他人の評価を気にする人、他人と比べてしまう人の心理的特徴

他人の評価を気にする人、他人と比べてしまう人の心理的特徴
今回のテーマは、

他人の評価を気にする人、
他人と比べてしまう人の心理的特徴

について紹介します。

「自分は自分だ、他人は関係ない」

といくら思ったとしても、

どうしても他人と比べてしまう、

他人の視線や
他人の評価が気になる、

そういう人もいるでしょう。

でも、これはある意味
仕方のないことと言えます。

私たちは子供の頃からずっと
比べられ、評価されてきたのですから、

「お兄ちゃんは出来るのに、
あなたはどうして出来ないの!」

「妹はしっかりしてるけど、
この子ったら、いつまで
経ってもぼんやりで、、」

…そんなことを言われた
記憶はありませんでしょうか?

或は親戚の事比べたり、

「○○ちゃんは出来るのに、
あなたが出来ない訳ないでしょう。」

などと競争を押し付けられたり
した事はないでしょうか?

心理学的に言っても、

多くの人がこうして
育ってきているのですから、

大人になってもついつい
自分と他人を比べてしまう、

そんな癖がついてしまっているのです。

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人間は他人に影響を受ける生き物

「私は他人の影響を受けない」

という人でも、

人間の心理学的に言えば、
必ず影響されるものです。

ある有名な実験があります。

被験者に暗い部屋で光の点を
見てもらうのですが、

人間の目は暗い所で光点を
見ているとある錯覚を起こします。

実際は止まっているのに、
光点が動いているのに、

光点が動いているように見えます。

このどれくらい動くかは
個人の目の反応によるので、

人によってかなり違います。

これを「自動運動現象」
と呼ぶのですが、

この心理学実験では
この人間の性質を利用して、

「情報が曖昧」で
「被験者それぞれが違うモノを見る」

という状況を作り出しました。

さて、この後、被験者たちに

「光点がどれくらい動いたか?」

と尋ねました。

するとどうなったでしょう。

他人と比べてしまう心理学

1人ずつ別室で質問すると、

応えは当然バラバラなものになります。

5センチという人から
50センチという人まで、

誰もが自分が感じた通りに
答えます。

ところが、被験者全員を
ひとつの場所に集めて
もう一度同じ質問をした所、

どうなったでしょう。

なんと答えはどの人も大体
同じくらいの数値におさまったのです。

例えば、同じグループで
誰かが最初に

「10センチくらいでした」

と答えると、全員が
似たような数値を答えるのです。

こんなふうに私たちは周りの
人の情報を信じて、

自分が感じた内容の方を
無意識に調整してしまいます。

だから他人の評価が気になる、
他人の意見が気になるというのは

本能的、本質的な心理でもあるのです。

他人の評価を気にする人の心理的特徴

もちろん、

他人の目が全く
気にならないとしたら、

他人の気持ちも他人の存在も
気にならないという事になり、

誰かの心を平気で踏みにじりかねません。

私たちは一人で
生きているだけでなく、

他人の中でも生きているのです。

だからこそ、

他人の目に映る自分が気になるから、

自分の嫌な部分は隠したい、
他人の期待に応える自分でいたい、

そう思う心理的特徴は
ごく自然な事です。

私も若い時代、
赤面症で悩んでいました。

すぐに赤くなってしまう自分を
他人に見られたくなかったのです。

だからわざと人のいない
道を通ったりしていました。

そんな事をする自分が嫌で、

友人といるときはそんな
自分を隠そうと、

わざとふざけたりもしました。

他人と比べてしまう人の心理的特徴

しかしそれは嘘の自分です。

本当は話したくもない、
放っておいて欲しい訳ですから、

それでもみんなに
受け入れてもらわなければと、

必死で自分を演じていたのです。

すると

「あいつは面白い事を
やるから飲み会に呼ぼう」

などと声がかかるようになります。

しかし私の本心では、

断りたい、、

一人で静かに部屋でいた方が
気が楽で良いのです。

でも断れません。

一生懸命みんなお前でバカをやる、

その後家に帰って
一人になると、

猛烈な自己嫌悪に陥りました。

「なんであんな事をやってしまったんだ。
これは本当の自分じゃないのに、、」

とますます自分が嫌いになります。

こんな事では、そのうち
ウツになって自殺しかねない、、

と思う込まれる位、
追いつめられていました。

他人の評価を気にする
他人と比べてしまう自分が、

他人の目を気にして
別の自分を演じるのは、

それくらい大変な事です。

そしていくら必死で努力しても、

結局は何の得にならず、
自分が苦しくなるばかりです。

他人と比べてしまう癖を克服する方法

私が心理学を必死で
学び始めたきっかけは、

そうした苦しみの中でした。

勉強してまず気づいたのは、

「自分の状態を素直に受け入れる」

という事で、

今まで苦しかった事が
苦にならなくなっている、

ということです。

人からどう思われるかじゃなく、
他人と比べてどうかでもない、

「自分は今こう言う状態だ」

という事をまず認めるのです。

その上で、

「自分はどうしたいのか」

と考える、

それが他人と比べてしまう
癖を克服するコツです。

他人の前で別の自分を演出する
ということも、

ときには役に立ちます。

ただしそれは、

「本当の自分」の姿を
きちんと受け入れてこそです。

その上で、あくまで
他人のためではなく、

自分のために演じる事が条件です。

例えば、

「本当はビクビクしているけど、
相手に足元を見られると危ないから、

ここは演技力を発揮して
堂々と構えたフリをしておこう」

と言った場合です。

他人の評価を気にする人、
他人と比べてしまう人は

ぜひ参考にしてみてください。

「人が見ているのに
ビクビクしてちゃダメだ」

などと自分を叱る
必要はないのです。

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