長所と欠点を混ぜる自己紹介の人間関係に良い印象を残す効果


今回のテーマは、

長所と欠点を混ぜる自己紹介の
人間関係に良い印象を残す効果

について紹介します。

よく、ビジネスシーンでも
合コンなどでも、

初めて知り合った人同士が
自己紹介をします。

この自己紹介がその後の
素晴らしい人間関係を構築する
のに意外に大切です。

その態度や対応によって、

相手はその人に対する印象を
築き上げてしまいかねないからです。

ここでいくつか心理的な
要素を覚えておくといいでしょう。

例えば、

恋愛ドラマを考えてみましょう。

男と女が出会って恋に落ちる際、

王道的なパターンは、

出会った瞬間からお互いが一目惚れし、
あっという間に恋に落ちると言う

『ロミオとジュリエット』

のような物語があります。

これはいわば第一印象が良い
関係のまま人間関係が進む
ということです。

逆に、最近のトレンディ
ドラマのように

最初の出会いにおける
お互いの印象は最悪、

「何よ、あの偉そうな態度
「なんて生意気な女なんだ」

…と、しかし第一印象が最悪でも、

二人は妙に相手のことが気になり、

最初は反目しつつも何となく
付き合いが始まり、

いつしか相手惹かれて行く…

というパターンもあります。

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最初の人間関係で印象を残す効果

第一印象を良くすることは
社会人にとって大切ですが、

その為にこのサイトでも
見た目とコミュニケーションの関係や、

印象を良くする為の
テクニックを紹介してきましたが、

もう少し上級のテクニックは、
印象の落差をつけるというものです。

人間心理はもう少し深いものがあるのです。

例えば、

自己紹介の時に少し工夫をすると
相手の印象が深くなります。

あるアナウンサーが

入社したときに他の
新入社員より目立とうとして

第一声で

「私はジャガイモが好きです」

と言ったそうです。

それで周囲はびっくりして
彼に注目し始めたと言います。

あまり目立たないタイプだった彼も、

なぜか同僚や先輩の記憶に残り
入社後すぐに仕事を任されたようです。

小説は一行目に
何を書くかで決まると言います。

今、紹介したアナウンサーのように、

注目を浴びる事ばかり
考えるのもどうかと思いますが、

人に強い印象を与える
自己紹介をする事は、

その後の付き合いを上手く
取り結んでいく上で大切な
事なのです。

この辺りはバランスが重要なのですが、

ここでは効果的な自己紹介
のやり方について考えてみましょう。

長所の自己紹介と欠点の自己紹介

初めてあった人物に
自己紹介をする、

このとき、

自分の素晴らしさや優秀な
点だけを強調する人がいます。

長所アピールの自己紹介です。

その逆に、おどおどしながら

自分がいかにつまらない人間
であるかをつい話してしまう
人もいます。

欠点アピールの自己紹介です。

じつはこのどちらも

反発を招きやすいのでは
ないのではないかと思います。

印象をコントロールする為には
これらを絶妙に混ぜるべきなのです。

これは、ビジネスの
世界にある教訓ですが、

商品の売り込みや
自分のアイデアをぜひ採用
してもらいたい時などには

ほとんどの人が、それを
相手が採用した時の長所や
メリットを懸命にあげて

顧客の承諾を得ようと
してしまいます。

「こんなに得をします」
「これほどメリットがあります」
「他者と比べてこれだけ優位です」

など、良い面にだけフォーカスを
当てようとしてしまいがちですが、

それではうまくいかないと言います。

長所と欠点を混ぜる自己紹介の効果

そうして徹頭徹尾メリット
ばかりを主張する事が、

いつも有効であるとは限りません。

もちろん相手次第ではありますが、

むしろ、それを購入すると
困る事もあると言った
マイナス情報を上手く与える事で

逆に、その商品とセールスマンに
対する信頼度が増す事が
あると言われています。

つまり長所に欠点を少し
混ぜるという訳です。

音楽が好きな女性に
テレビを売ろうとした

電機器具販売店の店員なら

こう言うでしょう。

「このテレビは、
今流行の文字情報は、

確かに他社の製品より
選択肢は少ないのですが、

音質は最高と言われています」

このセールステクニックを
自己紹介に応用すれば、

長所と欠点を混ぜる自己紹介こそ
人間関係に良い印象を残す

効果的な紹介ではないでしょうか。

人間関係に良い印象を残す自己紹介

ただし、このセールスの
説得法が有効なのは、

知識や情報をある程度身につけ、

常々物事を検討してから
態度を決めると言う

インテリ層に対してだと
言われます。

テレビを見ていても

「地上最悪のなんとか」

とか

「日本一まずい○○」

などと自社の製品をけなしたり、

自社のイメージをマイナスに
するようなコマーシャルが
時々あります。

が、これではあまりに露骨です。

メリットや長所をハッキリさせた上で、

こうした欠点、デメリット
表示を付け加える事で、

逆にその商品や企業の
イメージを高めようとする
意図があります。

宣伝方法としては
高度なテクニックです。

良い印象を残す心理コントロール術

福田和也さんの『悪の対話術』
という本の中で、

こんなエピソードが紹介されていました。

あるパーティーで、彼は初対面の
女性編集者と出会い、

自分の評論について
「引用がとても面白かった」
と言われます。

このことについて福田さんは

「これはかなり失礼というか
辛らつな言葉ですね。

本分が面白くない、
という意味ですから。

しかしまた、書き手として
彼女の云うことが正しいという
ことも分かりました。

そして、そう言う指摘を初対面で
ズバっとしてくる相手に対しては、

やはり相応の興味というか
関心を抱かざるを得ませんでした。」

…と述べています。

たしかに私も似た経験があります。

ときどき取引先の若手社員と
会話をする事があるのですが、

礼儀正しく、こちらに敬意を
払っていることは理解できる。

その上で、

当たり障りの無い社交辞令
お世辞を言われても、

あまり印象は良くありませんが、

礼儀や敬意を持った上で
「辛口の意見」を言われれば、

新鮮に感じられますし、

その相手に対して好印象を持ちます。

相手がしっかり考えて評価して
くれていることが分かるからです。

当たり障りの無い会話=印象なし

一般的なビジネス社会では、

当たり障りない会話に
みな慣れすぎているものです。

通り一遍等の挨拶、自己紹介、
テンプレートのような会話が
溢れている中で、

辛口意見を言えばかなり
新鮮に感じるでしょう。

さらにその意見が相手を
傷つけるものでなく、

相手の為になるものであれば、

その後の人間関係に対して
良い影響を与えることになります。

初対面の相手に対して、

礼儀正しく敬意を持ちながら
辛口意見を言うのも、

高等テクニックですが、
かなり有効と言えるでしょう。

実際に福田さんとズバリ言った
女性編集者はその後、

仕事をするようになり、
しかるべき成果をあげる人間関係を
築くことができたと言います。

これも長所と短所を混ぜる
心理効果の応用技と言えるでしょう。

この事を自己紹介に
応用するとすれば、

「私の性格は、みんなから明るくて
世話好きのスポーツマンタイプ
と言われていますが、

時にお酒を飲み過ぎてしまい
記憶を失う事もあり、

友人に迷惑をかける事があるようです。」

などと、

自分の長所やアピールできる点を
強調しながら、

同時に、さりげなく自分の欠点
明らかにするといった事になるでしょうか。

こうした心理コントラスト(対比)は、

人間関係に良い印象を残す
効果のあるものなので、

ぜひ工夫をしてみましょう。

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