劣等感と思い込み、悩みと性格や能力とセルフイメージの関係


今回のテーマは、

劣等感と思い込み、悩みと性格や
能力とセルフイメージの関係

について紹介します。

心理学を学ぶほど、

自分を客観的に理解する
ことができます。

これは実はすごいことです。

犬が鏡に映る自分に吠えるように、

自分を客観視できるのは
おそらく人間のみの能力です。

そしてこれができれば、
自分の意思で自分をコントロール
できるようになるからです。

ここで自分自身が自分に対して
イメージする自分である、

セルフイメージという
言葉を理解しましょう。

容姿のコンプレックスなど身体像
本当の自分の間のギャップが

深刻な悩みを生み出すように、

外面だけでなく内面のギャップも、

性格や能力に関する悩みも
自己像、セルフイメージに
起因している事があります。

例えば、

親から

「お前は本当に、ひねくれている」

と嫌な顔つきで
言われ続けて育ち、

自分はひねくれ者だと
思い込んでいる人がいます。

周囲の人とは異なる
物事への反応や考え方をするたびに

「やっぱり、ひねくれているんだ」

と考え、

自分の性格に嫌気がさして
しまうのです。

しかし「ひねくれている」
というのは親の一方的な視点
でしかありません。

性格や能力とセルフイメージの関係

人間にはこうして他人に
影響される性質がありますが、

特に日本には、周囲に合わせる
「人並み」をよしとして、

それを

「大人の考え方」

として捉える人が多くいます。

みんなと違う人は排斥されたり、

仲間はずれにされたり
しやすいという土壌があります。

主体性のない

「大人の考え方」が
身に染み付いた人は、

人とは違う事に
劣等感を感じやすくなります。

人にはそれぞれ
個性がありますから、

他の人と違う事があって当然です。

少しくらい違っていたり、人並みから
外れていたりするからと言って、

それを悪い事だと
決めつけるのは、

社会が作り出した価値観に縛られ
ているからだと言えるでしょう。

例えば、

映画を見た感想が
他の人と違っていても

気にする事はありません。

「感動の超大作」

と言われるものを見て
感動しなかったとしても

ひねくれているからと感じる
必要などないのです。

他の人たちも、

それぞれ違う感想を
持っているはずですし、

本音を引き出してみると、

たいして感動した訳でもない人が
いる事が分かるでしょう。

劣等感と思い込みとセルフイメージの関係

もしかしたら、

親から「ひねくれ者」と
言われたのも、

自分にとても正直で、

素直な意見を口にするから
なのかもしれません。

視点を変えれば評価は変わります。

性格に善し悪しはありません。

親の目から見て、

周囲の大多数と外れるところが
好ましくないと評価されたとしても、

それは絶対的な
評価ではないのです。

だからこそ、その劣等感は
思い込みに過ぎないわけです。

社会的な価値観から
解放された人から見れば、

「素直で素晴らしい」

と評価されるかもしれませんし、

それが本当の自分の
姿なのかもしれません。

「鈍い」「動作が遅い」

と言った能力に関する
セルフイメージも、

同じように再検討してみる
必要があります。

そのようなセルフイメージを
持つに至った原因は、

何事にも素早く反応する
兄弟との比較から受けた

評価であるかもしれません。

自分では「鈍い」と
思い込んで悩んでいても、

職場の人たちは、

「スムーズに仕事をこなしている」

と評価している場合もあるでしょう。

劣等感や悩みはセルフイメージ次第で変わる

また、自分が欠点だと思い込んでいる
事を好ましく見る人もいるはずです。

私の知り合いで自営業を
営む宮本さん(仮名)夫妻には

3人の子供がいるのですが、

兄妹同士で比べることをしない、

という家庭のルールがあるそうです。

彼らの長男は近所でも評判の
優秀な子供で、

成績優秀、スポーツ万能、
いわゆる早熟の子供でした。

一方で小学生の次男は、

何をする時でも前もって考え、

納得してから行動するタイプです。

「のろいという人もいますが、
私たちはそれが彼の物事への
取り組み方であって、

個性なのだと思って、
せかさないようにしています。」

ご両親の深い愛情を受けて、

彼は伸び伸びと育っています。

兄妹で比べてしまい妙な
コンプレックスを植え付けてしまう
子育てが多い中、

非常に大切な考え方だと感心しました。

効率ばかりが優先された世の中では、

のんびりしているのは
悪い事のように見なされがちですが、

時間をかけて、きちんと
やろうとしているのであれば、

必ずしも大きな問題とは
言えないでしょう。

セルフイメージは自分でデザインする

素早く仕上げるために
粗っぽい仕事をして、

やり直しの必要が出るくらいなら、

始めから多少時間がかかっても
きちんとやった方が良いはずです。

性格や能力に関して、

深刻な悩みを抱えている人は、

実際の自分が本当に
そうであるのか、

じっくり検討してみる事を
お勧めします。

性格や能力なんて
認めてくれない人もいれば、

評価してくれる人もいて当然です。

でも本当の自己像、セルフイメージを
決めるのは、あなた自身なのです。

あなたの人生をデザインするのは
他の誰でもなく、あなた自身なのです。

こう考えれば自分の抱える
思い込みに気づくことができます。

そしてその劣等感にも
光を差せるのではないでしょうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>