イップスの原因やメカニズムとイメージトレーニングの変換法

イップスの原因やメカニズムとイメージトレーニングの変換法
今回のテーマは、

イップスの原因やメカニズムと
イメージトレーニングの変換法

について紹介します。

誰でも不調時と好調時の波

というのは経験している
のではないでしょうか。

今までうまくいかなかったのに、
急にうまくいかなくなる。。

すると、焦ってしまいさらに
失敗を繰り返してしまったり、

ここでイップス(Yips)
という言葉がありますが、

主にスポーツやゴルフの世界で
話題になる病気です。

普段の練習では何でも
なくこなせるプレーでも、

いざ本番となると
筋肉が硬直してできなくなって
しまう症状の事です。

例えば、

練習では軽く入る
1~2メートルのパットが
打てなくなったり、

打ったとしても、
外れて大きくオーバーしたり、

一流のプロゴルファーでも
スランプに陥るという

メンタルが要因となる厄介な
症状です。

このイップスは
グルフに限った事ではなく、

プロ野球選手でも、突然ボール
を投げられなくなる人もいますし、

スポーツ以外でも
イップスは起こります。

人前に出ると、突然言葉が
出なくなって喋れなくなる人、

交通事故にあった後
横断歩道を渡れなくなる人

もそのメカニズムを考えれば
イップスの一種と言えるでしょう。

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イップスの原因やメカニズム

多かれ少なかれこうした症状を
誰もが経験しているでしょう。

ドツボにはまらないよう
うまく乗り切るためにも、

もう少しこのメカニズムを
詳しくみて行きましょう。

人間は誰でも

能動的イメージと
受動的イメージを

頭の中に浮かべるものです。

この場合の能動的イメージとは
自分が意識して描くイメージであり、

意識する分だけどちらかというと
ポジティブなイメージになります。

一方、受動的イメージは
自然にわき上がるイメージですが、

意識していない分だけネガティブな
イメージになる事が多いです。

イップスの原因は、

このネガティブな受動的イメージが

受動的イメージが強くなったときに
起こりやすいのです。

大抵の人は、

普段生活する中でネガティブな
イメージを抱えがちです。

今日はどうも体調が悪い、

今度の試験はちょっと自信がない、

明日の企画会議のプレゼンは
うまく行かないような気がする、

という風に悪い方向へ
ばかり考えてしまうのです。

そうなると、

人間は必ずそのネガティブな
イメージを打ち消そうと

懸命に考えるのですが、

意に反して気持ちはどんどん

ネガティブな方向に
落ち込んでいくのです。

その結果、例え一流と
言われるスポーツ選手でも

極度の不振にあえぐ事になります。

そこでイメージトレーニングの
変換法が重要になってくるのです。

イメージ次第でイップスに陥る

これは本能的なもので
しょうがないことでもあります。

人は生存の危機に注意する
センサーが脳にあります。

傷つかないよう、守る
メカニズムがあるわけですから、

普通に意識していなければ
ネガティブなイメージが浮かぶものです。

これにうまく対処できないと、
心が体をフリーズさせます。

あるプロ野球選手の話しがあります。

内野を守っていた彼は
一塁に悪送球してしまい、

それが原因で相手チームに決定的な
だめ押し点が入ってしまいました。

試合後、ベンチ裏に呼ばれた彼は、

コーチから

「なんだ、あの悪送球は。
それでも一軍のプレーヤーか!」

と叱咤されて、手ひどく殴られました。

そして、その翌日から、彼は
ボールを投げられなくなったのです。

もちろん怪我や疲れが
要因ではありませんでした。

投げても五メートルほどで
力なくワンバウンドしてしまう。

明らかなイップスの症状です。

この原因のメカニズムは

ボールを投げられないという
自分のイメージが、

頭から離れなくなっているのです。

イメージトレーニングの変換法で
これを克服するために、

あるメンタルトレーナーが
彼と向かい合い指導したそうです。

「なぜ投げられないの?」

と聞くと、

「僕には投げられるはずがないんです。
もうダメです。」

とのこと、

話しを深堀すると、

その彼は普段からかなりネガティブな
思考に走る傾向があったそうです。

そこでトレーナーは

「キャッチボールが出来ていた頃の
自分をイメージしてみましょう」

とか

「中学、高校時代にヒーローだった
自分を思う出してみましょう」

と語りかけて、
イメージトレーニングをさせて、

30分ほどその事だけに
意識を集中させました。

その後キャッチボールさせると、

見違えるほどのボールが相手の
胸元にびしっと届くようになったそうです。

イップスを克服するイメージトレーニングの変換法

ところが、それでイップスが
治れば話しは簡単なのですが、

翌日にはまたワンバウンドの
ボールに戻ってしまったそうです。

一日経つうちに、

再びネガティブなイメージが
わき上がってきているのです。

そのため、毎日毎日、

「投げられる自分」を集中して
イメージトレーニングを
繰り返させます。

そしてネガティブなイメージを
ポジティブなイメージに転換させ、

ポジティブなイメージを
定着させる事で、

彼は普段通りに投げられるように
なるまで約一ヶ月かかったのです。

心技体とよく言いますが、

どれだけ優れたスキルがあっても、

メンタルのパズルが少しずつ
ちぐはぐになっていけば、

身も心もバラバラになります。

その修復は簡単ではないのです。

だからこそできるだけ早い
段階で対処することが肝要です。

ネガティブなイメージに
とらわれてしまい、

心がそちらの方向にばかり
増幅するような時は、

たとえ豆粒のように小さくても

ポジティブなイメージを
心の中に描いて

そこに意識を集中させるのです。

そしてその意識を
消そうとするのではなく、

どんどん大きくしていく
事だけを考えます。

そうするとポジティブな
自分のイメージが膨らんできて、

必ずいい結果を残せるようになるのです。

このイメージトレーニングは
スポーツだけでなく、

仕事でも十分使えるものです。

イップスの原因やメカニズムを知れば、

悪いイメージでプレゼンやセールスに
苦手意識を持っていたとしても

それもイメージトレーニングで
変換させる事ができるのです。

他の仕事のスキルを磨く事も
応用できるでしょう。

受動的イメージを
能動的イメージに変換する事は

メンタルトレーニング
第一歩と言えるでしょう。

これを思考の習慣にできるまで
落とし込めれば最高ですね。

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