親密な人間関係を作る、愛情、好意が生まれるメカニズムの応用

親密な人間関係を作る、愛情、好意が生まれるメカニズムの応用
今回のテーマは、

親密な人間関係を作る、愛情、
好意が生まれるメカニズムの応用

について紹介します。

あなたには誰か好きに
なってもらいたい人がいますか?

それは異性かもしれませんし、
同性かもしれません、

いずれにせよ人が誰かと
仲良くなりたいという気持ちは、

本能的なものですから、
もちろん素晴らしいことです。

しかし、現実問題として
そういった思いとは裏腹に、

誰かと親密になれるか否かは、
一概には思い通りにいきません。

ただしここで、ちょっとした人の
心理メカニズムを知っていると、

人間関係がスムーズに行くことがあります。

世界中の心理学者は
こうした疑問に興味深い
実験で示そうとしています。

まずはいくつか見ていきましょう。

スポンサーリンク

人はどうやって親密になるか?という実験

人に好感を持ったり、
愛情が生まれたり、

好きになったりする
きっかけは様々です。

人がどんな条件にあれば
親密になれるか、

そのメカニズムを調べる
心理学実験は多くあります。

アメリカのニューカムという人の
調べによれば、

大学に入ってきた知らない同士の
17名の学生を一つの寮に住わせて、

15週間、どんな場合に
親密になっていくか

について実験しました。

最初のうちは、

距離的に近くにいる者同士が
仲良くなっていく傾向が
ありましたが、

時間が経つに従って
次第に態度の似た者同士が
仲良くなる事が分かったと言います。

つまり、

最初は物理的な距離が近いもの同士、
時間が経つほど精神的距離が近いもの同士、

が仲良くなったということです。

親密な人間関係を作るには、

距離と時間がポイントという事は
私たちも理解できます。

愛情、好意が生まれるメカニズム

ただし、ここまでは、

友達以上恋人未満という段階で、

それ以上の関係に進むには、
また違った条件があるようです。

これについては、

アメリカのダットンとアレンという
心理学者による有名な実験があります。

二人は、カナダの
バンクーバーの近くにある、

切り立った崖にかかった、

風が吹くと揺れるような
幅の狭い吊り橋と、

浅い小川の1メートルほど
上に架かった丈夫な橋の二つの
橋を使って実験しました。

この二つの橋を渡り終えた
場所に魅力的な女性を立たせ、

橋を渡ってきた人に
アンケートを依頼して、

「アンケートの結果が知りたければ
こちらに電話してください。」

と自分の電話番号を教えたのです。

すると、電話をよこしたのは、

圧倒的に風が吹くと揺れる
吊り橋を渡った方の人たちで、

しかも男性の方が多かったと言います。

これは「吊り橋効果」と言われ
有名な話しですが、

雑誌の恋愛特集などでも
必ずといっていいほど見られる
心理的メカニズムです。

人はこうした危機的状況で
愛情、好意が生まれるという

興味深い人間関係の心理の
メカニズムといえるでしょう。

不安時に親密さが生まれるメカニズム

同じくアメリカのシャクター
という人が

1959年に行った実験でも、
同じような結果が出ています。

シャクターは女子大生を
一群と二群に分けて、

一群には傷を残さないが、

かなりの苦痛を与える程度の
電気ショックを与え、

二群にはくすぐったいという
程度の弱い電気ショックを
与えました。

そのあと、

「実験のためしばらく
待っていて欲しいが、その間、

個室でいたいか、それとも大部屋で
他の人たちと一緒にいたいか」

と聞いた所、

強い電気ショックを与えられた
グループの32人中20人が

「他の人たちと一緒に待ちたい」

と答え、

弱い電気ショックを
与えられたグループでは
30人中10人でした。

シャクターはこの実験結果から、

恐ろしい目にあった後では
体にまだ生理的な興奮が
残っており、

このときに異性に会うと、

自分の興奮をその異性に
対する愛情ではないかと
思い込んでしまうのではないか、

と分析しています。

親密な人間関係を作る方法

当然、街であった誰かと
仲良くなりたいからといって

電気ショックを与えるわけにはいきません。

ともあれ、

人間は不安感がある時は、

他の人と一緒にいたがる心理が
強くなるという事はあるようです。

何かショッキングな
ことに見舞われたり、

或は大失敗をおかして
落ち込んでいるとか、

自信を喪失している時など、

不安に満ちている時は、

少しでも自分の価値を
認めてくれる相手に自然に
近づきたいという心理が働きます。

そうして優しい声をかけてくれた
人が無上の人に思えます。

親密さ、愛情、好意が生まれる
メカニズムの応用し、

そうした心理を上手く活用すれば、

あまり努力せずに
親密な人間関係を築く事が
できるのではないでしょうか。

例えば失恋したとき、

相手の親友に相談していて、

優しい言葉にかけられるうちに
好意が芽生え、

その人とつき合うようになった
という事はよくありますが、

これはこうした心理メカニズム
からくるものなのです。

さて、こうした実験結果を踏まえ、

いかに人間関係をうまく築け
親密さを作ることができるか?

次回からもう少し深くこの謎に
迫っていきましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>