共感を生む単語、連帯感を高める方法、心理学的言葉の使い方


今回のテーマは、

共感を生む単語、連帯感を高める
方法、心理学的言葉の使い方

について紹介します。

言葉はほんの些細な違いで
大きな心理的効果を生む
ことがあります。

特に自分や相手を表す
言葉の使い方次第で、

相手の心を開くきっかけに
なったりする訳です。

「僕的には」「私的には」

という言い方が以前流行った
事がありますが、

冷静に考えれば妙な言葉遣いです。

しかしよく練られた言葉遣い
と言えるのではないでしょうか。

「僕は」と言うと
ストレートな言い方になり、

もしかしたら相手を
傷つけるかもしれないと思い

「的」とつけて婉曲的な
表現になったのでしょう。

こうした婉曲的な表現を使うと、

ギスギスしがちな
人間関係をソフトのする事が
出来るようになります。

つまり共感を生む単語なのです。

「これこれはこうだ」

と断定口調で言うよりは、

「これこれはこうだと私は思う」

と提案型口調したほうが、

より柔らかい言い方に
なるのと同じです。

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連帯感を高める方法

ただし、

「僕的」にしても、
「私は思う」にしても、

結局は個人の意見表明であり、

それはそのままでは
人間関係の絆を築くような
連帯感を持たないと思われます。

では、どうしたら
連帯感が生まれるかと言うと、

昔からある言い方としては

「私」の代わりに、
「我々」を使う事です。

英語で言えば、

「I」でなく「You」でなく
「WE」を使うということです。

「あなたは」と言われた時より、
「僕たちは」と言われた時の方が、

立場を共有していると言う
意識を築きやすくなります。

例えばこの言葉を効果的に
使った例として挙げられるのが、

サッカー、Jリーグの
浦和レッズのサポーターでしょう。

Jリーグ発足以来、

常に観客動員数の1、2位を
争ってきた人気チームですが、

サポーターの熱狂度が
リーグ屈指と言われています。

そんな彼らが使うキャッチフレーズ

「We Are Reds!」

つまり浦和レッズのサポーターは
選手とサポータが一丸となり

「We(俺たち)」という言葉を
何度もコールして、

勝っても負けても選手と一緒に
涙できるようになるのです。

苦楽を共にすることで
チームへの愛はますます深まります。

だから、心理学的には
もっと親しくなろうとする時は、

「私は」「あなたは」という
個別をさす言い方をするよりも、

「僕たちは」と二人称で
言う方が共感を得られやすくなります。

連帯感を高める心理学的言葉の使い方

こうした連帯感を高める方法は
様々な場面で利用できます。

例えば、

仲良くなりたい異性と
話しているとしたら、

「あなたは映画とゴルフが
趣味なんですか」

と言うよりも

「僕たちは映画とゴルフの
趣味が同じなんですね。」

という言い方をした方が、

相手は連帯感を持ちやすい
という事は確かです。

また交際中の彼女と
距離感をもっと距離を詰めたいとき、

「僕と君ももう付き合い出して
結構時間が経つよね」

と言うよりも

「僕たちも付き合い出して
結構時間が経つよね」

のほうが、

「こないだ君と遊園地に行ったとき」

と言うよりも

「こないだ二人で遊園地に行ったとき」

という方が、彼女はあなたとの
一体感を強く意識するはずです。

政治家でもこの心理を
利用した人がいます。

有名なのはアメリカの
リンカーン大統領です。

リンカーンは、

南北戦争のゲティスバーグで
演説したとき、

2千語という短い草稿を
読み上げたと言われますが、

歴史家の調べによれば、

その草稿の中に2百数十回も

「我々(We)」という
主語が使われていると言います。

みんなで一丸となって
戦い抜こうという

決意を示そうとしたのでは
ないかと考えられています。

共感を生む単語、言葉の使い方

最近で言えばもちろん

この言葉を強く打ち出したのが

アメリカ初の黒人大統領
オバマさんでしょう。

「Yes,We Can」

という言葉は日本人の私たちにも
大きなインパクトを与えました。

とはいえ、日本語では、

「私」と「我々」は、

それほど厳密な区分で
使われている訳ではありません。

日本語ではしばしば
主語が省略される事が多いのも、

話す主体が曖昧であってもよいという
日本語の特徴から来ているのでしょう。

しかし、例えば英語では、

日常会話でも主語が省略される
事がほとんどありません。

だから、英語圏の人は

「私」と言われた時と

「我々」と言われたときの
心理的な差に敏感であると
言われています。

ただ、日本でも例えば、

「全社一丸となって、
この難局に当たろう」

という社長の演説もあります。

これも間接的ではありますが、

「我々意識」を鼓舞
しているのでしょう。

またこの効果を商談の席などで
応用するならば、

「御社と弊社」という言い方を辞めて
「私たち」を使ってみるのも良いでしょう。

相手先との協同プロジェクトが
暗礁に乗り上げそうになった時

「御社のプロジェクト」

などと言えば、責任はあなた
ウチは関係ないというような
印象を与えかねません。

そこで

「我々のこのプロジェクトは
なんとしても成功させましょう」

と言えば、

さらに連帯感を生みお互い頑張ろう
という気持ちが伝わるはずです。

個人としての自分を意識させず、

これからみんなと一緒に
行動しようではないかと言う
心理を作り出すのが、

「我々」という言葉の
効果と言えるでしょう。

こうした共感を生む単語や言葉にも
意識して連帯感を高めるようにすれば、

さらなる人間関係の発展が
望めるでしょう。

参考にしてください。

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