待たせる、待たされる事の心理、遅刻の謝り方に見る人間関係


今回のテーマは、

待たせる、待たされる事の心理、
遅刻の謝り方に見る人間関係

について紹介します。

誰か人を怒らせたいとき、
簡単な方法があります。

「ちょっと待ってください」

と言ってその前から姿を消し、

「ちょっと」以上そのままに
しておくのです。

人はちょっとは待つことができますが、

それ以上どのくらい待てば
良いのか分からないので、

イライラして怒りの感情
わいてくるのです。

待つというの行為は極めて
受動的な行為です。

他に影響されるだけで自分の力で
打開する余裕がなく、

「待つことを辞める」という
選択肢があるだけで、

それ以上にはなす術がありません。

だからイライラしてしまうのです。

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遅刻は人間関係を壊すリスクも

友人関係や恋人の仲を割くまで
とは言えないかもしれませんが、

少なからず人に迷惑になる
行為と言えば、

「遅刻」ではないでしょうか。

何人かで待ち合わせを
しているときに、

必ずと言っていいほど、

一人や二人は遅刻してくる人がいます。

そして、大抵はいつも
同じ人が遅刻してきます。

待てど暮らせどではないですが、

5分10分くらいなら
平気で遅刻してくる人もいます。

人を待たせる事が多い人は、

待たされる人の気持ちをあまり
考えていないようです。

そしてその遅刻した時の
謝り方を見ても、

心理的な特徴が見えたりします。

待たせる、待たされる事の心理

もちろん人は誰もが失敗することがあります。

一度や二度のミスは大目に
見れるのが通常の人間関係です。

しかし特に親しい仲であれば
あまり悪ぶれることもありません。

これが積もり積もって
爆発することもあるのです。

約束の時間に遅れた人は、

大抵の人が、

「お待たせしてすいません」

と詫びただけで済ませます。

謝るくらいであれば、
最初から待たせなければよい訳で、

一言かけたくらいだけでは、

待ちわびた事で生じたストレスや
イライラは解消しようがないです。

でも、誤りの言葉、詫びを入れないと、

やはり人間関係を壊すもと
になりかねません。

だからとりあえず謝っておこう
と思う人が多いようですが、

ここで人間心理を深く見てみましょう。

人を待たせるときにも
ルールがあると言います。

一般的に言えば、

上位の人は下位の人を
待たせても良いとされています。

例えば、

社長が部下と待ち合わせる時は、

社長の方は遅れてきても構わないが、

部下は遅れてきてはなりません。

待たせる、待たされる事の人間関係

このように、

下位の人が上位の人を待たせるのは、

洋の東西を問わず非礼とされています。

これは、待たせる人は、

待たされる人よりも
地位的に高いとみなされる為

だと心理学的には言います。

だからこそ例えば、

宮本武蔵の使った作戦、

巌流島での佐々木小次郎の焦燥は、

まさしく彼の自尊心が
否定されたからでしょう。

そのように、

待たされた方は、

自分がないがしろにされている事への
怒りや憤りを覚えます。

ここで問題になるのが、
同僚同士で待ち合わせている時は、

双方とも同等の地位だから、
基本的には対等の関係にあります。

相手の心理をふまえた遅刻の謝り方

しかし待たされてしまった方は、

心理的には遅刻した者よりも下位にある

人間のような感覚になります。

つまり、屈辱感を覚えます。

そのためにも本来なら、
ここで崩れたバランスをとる為に

待たせた人は多いに詫びる事で、

この人間関係のアンバランス状態を
修正しなければなりません。

このとき、

遅刻の謝り方が
丁寧であればあるほど

待たされた相手の自尊心をくすぐり
関係修復に役立ちます。

だから、待たせた時の
お詫びの仕方もおろそかに出来ません。

人は待たされることがなぜ嫌いなのか?

また人間心理を考えると、

人は待ち時間が明確に決まっていて

それが守られる保証があるとき、

ある程度心を平静にして
待つことができるものです。

もちろん人によっては

待つ事自体が嫌いで
せっかちの性格の人はすぐイライラして
落ち着かなくなるものですが、

例えば電車に乗るときも
後○分で来ると分かっていれば
落ち着いて待つことができます。

しかし、どのくらい待てば良いか、
全く見当がつかない状況に置かれ、

自分が待つことを辞める選択肢
が無い時には、

人間心理は欲求不満が極みに達します。

電車に乗っていて大きな事故の
影響を受けて電車が止まった場合、

いつそこから脱出できるか
分からないのでイライラは極みに
達するのです。

人間関係を壊さない遅刻の謝り方

こうした人間心理を踏まえて、

人間関係を壊さない為の遅刻の
謝り方はどうすれば良いのでしょう。

まずは遅刻しそうなときは

「○○分遅れそうです。すいません」

としっかり連絡しておくことです。

情報が与えられれば、人はある
程度安心して待つことができます。

また少し古い話しですが、

人待たせという事では、

昭和の宰相・原敬さんに
面白い話しがあります。

原敬は来客を巧みに
裁いた人として知られますが、

これは来客と対応する時の
言葉遣いが巧みだったから
だと言われます。

一日の来客も多く
待たされる人も多かったようですが、

原敬は、

その日の最初に面会する人
に対しては、笑顔で、

「あなたとは真っ先に話しをしたかった」

と言って機嫌を取ったそうです。

そして、やむを得ずその日の
最後の面会者になって
しまった人に対しては

「あなたとは、最後に
じっくり話したかった」

と、まず一声かけたそうです。

原敬は長い時間待たされる人の
気持ちを考慮したのでしょう。

そして、待たせた事で
生じる様々なイライラや
恨みつらみを解消する為に、

面会者の自尊心をくすぐるような
もの言いをしたのでしょう。

平身低頭で遅刻を詫びるより、

原敬のやり方は、

まさしく当を得て妙、

そしてスマートなのです。

もちろん時間を守ることが
ベストであることは言う間でもありません。

しかし「遅刻くらいで」とタカを
くくっていれば痛い目に遭うこともあります。

遅刻の謝り方によって
人間関係に変化も生まれますので、

相手の心理、気持ちを考えた上での
謝り方をぜひ工夫していきましょう。

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