褒め言葉に嬉しい、嬉しくないがある理由、上手い褒め言葉

褒め言葉に嬉しい、嬉しくないがある理由、上手い褒め言葉
今回のテーマは、

褒め言葉に嬉しい、嬉しくない
がある理由、上手い褒め言葉

について紹介します。

私の知人で褒めることが
癖になっている人がいます。

誰でも、いつでも、なんでも
とにかく褒めるのです。

確かに出会って間もない
人からは喜ばれるのですが、

しばらく時間が経ち、
人間関係が出来上がってくると、

なんとなくその褒め言葉に
浅はかさを感じるようになり、

「まーた、言ってるよ…」

と煙たがれることが多いです。

その本人は「褒めれば喜ばれる」
と思い込んでいるようですが、

実際そうではありません。

褒められているのに、

なぜか感激しないこと
嬉しくない事があります。

ウマが合う人は、

自分が褒めて欲しい事を
褒めてくれる人でもあります。

褒め言葉が嬉しくないとき、

たいてい自分では

「そんな事は出来て当たり前」

と考えている時でしょう、

あるいは、

「もっと上のランクを
願っていたのに」

と思っている場合、

その下のランクで褒め言葉を
もらっても、

素直に喜ぶ事が出来ません。

例えば、

今度のテストは絶対に100点
満点だと思っていたのに

95点しか取れなかったとき、

「まあ、95点も取って
あなたは素晴らしい」

と褒められても喜べません。

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褒め言葉に嬉しい、嬉しくないがある理由

ところが、

自分が強い興味や
関心を寄せていたり、

或は自分が目指している事に
ついて褒められた場合は、

感激が大きいです。

たとえば、

ゴルフがうまくなりたいと
強く思っている人が、

「あなたのパターはプロ並みですね」

と褒められれば、

きっと上機嫌になるはずです。

肌の手入れを頑張って
綺麗になろうと努力している人に

「肌が本当に綺麗ですね。
何か秘訣があるんですか?」

などと褒められれば、
たちまち目の輝きが変わるでしょう。

要するに、

本人がまさに、

強い関心を抱いているとか、

或はその事を持ち出されると、

プライドが満たされると
言ったような事柄を褒める方が
上手い褒め言葉なのです。

ある事柄に、

その人がどこまで強い関心を
持っているかという度合いを

「自我関与度」

と心理学用語では言います。

褒め言葉について
嬉しいか嬉しくないは、

この自我関与の度合いが
どこまで強いかで決まります。

自我関与度が低いものより
高いものの方が、

褒められると喜びが大きいのです。

自我関与度と嬉しい褒め言葉の関係

自分と他人の興味ポイントも
注目点も、見えている長所短所
など全く異なります。

コミュニケーション能力が
高い人の特徴として、

相手が考えていることを
察して伝えようとする点があります。

痒い所に手が届く…

まさに褒められたいところを
褒めてあげると効果的なのです。

自我関与度というのは、

その人が重要な価値を
見出している事柄や、

自我の中核に関わると
自分で見なしている事柄に
ついての関心の度合いの事です。

いうなれば、

強く関心を持っている
事柄と言って良いでしょう。

例えば、

多くの女性は、自分が
魅力的な人間であるかどうか、

或は美しい女性かどうか、

他人が自分にどのように注目を
向けているかと言ったことについて、

自我関与度が高いです。

そうした自我関与度の
高い事柄について

他人から褒められた時は

自我関与度が低い事柄を
褒められた時よりも、

はるかに強い喜びを感じます。

例えば、

ブランド品に強い
関心を持っている女性に、

「そのシャネルのバックは、

今日の雰囲気とよく
似合っていますね。」

という風に、

ブランド名を持ち出して
彼女のファッションセンスの
褒め言葉を発すると、

彼女はきっと喜ぶ
上手い褒め方
になるでしょう。

嬉しくない下手な褒め言葉

しかしそんな女性に

「あなたは、学生時代
成績が良かったでしょう」

と褒めたとしても、

多分彼女は嬉しくないでしょう。

これは彼女がブランドに対して
自我関与度が高く、

学業に対しては自我関与度が
低いからという理由です。

逆もまた然りで、

ブランドに対して自我関与度が
高い人というのは、

他人に対してもつい
ファッションに目がいってしまい、

相手が興味がない部分に
コミュニケートしようとしがちです。

このように、

自我関与度の高い事柄を
持ち出された場合は、

自我関与度の低い事柄を
持ち出された場合よりも、

喜ぶ度合いが高くなります。

つまり、

何でも言いから褒め言葉を
言えば良いというのではなく、

その人が最も関心を持っている
事柄を取り上げて褒めるのが、

上手い褒め言葉となるのです。

上手い褒め言葉を言う方法

ただし、

とにかく褒めれば良いのだろう、

と思うあまり、

あまり大袈裟な褒め言葉を
言わない方が良いです。

国語学者の金田一春彦さんも
褒め方の心得として、

「タトエでもホメ言葉でも、
自慢話でも、<最大級>を使うと
かえってソラゾラしい。

<最大級>の少し手前で
セイブする、というのが大事」

と述べています。

もちろんお国柄や個人差は
あるかもしれませんが、

過ぎたるは及ばざるがごとしで、

お世辞も適度という事が必要です。

また、ある人の意見では、

相手の喜びを大きくする為の
テクニックとして、

もう一つ大事な言葉があると言います。

嬉しい褒め言葉をもっと
効果的にするには、

普段から

「あの人は他人を滅多に褒めない」

という印象を周囲に
示しておく事だと言います。

そうして、あらかじめ、

あの人は滅多に褒めないと言う
印象を周囲に与えておけば、

普段なら嬉しくない
ちょっとしたつまらない
褒め言葉を言ったとしても、

鶴の一声で効果が
絶大になると言います。

人間の心理というのはこうした
落差をつけるとインパクトが大きいのです。

この場合たとえ口下手
あっさりした褒め言葉でも
相当の効果を上げます。

褒め言葉一つ取っても
奥深いスキルですし、

コミュニケーション能力を高める
ためにはたくさんの要素があります。

これら上手い褒め言葉の
テクニックをぜひ参考にしてください。

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