一部を見て全体を決めつける心理、決めつける人の特徴と対処法


今回のテーマは、

一部を見て全体を決めつける心理、
決めつける人の特徴と対処法

について紹介します。

社会問題を起こした
会社や組織などが公開の場で
弁解をするとき、

言い訳として

「悪い事をしたのは、
ほんの一部の人間です。

組織全体としては健全です」

と主張する事が多いです。

確かにそれは事実
かもしれませんが、

一部の突出したレアケースに
強い印象を抱き、

人は一部を見て全体を
決めつけてしまう心理があり、

そのために、

それを特例として考えず、

一般的なケースである
と思う人間心理のある事も
考えておかなければなりません。

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一部を見て全体を決めつける心理

例えば、

たまたま入った店で店員の
接客態度が悪かった場合、

人は大抵の場合、

「この店は店員教育が
なっていない」

とか、

「近頃の若い店員は、
客を客とも思っていない」

という風に考えて
しまう事でしょう。

「その店員が悪い」

ではなく

「若者が悪い」

とされたら、若者は
溜まったものではありません。

しかし、私たちの考えは
偏見だけではなく、

一事が万事と思ってしまう
心理傾向があるからです。

そうした一事が万事と言う
意識が植え付けられてしまった時は、

後で懸命にプラス情報を
与えたとしても、

それを信じられなくなるという
心理になってしまいます。

このあたりの決めつける心理、
人の特徴には注意が必要です。

偏見、決めつける人の心理学

良識のある大人であれば

「自分は偏見など持っていない。
差別なんてもってのほかだ」

と感じるでしょうが、

残念ながらそうではありません。

多くの研究者は人には生まれつき、

印象で決めつける考え方が
備わっていると言います。

私たちは幼少期から
周りの環境から

驚くほど素早く偏見を学び取る
と言います。

ジェーン・エリオットという
アメリカの教師が行った

有名な実験があります。

彼女は小学校三年生の
クラスを茶色い目の子供と
青い目の子供と言う

二つのグループに分けて
こう言いました。

「青い目の子はとても優れています。」

効果はてきめんでした。

子供たちの態度は突然
がらりと変わってしまいます。

青い目の子供たちは茶色い目
の子を避け始め、

からかったい、いじめるようになりました。

そして実際に、茶色い目の
子供たちの成績は下がってしまったのです。

次の日に彼女は

「茶色い目の子の方が優れています。」

と告げます。

すると形勢は一気に逆転し、

青い目の子がいじめられ、
成績が下がったのです。

「あの人たちは劣っています」

という一言だけで、

実際に態度や成績さえ変わるのです。

この実験で分かるのは、

偏見を持ち差別をした側の
意識が変わっただけでなく、

差別の対象になった人たちも
自分への見方が変わったのです。

私たち人間にはこうした
性質があります。

消えにくい印象と記憶の関係

私たちはつい、過去の印象から
決めつけて話してしまいがちです。

「男には無理よね」

「女はどうせそんなもんだ」

など、根拠のない言い草に
頭にきた事もあるでしょう。

私たちの脳は省エネが好きです。

だから普段は無意識で
パターンに沿った考えをしてしまいます。

もともと良い印象は
記憶から消えやすいですが、

悪い印象は消えにくいのです。

子供時代にした
善行よりも、悪行の方を、

年をとっても良く覚えて
いるのも同じです。

クレームを持ちかけられたとき、

最も相手に好感を持たれる
対処法としての姿勢は、

まずは慇懃な姿勢で、
受け止め突っ張らない事でしょう。

決めつける人は一部を見て
全体を決めつける心理があるので、

一部に怒っているだけなのです。

だから、謝ってしまえば
大抵は穏便に済みます。

もちろん、

相手が人格攻撃をしてきたり、

相手が無理難題を
持ちかけてきたならば、

何も謝る必要はありませんが、

自分の方に非がある時は、

即座に謝った方が
印象が良くなります。

決めつける人の特徴と対処法

相手の言い分が正しい事を
理解しているという態度で接すると、

後々の処理がうまく
いきやすいです。

たしかに、

頭を上げると全面的に
責任をかぶってしまうような
気がしてしまいますが、

どのくらいの責任を
かぶるべきかは、

後の交渉にゆだねれば
良い事なのです。

まずは、相手の主張を
受け入れるという姿勢を示す事で、

相手の厳しい追及を
かわす事が出来ます。

こうして話し合いを
重ねて行けば、

対処法として
一番スムーズに行き

相手もそのうち、

譲歩の姿勢を示してくる
ようになるはずです。

心理学的な実験でも、
対立するグループがあれば、

個人同士のコンタクトを増やしたり、
お互いでが助け合ったり、

同じ目標を目指す環境を作る事で、
偏見は消えていくと言われています。

偏見は無意識の志向の産物なので、
じっくり思考しながらお互いを
理解していけば、

誤解は溶けていくものです。

ウマが合わない
お互いに感じる場合、

どちらか一方でも
グッと我慢して譲ると、

案外うまくいくものです。

そしてできるだけ、相互理解を
できるように努力しましょう。

一部を見て全体を決めつける心理
を理解すれば、

譲歩も楽に行くはずです。

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