脳と身体にリラックスと緊張を繰り返す弛緩法の効果とやり方


今回のテーマは、

脳と身体にリラックスと緊張を
繰り返す弛緩法の効果とやり方

について紹介します。

かつてのスポ根の時代、

アスリートなどが眉間に皺を寄せて、
口を真一文字に結んだ表情が、

気合いの入った良い状態だ
と考えられてきました。

マンガなどでもよく見るイメージです。

しかしスポーツの世界でも
心理学の考え方が浸透し、

緊張状態ではうまく力を発揮
できないことが分かってきました。

眉間にシワを寄せるより、

リラックスして無駄な力を
抜いた状態の方が、

ベストパフォーマンスに近づけるのです。

これは当然ビジネスマンも同じです。

そこでリラックスをするために
様々なテクニックがあるのですが、

実は、身体も筋肉も脳も

最大に緊張させた後に
最大の弛緩が来るという
特徴があります。

このメカニズムを応用した
メンタルトレーニング

弛緩法というものです。

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筋肉を緊張させて緩める弛緩法

『漸進的筋弛緩法』

というテクニックはもともと、

アメリカのジェイコブソン
という生理学者が提唱した
リラクゼーション方法なのですが、

例えば、

プロ野球選手なら
マイナス思考に落ちいている場合

いつも中途半端に
力んでしまっていて、

それが緊張の原因に
なっていたりします。

そこで、例えば

試合前などに身体にグッと
力を五秒くらい入れて、

その五秒くらいかけて
フッと力を抜きます。

これを繰り返しやるのが
効果的なやり方です。

右手、左手、両肩、右脚、左脚、

と順番に行って行けば、
全身の脱力が可能になります。

これにはどんなメンタル的な
効果があるかと言うと、

血流が良くなって
筋肉がリラックスすると言う
のが最大の効果で、 

肩こりの原因は
血行の悪さと言われていますが、

それは筋肉のどこかの
部位で血流の流れが
悪くなっているという事で、

そこに血液を流すには
筋肉をポンプのように
動かせば良いのです。

この

「ポンプのように筋肉を動かす」

という方法が、

力を入れては抜くと言うふうに
繰り返す弛緩法なのです。

脳をリラックスに導く弛緩法

またこれは考える力においても
非常に効果的です。

次に脳の弛緩法は
どういうやり方かと言えば、

短期間グッと集中して
物事を考え、

フッと脳の緊張を緩めます。

この場合、できるだけ
難しい事を考えたほうがよく、

国際問題やイラク問題の解決法とか、
非常に難しい数学の問題に取り組んだり、

どんな事でも良いのですが、

簡単には答えを出せないような
難しいことを考えてもらいます。

肝心な事は、

脳に大きな負担がかかる
位に集中して考える事です。

時間的には五分くらいが
目安でしょう。

そして何も考えない
ボーッした状態に戻すのです。

この身体と脳の弛緩法は
どちらをやっても構いません。

なぜなら、脳と身体は
連動しているので、

脳が力めばが身体も力み、

脳がリラックスすれば
身体もリラックスします。

だから

身体と脳のどちらから
アプローチしても効果的な
やり方なのです

弛緩法のメンタルへの効果

私はマイナス思考に
陥っている人には、

あえて難しい事を
質問したりします。

そうして必死に考えさせて、

適度な時間が来たら

「はい、考えるのを辞めて、
しばらくぼーっとして」

と言います。

またしばらく経ったら、
難しい質問をして考えさせて、

またぼーっとさせます。

これを数回に渡って繰り返すのです。

これもある種『漸進的筋弛緩法』を
考える筋力に応用したものですが、

あるメンタルトレーナーによれば、

イップスにかかって
ボールが投げられなくなった選手でも、

この弛緩法を使えば
すぐに投げられるようになると言います。

要は、投げられないというのは
マイナス思考になっているため

筋肉のある部分が
気になっている状態にある訳で、

思考と筋肉をリラックス
させれば投げられることが
出来るようになるのです。

そういう状態にしてあげるのに、

脳と身体の弛緩法を施すのは
効果的なやり方です。

繰り返しになりますが、

最大の緊張があった後には
必ず最大の弛緩が来ます。

脳の身体の緊張とリラックスは

ある意味ではメリハリを
つけるという事です。

スポーツ選手でも、

中途半端に緊張して
だらだらと長時間練習すると
疲れもたまりますし、

いい結果にはつながりません。

本番でも眉をひそめていては
良いパフォーマンスは出ないのです。

やるべきときに
ガーッと集中してやり、

力を抜くべき時は
フーッとリラックスした方が

練習が終わった後の
疲れも少ないです。

脳と身体の弛緩法の活用法

この脳と身体の弛緩法は、

勉強にも活用できます。

例えば

受験生であれば、

目指す高校や大学に
合格するために

とにかくひたすら
勉強しなくては行けない
と思っているでしょう。

でもそれがプレッシャーとなり、

毎日だらだら長時間かけて
勉強をしたり、

国語も数学も英語もと、

これでもかとばかりに
問題集に取り組みます。

しかししれが果たして
効果的なのでしょうか?

私は違うやり方をお勧めします。

真の学力を付けるには
量よりも質と言えます。

緊張しっぱなしで
長時間机に向かっていても

それだけ勉強した事が
ちゃんと頭に入っているとは
思えません。

身体も脳も

「力を抜いてリラックスしてください」

といきなり言われても、

力を抜いたつもりでも、
まだ緊張している状態になっている
ということが良くあります。

そこで逆説的に、

一度そこの力を思いっきり入れて
緊張状態にしてから脱力することで、

緊張と脱力のメリハリ
功を奏し力に弛緩を実感できます。

何事においても

緊張とリラックスが重要です。

例えば受験勉強するでも、

数学の問題に二時間くらい
かけて集中して取り組むなら、

その後はぼーっとして
脳を弛緩させます。

これを繰り返す事が大切です。

仕事でも同じです。

メリハリもなくダラダラ仕事をするより、

大切な仕事を一気に終わらせて
リラックスして弛緩する、

この方が実は効率的なのです。

人間はリラックスという
ゆるみがあるから、

また次に頑張れるのです。

もちろん、弛みっぱなし
では話しになりませんが、

脳と身体の弛緩法を使って

緊張とリラックスの繰り返し
を習慣づければ、

心身のコントロール力が
身についてきます。

そして5秒でもこのテクニックを使えば、

仕事でも勉強においても、

本番の受験や現場でも集中して
取り組む事が出来るはずです。

ぜひ参考にしてください。

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