過度に協調性を重んじる人、適応過剰のストレス等デメリット

過度に協調性を重んじる人、適応過剰のストレス等デメリット
今回のテーマは、

過度に協調性を重んじる人、
適応過剰のストレス等デメリット

について紹介します。

聖徳太子の時代から、

日本人の価値観として

「和を以て貴しとなす」

協調の文化が根付いているようです。

時代は経て、グローバル社会
と言われる昨今でも、

この価値観は変わることなく
私たちの心理に存在します。

もちろんそれは良い面もありますが、

このテーマで再三伝えてきたように

何事も過度になる、バランスを
崩すと問題となるわけです。

「嫌われたくない」

というのは人間が持つ
普遍的な気持ちですが、

あまりに嫌われまいとして
いい人を演じ続けると

心身に負担をかけすぎます。

協調性を重んじるあまり、

自分を押し殺してまでストレス
を溜め込む適応過剰型の人が

近年では増えていると言われています。

例えば、

会社に忠誠心を持ち、
真面目に熱心に仕事をこなし、

職場の人間関係を
大切にする人と言えば、

模範的社員のように思えるでしょう。

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自分と他人と協調性のバランス

給料も上がるし、地位も上がり、

周囲からの信頼も得られる
かもしれません。

しかし、周囲に合わせる事を
何より優先させて、

常に本心を隠し、笑顔を絶やさず、

人の期待に応えて
好かれようとするあまり、

頼まれると何でも引き受ける
協調性を重んじすぎる、

というのは行き過ぎと言えます。

精神的に健全とは言えないのです。

日本人は昔から「和」の
民族と言われてきましたが、

「和」というのはそもそも
どういう意味なのでしょう。

恐らく、最近の日本人が
考えている意味というのは、

「同調」という意味の方が
近いのではないでしょうか。

空気を読むという言葉が
一人走りしているようですが、

「グループの和を乱さないよう
自分は余計な発言をしない」

「嫌われないように
無難な発言をしておこう」

と言った傾向です。

適応過剰とストレスのデメリット

ここで辞書で「和」を見てみると

「応ずる事、調子を合わせる事」

の意味と出ています。

一方で「同調」を見てみると

「他のものに調子を合わせる事」

との意味が出ています。

そうです。

和と同調というのは
似たようで違う言葉なのです。

実はこの意味の捉え方に、

ストレスが生まれる原因がある
のではないでしょうか。

自分と他人と協調性の
バランスを取ることが重要です。

たとえ、

「自分は必要とあれば、
自己主張できる」

と思っている人でも、

当てはまる点がないかどうか
考えててみてください。

適応過剰型の人は、

周囲から見れば、
「いい人」が多いのです。

周囲の人たちからも好かれ、

表面的には上手く
やっているように見えます。

ところが、本人も気づかないうちに
ストレスが蓄積されていきます。

このような振る舞いが
身に付いたとしても、

過度に協調性を重んじる性格で
自分を押し殺せばストレスが
たまります。

協調性を重んじる人のストレス

ときとして、

我慢していると言う自覚も

ストレスが溜まっていると言う
自覚もないことがあります。

過剰適応型が問題なのは、

適応しきれないほどの
ストレスを受けても、

自分の適応力を高め、耐える事で
解消し続けようとする点なのです。

我慢に我慢を重ね、限界に達しても、
さらに我慢しようとするので、

新たなストレスがかかったとき
に自律神経に不具合が生じます。

慢性の肩こり、首のこり、
慢性的な頭痛に悩まされている人、
胃潰瘍になった事がある人は

過剰適応しているのかもしれません。

つまり我慢しすぎて自分を
押し込むことには心身ともに
強いデメリットがあるのです。

いい人を演じすぎていないか、
過度に協調性を重んじすぎていないか、
自分を縛り付けていないか、

定期的に心の中を
覗いてみる習慣を持ちましょう。

「和」というのは考え方も
性格も環境も違う人同士が

お互いを理解しあい、
協力し合う関係をいうのだと、

私は解釈しています。

そうであれば、

自分を殺しすぎるというのは
不健全であることがわかります。

いい人がモテない理由と対策

「あなたはいい人だけど、
恋人としては見れません。」

ここでモテない男性の代名詞
としても知られる

「いい人」についても
考えて見ましょう。

ベストセラー作家としても
知られる精神科医の和田秀樹さんは

「いい人」には2タイプ
あると述べています。

一つは周囲に合わせすぎて
自分を縛るタイプで、

こう言う人は嫌われたくない
と言う思いが極めて強く、

自分の感情や考えを押し殺して
苦しくなっていきます。

もう一つのタイプが、

自分を自分で縛って
息苦しくなるタイプ

親や周囲に植え付けられた
道徳観や価値観が強固すぎて、

いわゆる堅物になっている人です。

いずれも程度が過ぎると
心に余計なストレスがかかり、

対人関係が上手くいかなくなる
と言います。

協調性を重んじる事のデメリット

そこで和田さんが勧めているのが、

いい人を辞めたときに、

本当の自分を理解してくれる
友人を作る事です。

嫌われるという恐怖心を
やわらげるため、

「悪い」と思う事を友人に打ち明け

「それくらい問題ではない」

と言われたら、

実際にやってみると言う方法です。

確かに、一人でも味方が
いると思えば心強いでしょう。

過度に協調性を重んじる事は辞め
いい人を辞めようと決意し、

自分の気持ちに正直になって
ふるまうようになると、

離れていく人
いるかもしれませんが、

自分の心に嘘をついて
辛く情けない思いをしてまで、

会わせる必要のある相手なのか
どうかを考えてみる事です。

信頼できる友人がいれば、
自信も勇気もわいてきます。

そういう相手から本心を伝える
練習を始めてみてはいかがでしょうか。

そして逆にあなたも相手の
本心を受け入れ、

相手を理解する努力を続けるのです。

その広がりが真のハーモニーを生みます。

これこそが真の和の国、日本の
素晴らしい伝統だと思うのです。

何れにしても「いい人」を
演じて、自分を押し殺せば、

そのつけは心身の病気として現れます。

適応過剰のストレスなどの
デメリットをしっかり理解し、

そこまでする必要があるか、

もう一度再考してみましょう。

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