劣等感の補償とコンプレックスを活用した偉人や天才の特徴


今回のテーマは

劣等感の補償とコンプレックスを
活用した偉人や天才の特徴

について紹介します。

何かの分野で偉業をなす
天才たちの活躍を見ると、

特別な才能やセンスが
あったのだろうな、、

と凡人は感心してしまいますが、

ここで興味深い特徴があります。

もちろん天才、偉人と呼ばれる
才能豊かな人たちは、

生まれつき特別な力が
あったのかもしれません。

しかしもちろん「努力」をしたから
成し遂げられた結果でもあります。

そして、、その努力をする背景に
かなり興味深い傾向があるのです。

意識的にせよ、
無意識的にせよ

劣等感をなんとか
調整しようとする心の
働きの事を

劣等感の「補償」と言います。

精神分析学者
アルフレッド・アドラーは

劣等感の研究によって

この補償という現象に
重要な位置づけをしています。

劣等感の補償とコンプレックス

アドラー博士がここに
興味を持ったきっかけは、

彼が心理学の研究を
始める前の眼科医時代に、

美術学校の学生の
視力検査を行い

7割以上に視力の欠陥が
あると気づいた事だったようです。

なぜ目が悪いのに
画家を目指すのか

という問いかけに対し

以下のような返事をした
学生がいたそうです。

「子供の頃、自分の視力が
人より劣っていると気づいたので、

何とかして他の人と同じか、

それ以上になりたいと思って
努力しているうちに、

見る事に人並み以上の
関心を持つようになったのです。」

これを聞いたアドラーが
芸術家の伝記を調べてみた所、

偉人である画家や詩人、作家に

視力障害を持つ人が
何人もいる事、

偉人である音楽家に
聴力障害のある人が多い
ことなどが分かったのです。

天才はコンプレックスから生まれる

さらに、

足が不自由だった人が
長距離走で新記録を出した話しや、

足の病気だった人が
歌手になった話しなど

身体上の欠陥を克服して
業績を上げた天才の例が

何百も見つかったのです。

そこでアドラーは、

人間が身体上の欠陥だけでなく

心理的な面もまた同じように
補償しようとするのではないかと
考えました。

人間は生まれたときには
無力ですから、

周囲の大人に劣等感を持ち、

大人のように強く
賢くなろうと努力します。

いわば劣等感の補償が
原動力となって、

子供は成長していく訳です。

偉人や天才たちとコンプレックス

無力さがゆえの不安が
劣等感となって

コンプレックスの塊となると、

神経症などの社会的不適応を
起こす恐れがありますが、

そのいっぽうで、

補償しようとする力が創造力
源泉となる事も多々あります。

ルネッサンスの天才
レオナルド・ダ・ヴィンチも

ミケランジェロも神経症でした。

さらに、万有引力を
発見したニュートンは、

子供頃に病弱で不幸な
育ち方をしたため、

劣等感が強く、
被害妄想に悩まされていました。

その補償として、

自分の存在を支えてくれる
絶対的な神の法則を見つけ出そう
としたと言われています。

私が大好きな歌手である
レイチャールズさんは、

ご存知のように盲目の天才です。

視覚を補償するがごとく
驚異的な聴力が磨かれたのでしょう。

更に言えばベートーベンは
聴覚障害を抱えていました。

天才たちの特徴を見るとその
背景には深い悩みが見えるものです。

コンプレックスを活用した偉人や天才の特徴

もちろん、誰もが
特別な才能に恵まれている
ワケではありませんが、

天才や偉人が特殊な例だとして

自分とは関係ないと
考えるのは早計でしょう。

泳げない事に劣等感を持ち、

練習を重ねて水泳選手に
なった人もいれば、

運動は苦手だからと
勉強に励んで学業に
秀でるようになった人もいます。

家庭が貧しかったから

仕事を頑張り成功
した人もたくさんいます。

そう考えると

何不自由のない生活=幸せ

か、どうかはわからなくなります。

このように劣等感の補償は、

プラスに働くと、
人生に成功をもたらします。

他人と比べてしまったち
自分が抱えるコンプレックスで
悩んでいる人も多いでしょう。

しかし劣等というのは
相対的な問題であって

絶対的な基準などないことも、
よく覚えておきましょう。

何か一つの事に真剣に取り組み、

全力を尽くしたのであれば、

他の何かが出来ないからと言って
劣等感を覚える必要はないのです。

まずはしっかりと正直に
自分と向き合うことです。

自分自身の中に闇と感じていた
部分にも光を当てて見ましょう。

劣等感、コンプレックス
と言う「原石」は、

放置しておいてはただの
石ころと言えます。

過去の天才、偉人たちがそうしたように、

劣等感を自分を強くする
エネルギーに代えれば
光り始めるのです。

そしてその輝きを増す
ことができるのは、

あなたしかいないのです。

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