現代人が不安や恐怖の回路のメカニズムを持つ事のメリット

現代人が不安や恐怖の回路のメカニズムを持つ事のメリット
今回のテーマは、

現代人が不安や恐怖の回路の
メカニズムを持つ事のメリット

について紹介します。

恐怖心や不安と言うと、

どうしても弱い人間の専売特許
のように思われがちですが、

決していけないものではないのです。

ネガティブに捉えてしまう
人が多いわけですが、

むしろメリットがある物です。

それは確固たる自信のある人
でも持っているもので、

むしろ太古から人類が
生き延びるために欠かせなかった、

大切な能力なのです。

我々の祖先が狩猟をながら、
暮らしていた時代、

原野でばったりライオンなど
猛禽類に出くわしたとします。

そんなときは、

どうしようと考える間もなく
不安や恐怖でいっぱいになります。

その「不安の回路」に刺激されて、

即座に「逃げるか戦うか」
という行動をとります。

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人間の不安や恐怖の回路と本能

そこで恐怖や恐れを
感じなかったらどうでしょう…

ライオンにも平然と立ち向かい、

森の中でも崖でも無警戒に
容赦なく走り回ってしまいます。

それでは、たちまち食べられ、
怪我をして死んでしまいます。

不安や恐怖という
センサーがなければ、

人類は生き延びれなかった
はずですね。

だからこそ大切なのです。

そして、時は進み、

人類の文明ははるかに進化し、
街にライオンや崖は無くなりました。

しかし、それでも不安の
メカニズムは残っているのです。

ここでその現代人にとっての
不安や恐怖の回路のメカニズムを
理解しておく事は大切です。

不安や恐怖に襲われた時、

脳内に化学物質が分泌します。

具体的に言えば、

アドレナリンがどっと出て、

心臓はドキドキし、
血圧が上がって頭が赤くなり、
筋肉は緊張し、
手足の裏はじっと汗ばみ、
胃腸の働きが抑えられます。

ドキドキは血液を盛んに
流して激しい運動を可能にするため、

筋肉の緊張も瞬発力を
出すために、

程よく手足の裏が汗ばむのも
戦ったり走ったりするときに
滑らないようにです。

つまり、不安の回路

が発動する事で、
身体はストレス状態におかれ、

ここ一番の力を
発揮できるようになるのです。

不安は否定せずに利用する

そうです。

こうした体のパワーを
一時的に高めるわけです。

こんなときに
ドキドキもせず、

不安も感じずに

「さて、どうしようかな」

のんびり考えていたら、
たちまち襲われてしまいます。

弱肉強食のルールのもと、
弱者となってしまいます。

不安を感じない
人間は生き残れないのです。

生存のための大切な
脳の仕組みと言えます。

こうした回路のメカニズムが人間
にはもともと備わっているのです。

恐怖や不安を感じる能力は自分の
身を守るために大切な物なのです。

だからこそ、

上手に利用すれば良いのであって、

決して否定すべき物ではないのです。

ましてや

不安や恐怖というのは、

「弱虫、ヘタレ、臆病」

などとは同義語ではない
事も知っておいてほしいのです。

現代人にとっての不安や恐怖のメリット

火事場の馬鹿力という言葉も
同じような状況を指しています。

「あ、火事だ!」

と感じた瞬間に

私たちの中の不安と恐怖で
体内にアドレナリンが
駆け巡ります。

そん緊張状態でとてつもなく
力を発揮して、

頭で意識して考える間もなく、

とてつもない脱出劇を
やってのけたり、

煙の中に飛び込んで
家族を助け出したりするのです。

…ただし、

現代の日常ではこんな生命の
危機というのはほぼありません。

日常的な危機と言えば、

例えばこんな感じでしょうか。

上司にプレッシャーをかけられて、

「君ね、今期の成績、このままじゃ
ボーナスでないよ~」

等と言われたら、

当然不安になります。

車のローンでもかかっていれば
恐怖にかられるかもしれません。

不安や恐怖の回路をメリットに転換する方法

すると身体はどうなるか?

ライオンと遭遇したときと
同じく「戦うか逃げるか」
というストレス状態におかれます。

とはいえ、、

上司を殴れるか?

「じゃあ会社やめよう」と、
すたこらさっさと逃げ出せるか?

…と言えば、

そういう訳にはいかないのです。

だからこそ現代人は

身体が感じた緊急事態、

つまり「不安の回路」が
行動によって解除されないから、

ストレスが溜まってしまい
胃に穴が空いたりするのです。

恐怖や不安は悪いものではありません。

しかし、それに振り回されれば

心身に悪影響が及びます。

かつてのバブル時代に
スポーツクラブがはやったのも、

ストレスを運動で解消しよう
という訳だったのでしょうか。

でもこれでは根本的な
解決にはなりません。

会社に戻れば同じような
ストレスはあるからです。

現代にも活きる不安の回路

だからこそ、
対処法としては、

不安や恐れを自分の中で
エネルギーに代える事が
出来れば良いのです。

逃げるか戦うかだけでなく、

「上司にこれだけ言われたんだから、
落ち着いてはいられないぞ」

と、営業に飛び出していくなり、

猛然と書類を積み上げて
仕事を始めるなり、

受話器を取り上げて取引先に
ばんばん電話を掛けるなど、

目標に向かって
行動を起こせば良いのです。

ライオンに立ち向かうように、

冷静かつ自分を磨きながら、

高い目標へと到達するための
エネルギーに変えるのです。

そうです。

メリットに転換するのです。

もともと

「不安の回路」というのは、

ここ一番の力を発揮する
ためにある物なのです。

現代社会では多くの人が

この「不安の回路」を上手く
使いこなせていないだけなのです。

だからこそ、

目標を前にした不安を
不安がる事はありませんし、

失敗するのではと言う
恐れを怖がる事はありません。

不安や恐怖の回路のメカニズムの活用法

不安を感じたときに

「大丈夫、大丈夫」と
無理矢理言い聞かせて

不安になっている自分を
否定するのではなく、

「俺は不安なんて感じていないぜ」

などと口で言いながら、
実際は手の平が震えている…

などと強がるのも良くないです。

「何が不安なのか」

ときちんと意識して、

その事態に備えておく方が
よいのです。

目標がはっきりしていないのに
恐れえるというのは、

何の意味もありません。

「自分はこうしたいんだ」

と思っていないのなら、

「そうならなかった」

場合を恐れる必要もないのですから。

訳が分からず恐れている
気分というのは、

非常に落ち着かない物です。

こんなときは、恐れている
自分の状態を否定したくなり、

不安が不安を呼び、

自分がどうしたいのか
ますます分からなくなり、

不安の堂々巡りになってしまいます。

むしろ恐れの正体を
見極めた方が良いのです。

恐れが出るというのは、

意識していなくても
目標がある場合が多いからです。

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