

不快感が解消されるという訳です。

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真面目な人、不真面目な人の特徴

とは言え、キレてばかりいれば
まともな人間関係は送れません。

だからなんとか対処法を
覚えて行くものですが、

脳内に出てきた神経伝達物質を
理性で抑えるのは困難です。

だから性格というのは
なかなか変わらないのです。

同じように不真面目な人が真面目に

タチの悪い人がお人好しになろうとしても

ノルアドレナリンによって
大きなストレス(不快感)を受けるため

結局、今言ったように本来の
自分に逆戻りしてしまいます。

では逆に、

真面目な人が不真面目に
なろうとした場合はどうでしょうか。

この場合は不快感というよりも、
不安感に襲われます。

それも強い不安感に
襲われる可能性があります。

そこで不安を解消する為に

無意識のうちにまたもとの
真面目な自分に戻ってしまうのです。

真面目な人のメンタルな問題

不真面目な人が真面目に
なろうとするのも難しい事ですが、

真面目な人が不真面目になるのは
さらに難しい事なのです。

そして真面目なことも不真面目なことも、

どちらもメリットとデメリットがあります。

真面目さの定義にももちろん
よるのですが、

学生時代とは違い
社会人になって仕事をする上で、

真面目さというのは時に
精神的ダメージを与えるものです。

ところで、

真面目な人の特徴は真面目ゆえに
仕事熱心なところががります。

もちろん、仕事熱心は
いいことなのですが、

ただその仕事が好きで
熱心になっているのか、

それとも何らかのメンタル的な
不安から逃げる為に熱心に
なっているのかが問題です。

前者だったら問題ありませんが、

後者だったらちょっと問題です。

いや、大いに問題なのです。

なぜなら好きでもない仕事に
全エネルギーを集中し続けると、

いずれバーンアウトシンドローム
(燃え尽き症候群)
に陥りかねないからです。

真面目な人より不真面目な人のススメ

また、これからの時代
真面目一本では、

グローバルな競争世界では
勝てなくなるのではないでしょうか。

渋沢栄一という明治を
代表する経営者がいます。

現みずほ銀行や東京海上日動火災など、

生涯で500以上の
会社を興した人物です。

彼は『論語と算盤』という
著書の中で、

世の中に出ようと思ったら

「終始自力を本位」で
経済活動を行えと説きました。

これは不真面目の勧めともとれます。

彼の言う不真面目というのは、

他人に頼らず、従い過ぎず
自分の考えで考えろということです。

ただ真面目なだけの人は、

無批判に上の言うまま動いてしまいます。

それは従順なようで
自分で考えていないということです。

間違った経営方針であっても
下がただ従ってしまえば、

会社はダメになります。

陰陽バランスのとれた性格の勧め

一方で、不真面目な人は、

上の言うことを素直に従いませんし、
会社にしがみつきません。

これは自分で考えるから
臨機応変に対応できるのです。

これによって経営者も
経営戦略を修正でき、

結果的に会社は危機を
免れることができるのです。

こうした不真面目を説いた
渋沢栄一は、

さらに著書で、

道徳を完全に守った仕事をする
事が意義ある生活だとも言います。

こう聞くと真面目のススメ
のようにも聞こえますが、

悪の心を理解した上で
善の心を持つと言う、

陰と陽のバランスを持った
考え方と言えるのでしょう。

先ほども言ったように

本来持つ性格を逆に変える
というのは非常に困難です。

ですから真面目な人は
不真面目さを学び、

不真面目な人は真面目さを
学ぶことで大いに成長できるのです。

清貧を説くような孔子の論語を
自分のバイブルとして抱えながら、

資本主義世界で500社以上の
会社を興し成功した人物から、

こうしたバランス感覚を学ぶことができます。

中毒に陥るのは真面目な人

そしてメンタルタフネスの
観点から言って真面目な人は

自分のエネルギーの使い方や
抜き方、休み方を注意しなければ
行けないことがあります。

バーンアウトシンドロームは

アメリカの心理学者
F・フロイデンバーガーが
提唱したコンセプトですが、

好きでもない仕事、勉強、
ボランティア、対人関係など

に長期間に渡って全精力を注ぎ込み、

その結果それが期待はずれになった時

人は突然気力を失って
ダメになってしまうのです。

これはメンタル的な大問題です。

症状としては、うつ病、
心身症などがその典型でしょう。

仕事だけとは限りませんが、

とにかく人は不安から逃れる為に
何かにのめり込む傾向があります。

それが仕事だったり、
ギャンブルだったり、
お酒だったり、浪費だったり、

はたまだドラッグだったりする訳です。

中毒になるという事もありますが

お酒やドラッグ、ギャンブルに
走る背景にはそうした逃避の感情が
作用している事を忘れてはなりません。

そしてこうした問題は
不真面目な人よりも真面目な人ほど
陥りやすい特徴があります。

真面目な人こそ気をつけたい心理傾向

私たちは仕事熱しな人を見ると

「あの人は真面目で素晴らしい」

とか

「バイタリティのある人だ」

と勝手に決めつけてしまう
ような所がありますが

真面目な人は悪い印象は
持たれないのが普通です。

本人も真面目な事に
悪い気を持っていない事が多いです。

しかし、、

先ほども言ったようにそれが
生産的な仕事熱心だったら
喜ばしい事なのですが、

意外と不安から逃れる為に
仕事熱心になっている場合も
結構ありますので、

その辺りの所はしっかりと
見極めておく必要があります。

こうした現象は、

フロイトの説く、

防衛機制=逃避の一種

と見られますが、

もしあなたにも心当たりが
あるようであれば、

早めのメンタル的な対策が必要です。

心のバランスはうまくシーソーの
ように保たなければ行けません。

自分を観察してうまく
息を抜くことも大切です。

そしてゲシュタルト療法の創始者で
精神科医のフレデリック・パールズ

が指摘したように、

「今…、ここ」

を原則に、嫌な事から
逃れるのではなく、

ときには受け入れて
立ち向かっていく事も肝心です。

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