仕事は経験を積み基礎力を付け、ゴールへエネルギーを集中させる

仕事は経験を積み基礎力を付け、ゴールへエネルギーを集中させる
今回のテーマは、

仕事は経験を積み基礎力を付け、
ゴールへエネルギーを集中させる

について紹介します。

現代人はどうしても結果を
すぐに求めてしまいがちです。

スピードを求められる風習の中、
焦ってしまい、間違った道を
突き進んでしまうこともあります。

人間の発達の段階を見てみると、

必ず成果をあげる前には
準備期間というものがあります。

蝶になる前のサナギのように、

羽ばたく前にはしっかりとした
基礎力を付ける必要があるのです。

ここで成長するためには、

ぜひとも知っておきたいキャリアの
歩みを示すモデルがあります。

「イカダ下り」を経て「山登り」へ至る、

という比喩から、

キャリアの前半期と
後半期を分けた考え方です。

イカダ下りは

社会に出て、新入社員として

仕事を始めてからしばらくの
間のキャリアを示しています。

もちろん個人差ありますが、

例えば、

10年とかせいぜい15年
の話しでしょう。

この若手の時期は仕事で経験を
積み基礎力を付ける時期です。

結果を出す為に力を蓄える大事な時期です。

イカダ下りのイメージを
想像してみてください。

激流を転覆しないように必死で船を
こいでいる姿がイメージできます。

初期キャリアはまさしくこのように、

目の前に来た(与えられた)仕事に
全力投球で取り組む事の繰り返しなのです。

イカダ下りの下流に桃源郷があって、

でもそこにたどり着く
事が目的ではありません。

あくまでも激流を下る
プロセスそのものを楽しむのです。

目の前の事に集中していますから、
周りの景色を見る余裕はありません。

それでも良いのです。

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経験を積み基礎力を付ける時期

この時期はあまり結果に
こだわり過ぎないほうが良いでしょう。

「もっと良い給料が欲しい」
「もっと大きなプロジェクトがしたい」

という誘惑があるかもしれませんが、

この時期に基礎力を付け
エネルギーを蓄えるからこそ、

その後、ゴールを達成できるのです。

先ほどの比喩で言えば
イカダ下りをするなかで、

さまざまな職務を経験し、
さまざまな人との出会いを経験します。

この経験を通じて、

どのような仕事をするにしても
必要となる基礎的な職業能力
(基礎力)を身につけるのです。

経験を積む事によって、

次第に自分が目指すべきゴールを考える、

その為の材料が集まってきます。

一体自分が目指すべき、
山は何かを考えるための情報です。

そうしたら山登りの山を明確に決めて、

競技種目を山登りへと変更するのです。

山登りでは、一度に複数の山に
登る事は出来ませんから、

どれか一つの山、

つまり自分で選んだ自分の仕事
=プロとして目指す頂

を決断しなければなりません。

これからは前だけを見て
一気に突き進む時期です。

エネルギーを一点集中させるタイミング

選ぶという事は、他の山は捨てる
という事を意味しますから、

かなり勇気がいる事です。

そして山(仕事でのゴール)
が決まったら、その頂を目指して

全てのエネルギーをそこに集中します。

この時期であれば、与えられた
仕事をこなすのではなく、

取捨選択してゴールに向かう為の
仕事だけをするべきでしょう。

山の頂きには登頂の栄誉と
達成感、そして良い眺めが待っています。

つまり「成功」という栄誉です。

ところが、、です。

このタイミングや段階をごちゃ混ぜ
に考えてしまっている人が多いです。

基礎力を付ける段階の
若手時代の仕事の始めから、

いきなり山登りをしよう(成功しよう)
とする人がいますが、

それでは必ずしも成功するとは
限りません。

選んだ山が自分にとって
それほど適性がない山であれば、

ほどほどの人生で
終わってしまうのですから。

イカダ下りをしっかりする中で、

キチンと山の情報を集め、
山登りをするための

基礎を身につけて
エネルギーをためてから、

ゴールを目指すと言う
意思決定をしたほうが、

成功確率はむしろ
高いのでではでしょうか。

ゴールへエネルギーを集中させる力

逆に山に登る段階に来ても
どの山を登ろうか迷ったり、

せっかく頂上を目指しても
回り道して違うルートを歩んだりと、

非効率なことをする人もいます。

山登りの段階で激流のように
流されているような足腰では、

頂上に到達することが無理なのです。

「イカダ下り」を経て
「山登り」へと至る、

これは企業社会の中で

キャリアを形成して行こうとする人
にとって最も現実的で有効な筋道と
言えるでしょう。

時々この話しの前半だけを聞いて

勘違いする人もいます。

「自分は目指すゴールが決まらずに、

長年目の前の事に振り回されてきましたが、
イカダ下りでも良かったんですね。

安心しました。。」

、と・・・

でもちょっと待ってください。

イカダ下りというのはあくまでも
若い時のキャリアの話しです。

20年も30年も経って相変わらず
イカダで川を下っていては行けません。

仕事を始めたばかりの時は、

日々一生懸命で、とても周りの景色を
見ている余裕などないでしょうが、

経験を積み基礎力を付け
徐々に仕事を覚えて、

多少は手を抜こうと思えば、
手を抜ける状態がやってくるはずです。

そうすると、

「周りにはこんな山があったのか」

という事にも気がつくでしょう。

激流だったはずの川も
次第に緩やかになって、

上手く流れに乗っていれば
快適な環境に思えてくるはずです。

そこで今度はゴールへ向かい
エネルギーを集中させるのです。

仕事は基礎力からゴールへの転換

この辺りが山登りへの転換の
頃合いなのです。

この川から山への切り替えの
タイミングを逃す人も多いです。

いつまでもイカダ下りを続けていると、

いずれ下流にたどり着き、海に
流れ出て最後は漂流してしまいます。

そうなれば

「結局、自分のキャリアは
何だったのだろう?

一体何をしてきたのだろう?」

という経験に対する否定的な感情
だけが残る事になってしまいます。

いわゆる「後悔の人生」です。

山登りの山を決めるためには、

仕事に対する自己イメージを
固める事が必要です。

キャリア論の大家である

E・H・シャインさんは

キャリアの転換期に以下の三つの問いを
自問自答する事が有効だとしています。

1.何が得意か?
(才能のイメージ)

2.何をしたいか?
(動機のイメージ)

3.何に意義を感じるか?
(価値観のイメージ)

何が得意か?というのは、

他の人と比べて上手く
できる事は何かという事です。

「人を説得するのが得意だ」

とか、

「情報を短時間で収集
してまとめる事が出来る」

とか、

どのような事でも構いません。

自分で取り組みたい事は、

長時間集中して出来る事でもあります。

好きでないと大きな業績を
持続的にあげる事は出来ません。

価値観については

「人を喜ばせる仕事」

とか、

「後世に名を残す仕事」

など、大きな方向感覚で良いでしょう。

そのような条件を満たす仕事を

これまでの経験をふまえて、

一つに決めて自分の「山」とするのです。

成功というのは運良く掴むものではなく、
自分で地図を描き掴むものです。

目標、ゴールがはっきりすれば

今の自分の何が足りないのかが
明確になりますから、

学習意欲も刺激されます。

イカダ下りでは流れがゆるやかになると、
成長スピードも鈍化する事になります。

仕事は経験を積み基礎力を付け、
ゴールへエネルギーを集中させる

これがゴールデンパターンです。

上手いタイミングで山登りに
転換できれば、

持続的に成長実感が味わえるのです。

今回は比喩的な抽象的な概念で
キャリア形成における成功の道の
歩み方を紹介してきましたが、

次回からもう少し具体的にいかに
大きな山の頂点を目指すかについて
一緒に考えて行きましょう。

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