集団とリーダーシップを発揮する心理学的意味や種類、特徴


今回のテーマは、

集団とリーダーシップを発揮する
心理学的意味や種類、特徴

について紹介します。

群を作る動物である人間にとって
グループと関わることが、

常に大きな課題でもあります。

そしてグループには必ず
リーダーが存在します。

さらにリーダー次第で
その組織の動きは変わります。

「あの人にはリーダーシップ
がありそうね、そんな風格がある…」

というような会話を
私たちは日常的に行います。

何かしら感覚的に私たちには
感じる何かがあるのでしょう。

しかし、考えてみましょう。

そもそもリーダーシップとは
なんなのでしょうか。

部活やサークル、もしくは
職場でのタスクチームなど 

複数の人間が集まる場所に
リーダーは存在します。

役職としてリーダーとなる人、

いつの間にかリーダー的存在
となっている人、

というように、

リーダーとしての立場には
公式なものと非公式なものがあります。

重要な事は、

いずれのリーダーも集団や
メンバーがあって

初めてリーダーシップを
発揮するということです。

リーダーシップとは

「集団目標の達成に向けてなされる
メンバーに対する働きかけであり、
影響力を行使する事」

を意味します。

そして、様々な集団において
共通の目標に向けて

メンバー同士が相互作用し、
役割を分担しています。

リーダーに求められるのは、

この集団目標の達成に
役立つ働きかけです。

言いかければ、

リーダーがよかれと思っていても、

集団に貢献しなければ、それは
良いリーダーシップとは
言えないでしょう。

しかし歴史上様々なリーダーが生まれ
大きな結果を出してきましたが、

その評価にも色々な意見があります。

ここで少し考えて見ましょう。

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リーダシップを発揮する心理学的特徴

それでは、リーダーシップには
具体的にどのような種類の
行動があるのでしょうか。

もちろん細かく分類すれば
ゴマンとあるでしょうが、

まず大きく分けて、

過去の研究で共通して見出されたのは、

課題志向行動と関係志向行動です。

課題志向行動がゴール重視、
関係志向行動がプロセス重視

と言ったところでしょう。

もちろんそれぞれ
メリットとデメリットがあります。

ベストはそのどちらも
バランスよく行えることです。

売り上げ達成を目指す
営業チームであれば、

メンバーは目標達成に向けて
各個人で影響活動を行います。

そのときリーダーには、

メンバーが課題をより効率的に
行えるように、

やり方を示したり、
目標や手順を明確にするなどの
課題志向行動が求められます。

そして、チームであれば、

メンバー間で情報交換をしたり、

助け合うような人間関係も
築かれるでしょう。

そのため、

メンバーの協調関係を作る、
対人葛藤を処理する、

さらには個人の意欲や満足感を高める
などの関係志向行動も行う事になります。

部活などを例にリーダーの役割を
心理学的側面で見ると

課題志向型の部長が次の大会へ
向けて部員を指導する一方で、

副部長が部員を励まし、

悩みを聞くなど関係志向型の
行動をとる事があります。

これは、集団に求められる
リーダーシップ行動を

複数のリーダーで分割
していると見る事が出来ます。

この舵取りができるリーダーの
元で組織はうまく機能するのです。

集団とリーダッシップの種類、特徴

リーダーシップの役割の意味を
大きく捉えればこの二つでしょう。

しかし最近では情報化で、

組織として捉える規模が
どんどん大きくなっています。

家族→村→地域→国→世界→地球…と、

グローバル化が進み、

リーダーシップの形ももちろん
変化が生じているわけです。

近年では、チームや組織に
変革をもたらすリーダーシップ
も注目されています。

経済や経営のグローバル化の中で

産業組織は集団の内部
だけに目を向けるのではなく、

変化する外部環境にも目を向け、

変化に適応する必要性に
迫られています。

経営組織であれば、

売上だけを追い求めるのでなく
環境も考えなければならない、

などです。

これまでの課題志向型や
関係志向型の種類のリーダーシップは、

どちらかと言えば、
集団内部に目を向けた行動です。

そのため、集団の目を
外部へ向けさせ、

メンバーを変革や挑戦に
向けて動機づける行動として

新たに変革型リーダーシップの
発揮が必要とされています。

組織変革で著名な経営者90名に
インタビューをした欧米の調査では、

リーダーに共通する
4つの特徴を明らかにしています。

彼らはまず、

強力なビジョンを明確に
表現する事ができ、

かつそのビジョンを
組織メンバーに伝え、

共有する事を行っていました。

そして、メンバー間の
信頼を醸成し、加えて、

自分自身に対する
強い自己信頼と楽観性

という特徴を有していたそうです。

状況に合わせたリーダッシップを発揮する

あなたがリーダーになるとき、

まず求められる事は
集団の状況を把握する事です。

メンバーはどんな人たちか、

集団の強みと弱みは何か、

そして我々はどこへ向かうべきか。

そして状況に合わせた
リーダーシップ行動を発揮する
必要があります。

例えば、

短期的には営業成績をあげる事が
チームに求められている場合でも、

長期的にはチーム内の
人間関係を良好に保ち、

メンバーの満足度を高く
保つ事が組織の健全な発展に
欠かせない、

という状況を考えてみましょう。

このような場合、

目標達成に焦点を当てた
課題志向行動だけを

リーダーが行っていては、

短期的にチームの成績が
上がっても長くは続きません。

逆に雰囲気を良くする
関係志向行動だけでも、

十分な成果を上げる事は
出来ないでしょう。

二つの指向性のバランスを
とった舵取りが必要となります。

また、チームに閉塞感が漂い、

今後の方向性が見出せない場合、

もしくは環境が変化し、

今までのやり方では通用
しなくなった場合には、

抜本的な変化へと人々を率いて

立ち向かう事が出来る
変革型リーダーシップが求められます。

政治でも経済でも社会でも、

バブル崩壊後、
停滞する日本経済の元では、

このような集団とリーダッシップを
発揮する心理学的意味や種類、

特徴をふまえた上で行動する事が
重要になってくるのでしょう。

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