身体像境界と容姿や体型の悩みが性格や人生へ影響する心理学

身体像境界と容姿や体型の悩みが性格や人生へ影響する心理学
今回のテーマは、

身体像境界と容姿や体型の悩み
が性格や人生へ影響する心理学

について紹介します。

心と身体には興味深い
関係があるものです。

美しさに惹かれるのは
人間の素直な心理と言えますが、

外見、見た目の美しさが
ことさら重視される昨今の風潮は、

容姿にまつわる悩みを大きく
する結果ともなっているようです。

誰しも自分の容姿について

「太っている」
「脚が短い」

と言った不満や劣等感は
持っています。

中には強い悩みに
胸を痛めている人もいます。

それだけ自分の容姿に強い関心
を持っている証でもあります。

ただ、

容姿を気にするあまり、

人生や性格に暗い影がさす
ようになっては問題です。

仕事や私生活でうまく
行かない事があると、

容姿のせいだと思い込んで
悩む人もいます。

こうした悩みにまつわる
心理学について紹介します。

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容姿や体型の悩みが性格や人生へ影響する

人は思春期や青年期になると、

自分の容貌や体つきが
気になるようになります。

大人から見ればそれほど
違いは分かりません。

他人の目にはたいした問題は
見えないような事でも、

本人は劣っていると思い込み、

劣等感に襲われるのです。

特に女子は、顔や
体型を気にしがちです。

そしてそれが心に影響し、
性格やメンタルを変えるのです。

成熟に伴う体の変化も
劣等感の原因になる事があります。

小学校の高学年頃から
第二次性徴が現れ

胸が膨らんだり、
体が丸みを帯びたりしますから、

その変化を気にしたり、

男子にからかわれたりすると、

ときには登校拒否を
起こす場合もあります。

男子であっても、

体格が貧弱な事を悩んだり、
運動神経の良い友人と比べて
劣等感を持ったりします。

容姿の悩みが性格へ影響する心理学

最近では、

ジャニーズタレントや
イケメン俳優、歌手など

以前より美形、美少年が
もてはやされるようになったので、

容貌が悩みのタネとなりやすく
なってきたと言えるでしょう。

このような容貌や体型
体つきに関する劣等感は、

もちろん青年期以降の
大人にもあります。

美しさを求めて
整形手術をするのは、

良い例でしょう。

そして、若いと言われる
年齢を過ぎると、

容姿の衰えを気にする
ようになります。

男性であっても、薄げに悩んだり、
体型の崩れを気にしたりします。

容姿に関心を持つ事も、
不満や劣等感を抱く事も、

それ自体は特に悪い事では
ありません。

より美しく見せようという
気持ちが悪いわけではありませんが、

あまりに自分の中での
理想と現実のイメージの
ギャップがあると、

自分を傷つけてしまうのです。

不満があったとしても、

自分の容姿を自分自身では
はっきり知っておく事は
必要だと言う説もあります。

身体像境界の心理学

人が自分の体について
抱くイメージを心理学の世界では
「身体像」と言います。

私たちが自分というものを
考えるときには、

この身体像を思い浮かべますから

はっきりした身体像を持つ事は

自分と他人の区別を
はっきりさせる事につながります。

例えば、日本人はお風呂に
入ると気持ちよく感じますが、

それは自分の体と
お湯の温度が違うから

はっきりと境界を感じることが
できるからだとも言われています。

そして実はこれは心も
守っているものなのです。

また、自分の体を外界の事物と
自分自身を区別する境界と捉えた時、

この境界を

「身体像境界」

といいます。

身体像の先駆的な研究者である
セイモア・フィッシャーさんは

これについて以下のように
述べています。

「はっきりとした
身体像境界を持たない人は、

自分があまりにも無防備であり、
傷つきやすい存在だと感じている」

身体像境界があいまいな人は、

他人の存在に不安感を
抱いて孤立し、

親しい関係が成立するのを
避けようとするのだと言います。

ポジティブなセルフイメージ

これに対し、

身体像境界の
はっきりしている人は、

たとえ劣等感があったとしても

「輝く鎧に身を固めて戦いに赴く戦士」

のように、

たにんに不安感を持たず、

自分の容姿を肯定的に
捉える事ができ、

ポジティブな性格で
人生を捉える事が出来るので、

対人関係がうまく行くという事です。

セルフイメージというのは、

自分自身のアイデンティティを
決める大切な要因ですが、

それは心だけでなく
体も重要な要素です。

容姿に気になる
部分があったとしても

身体像をはっきりと持つ事は、

その人の人生に大きな
意味を持つと言えるでしょう。

どんなにスタイルのいい人でも、
自分の容姿に悩んでいるものです。

でも自分の「身体像」を
きちんと把握できれば、

いたずらに他人の目を気に
せずに済みます。

精神的なタフさを保つことになります。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」

という言葉もありますが、

むしろ大切なのはその
捉え方とバランスと言えます。

次回からこうしたきちんとした
身体像境界の持ち方について
紹介していきたいと思います。

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