容姿、外見へのコンプレックスの心理学的な原因と克服法


今回のテーマは

容姿、外見へのコンプレックスの
心理学的な原因と克服法

について紹介します。

あなたは自分の外見、見た目を
自分でどう感じますか?

「私は自分の容姿が大好きです。」

と胸を張って答えられる
人は素晴らしいことですが、

多くの人は、特に日本人は、

自分の体のどこかに悩みを持ち、
外見にコンプレックスを持つものです。

「自分の嫌いな部分がある」

それも適度なら良いのですが、
過度になると問題です。

しかもそれは実際に劣るわけでなく、
思い込みである可能性が高いのです。

「私は太っていて、みっともない」

「私は醜いから人に不快感を与える」

などと深刻に悩んでいる人は、

もう一度自分の身体像
チェックしてみる事です。

他人の意見を鵜呑みにする身体像

人間は自分のことを実は
うまく判断できません。

自分の心理で描く
自分の身体像というのは、

かなり主観が入っているのです。

特に大きな容姿、外見への
コンプレックスがあるような場合は、

自分の持っている

身体像イメージと本当の自分が
かなりかけ離れている事が多いのです。

客観的に見えれば
必ず長所があるものです。

しかし心理的バイアスがかかると
この部分が全く見えなくなるのです。

欠点だけが強調されるようになり、

それが考え方や行動に
色濃く影響するわけです。

前回紹介したように、

自分の容姿について関心を
強めるのは思春期の頃からです。

その年代ではまだ大人に
なり切っていないので、

人生経験も乏しく、
自分自身が不安定です。

このために他人から受けた評価が、

そのまま直接的に身体像
の形成に大きく影響し

それが根深いコンプレックス
の原因となります。

容姿、外見へのコンプレックスの心理学的な原因

心理学的に言えば
特に、親や教師など影響力の
大きい大人から言われた事が

身体像にとり込まれていく
事になります。

もう既にメンタル的に
成熟した大人に対して、

例えば本人が、

「自分が体が大きいのは
恰幅があり、信頼されている証拠」

と思っている人に、

他人が

「あなた太っていて醜いね」

といったとしても、
あまり気になりません。

確かにいろいろな見方が
あるなと考えられるでしょう。

むしろ

「あなたの見方がおかしい」

と反論もできるでしょう。

しかし、まだメンタル的に
未熟な子供時代であれば、

こうした他人からの一方的な
評価はダイレクトに影響し、

それが本人のセルフイメージを
形成してしまうわけです。

ですから、

影響を与える大人が、

自分の主観やゆがんだ見方で
美醜を判断して、

心ない言葉を浴びせること
自体が問題となります。

未熟なもの同士の単純な見方

だれしも

「不細工」「でぶ」と言った事を
言われれば傷つきますし、

「お前の目は細くてキツい」
「顔が大きい」

と言った不用意な発言が、

子供の心に傷として残り、

外見や容姿コンプレックスの
原因となるのです。

相手の適切でない言葉を
真実だと思い込んでしまうのです。

振り返って考えてみると、

子供の頃に自分が強い
影響を受けた大人も、

長所もあれば短所もある
同じ人間である事が分かるはずです。

彼らもまた限られた経験から、
低い評価を与えているに過ぎないのです。

低い評価が、自分自身の
コンプレックスの裏返し
である事もあります。

例えば背が低い事に
劣等感を持つ親や他人が、

すくすくと育った子供に

「ノッポ」「デカイ」

などと言って、
傷つけられるような場合です。

未熟な意見が未熟なメンタルに
作用して、

不完全なセルフイメージが
出来上がってしまっているのです。

容姿、外見へのコンプレックスの心理学的な克服法

これに対して、

心理学的な克服法は

周囲の大人が愛情を持って接し、

高い評価を与えれば、
子供は好ましい身体像を形成し、

自分に自信を持つ事が出来ます。

また、他人の評価を
真に受けやすい人は、

身体像についても大きな
影響を受ける事になります。

テレビや雑誌などで
取り上げられる理想像との
ギャップ
に打ちのめされ、

また、女性の価値は美しさで
決まると思い込みなどして、

悩んでしまうのです。

もちろん人が感じる
美しさの基準のようなものは
存在するでしょう。

しかしそれは絶対的では
ありませんし、

美しさだけが評価ポイント
ではありません。

ましてやアイデンティティと
そのまま結びつくわけではありません。

このように、容姿、外見への
コンプレックスの原因というのは、

本当の自分が客観的に見て
劣っているかどうかではなく、

他人の影響で作られた
思い込みの場合が多いのです。

自分が描く身体像は、

他人の勝手な評価が
積み重なったものに過ぎません。

まずは思い込みを振り払い、

現実の姿を直視る事が
心理的克服法と言えるのです。

そこから自分の容姿や外見を
変えるにしても変えないにしても

その前に思い込みから
距離を取ることが重要です。

こうした私たちの心理的特徴を
踏まえた上で、

次回からこうした悩みを
いかに解消していくか、

具体的に考えていきましょう。

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