ベンチャー起業にとっての王道の総力戦略、最強の戦略とは?

ベンチャー起業にとっての王道の総力戦略、最強の戦略とは?
今回のテーマは、

ベンチャー起業にとっての
王道の総力戦略、最強の戦略とは?

について紹介します。

戦略というのは勝負の勝敗を分ける
大きな要因になります。

かつて歴史上では戦争に勝つ為に、
多くの戦略が練らててきました。

こうした戦略に長けた
名だたる軍師の存在こそが、

勝敗を分けたとも言われています。

現代人にとっても

西洋ではランチェスター戦略、
東洋では孫子の兵法など

ビジネスに応用する戦略の活用が
ビジネスマンにも求められていますが、

その中で最強の戦略というのは
一体どのようなものでしょう?

前回紹介したドラッカーの提唱する
4つの戦略で、

まず紹介したい戦略が

総力戦略、総力による攻撃です。

つまり、新しい市場において
最初からトップの座を狙う方法です。

今までにない新しい製品や
サービスを提供して新市場を作り出し、

先駆者のアドバンテージによって
支配的な地位を得る戦略です。

最も王道的なもので
起業家のとる戦略としては最高のもので、

実際にこの戦略をとるベンチャー企業は
極めて多いと、

ドラッカーは指摘しています。

ただ、この戦略は
リスクも大きく、成功の可能性も高くありません。

さらに成功した後も、

市場でのトップの地位を持続するために
普段のイノベーションが要求される

極めて厳しい戦略と言えます。

王道こそ最強と言う
考えは間違いありませんが、

資源も力もない起業家が
いきなりこの戦略をとっても
上手く行かない可能性が高いものです。

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強者の戦略は起業家に相応しくない

ビジネスの世界は平等でも
民主主義的な世界でもありません。

そのまま強者とぶつかって
うまく行くほど甘くないのです。

こうした総力戦略に関する
ドラッカーの意見を聞くと、

新興の起業家がとってはいけない
戦略のように思えます。

実際に、お金も人も乏しい
資源に乏しい小さなベンチャーが

最初からマーケットで支配的な
地位を占めようとするやり方は賢明ではないです。

戦力に劣る小さな会社が、
群雄割拠する戦線へ正面から
まともにぶつかっても勝ち目はないでしょう。

後に戦国時代の雄として知られる
織田信長ですが、

戦国時代に尾張、今の東海地方の
小大名であった織田信長は、

大大名である今川義元に攻め込まれました。

これは信長の奇襲戦略がこうを奏した
桶狭間の戦いとして知られていますが、

もし、織田軍が正面からぶつかっていたら
歴史は変わっていたでしょう。

むしろ総力戦略と言うのは、

多くの分野に既成マーケットを持つ
大企業が有望な商品を開発した時、

会社の持てる豊かな資源を
総動員して一気にシェア拡大
しようとする場合に適したやり方です。

織田軍は奇襲戦略で
一気に戦国大名たちに名をあげました。

しかしその後、力を付けた
織田軍も強者の戦略に切り替えています。

ランチェスターの言う
「強者の戦略」であり、

起業して最初にとるべき
戦略としては相応しいものではありません。

正攻法こそ王道
強者にとって最強の戦略ですが、

万人に当てはまるルールではありません。

むしろ経営の世界では
最初から起業して王道を狙えるほど
力のある企業は少ないものです。

むしろ経営資源に恵まれない
ブランド力もゼロに等しい
ベンチャー企業は

次回から紹介する
弱者の戦略をとる方が
成功確率は上がるでしょう。

正攻法の戦略のメリット、デメリット

ただ実際には、

起業しようベンチャーで会社を興そう
と言う人たちは、

ドラッカーの言うように、
この総力戦略を選ぶ企業が多いのです。

真面目な人ほどその傾向が高いです。

少ない資源を集中的に費やし、
いわゆる一点突破的に市場の階段を
駆け上がろうとする、

成功すれば勝者、
失敗すれば敗者と言う

ギャンブルに近いやり方を
選ぶ人が多いのです。

もちろん正攻法と言うのは
古今東西で「戦う動機」として
一番強いものですし、

困難が大きく、壁が高いほど
やりがいを感じるのが

起業家のメンタリティでもあります。

しかし経営と言うのは
ギャンブルではないのです。

とれないリスクを避け、

ギャンブル的な要素をできる限り
排除するのが経営です。

総力戦略のメリットは

先駆者としてのアドバンテージがとれ

一気に最初から市場の
トップを狙う事ができます。

成功すれば世界を代表する
経営チームとして勝者になる事ができます。

業界の不動の地位を
築く事になるでしょう。

しかし、デメリットとして

リスクが大きく、
成功の可能性は低いものですし、

成功しても不断のイノベーションが
必要なことです。

もちろんどの戦略をとるかは自由ですが

つまり、総力戦略は
最強の戦略ですが、強者の戦略なのです。

なのでベンチャー、起業で
王道の総力戦略をとるときは、

イノベーションとマーケティングに
よほど自信がある、

有能なチームメンバーがいて、
マネジメントにも自信がある。

自社製品の技術に自信があり、

精度の高い市場分析によって

「完全な成功」が約束されている
場合に限るべきでしょう。

では次回、弱者がとるべき
戦略はどのようなもがあるか?

具体的に紹介して行きましょう。

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