ユダヤ人が愛用する格言、ことわざ、教訓に人生観が現れる


今回のテーマは

ユダヤ人が愛用する格言、
ことわざ、教訓に人生観が現れる

について紹介します。

ユダヤ人が格言を愛用するり理由は
深い歴史的、文化的な背景があります。

もちろん私たち日本人も
昔から多くのことわざや格言を使いますが、

それ以上にユダヤ人にとっての
格言は特別な意義があります。

例えばコミュニケーション
ツールというのは、

ポケベルからPHS、携帯電話、スマホ

…などどんどん進化、変化します。

しかしコミュニケーションの
本質そのものは、

太古の昔から変わらないものがあります。

そうした変わらぬ知恵を学ぶことで
格言を知る効果は

物事を見かけだけにとらわれず
その本質がよく理解できるという事です。

ユダヤ人のことわざに
いみじくも

「人は格言によって
物事を深く理解する事ができる」

とあり、

その事を鮮やかに看破しているのです。

さらに格言の持ち意義について
ユダヤ人は格言を用いて

見事に端的に表現します。

「鋭い格言はまさにダイヤモンドである。

なぜならそれは鋭い光を放ち、
そのうえ、鋭く切る事ができる」

ユダヤの格言はどれも含蓄にとみ
ウィットにあふれています。

人生の教訓として、座右の銘として
覚えておくと公私ともに役立つ事でしょう。

格言、ことわざの持つ意味とは?

ある人からこんなジョークを
教えてもらいました。

「あるとき天国で、
人間の五体で一番重要なのは何か
という議論が始まりました。

モーゼは”頭”だと答えます。

違うやはり”心”だとキリストが言い返すと、

いや”胃袋”だとマルクスが割って入ります。

それを聞いたフロイトは、
人類は再生されなければ滅亡するから
胃袋より”下の器官”だ(生殖器)
こそが大事であると言います。

黙って聞いていたアインシュタインは
最後に口を開きます。

みな間違っています。
すべては”相対的”なのです。」

このジョーク格言に登場するのは、
みなユダヤ人であり、

それぞれが人類の知恵に大きな
影響をしてきたかを暗に語っています。

こうしたユニークな教えがあれば
子供の頃から記憶してしまいます。

諺や格言というのは、

昔から広く言い習わされた
短い言葉の事で、

その中に独特の教訓や
鋭い風刺を含み、

説得力を十分に持つものを言います。

ほとんどが、長年、人の口に
立っている間に淘汰されてきただけに、

いま残されているものは、
誰もが認める人生の心理や機微が
凝縮されているものです。

数々の貴重な経験や知恵の
エッセンスなのです。

ユダヤ人の格言にある

「いかなる格言も、真実でないものはない」
(No proverb is untrue)

とは、まさに言い得て妙でしょう。

日本の場合ももちろんですが、

どの国にも多くのことわざや
格言があります。

しかも、それが対象とするのは

人生の根本問題から
人間関係、それにお金儲けまでと、

倫理観から日常生活全般について
実に多岐に渡っているのです。

格言、ことわざ、教訓に人生観が現れる

その国にしか理解できないものや、

どの民族にも理解できる
普遍性を持ったものなど様々です。

さらにそのルーツをたどると
その国で長年、口頭伝承されたものから、

外国から取り入れて
定着したものまで多種多様です。

さらに興味深いのは、

どこの国のことわざや格言も
作者不詳のものがほとんどだという事です。

長年、人の口に上がり、
お互いに語られるうちに定着した

言うならば民間伝承の文学なのです。

格言は短いワンセンテンスで
簡潔なものが普通です。

それに気の利いた語句を使い
語呂が良かったり、

あるいは韻を踏んだり
しているものが多いので

日本語でも英語でも
とても覚えやすくなっているのです。

語学の勉強の材料としても
格好のものでしょう。

また自分の好きな格言には
人生観がどうしても現れるのです。

問題が起きた時に支えてくれる
言葉にもなるのです。

ユダヤ人の長い歴史の格言、ことわざ

ことわざや格言は
もちろんユダヤ人に限られたものではなく

どの国にも多くあります。

民族や文化が違うとはいえ、
お互いに共通したものもあるのです。

どの民族にも、共通した
真理や叡智があるのです。

例えば、私たちは
「壁に耳あり」と言いますが、

ユダヤ人にも、面白い事に
全く同様の

“Walls have ears.”

と古くから言います。

このように似通ったものが
ある事は事実ですが、

大半はその民族特有の
文化や習慣の違いを強く反映しています。

それではユダヤ人の格言は

他の民族のものと
一体どこが違うのでしょうか。

ユダヤ人は、私たちが想像する以上に
格言がとても好きです。

ユダヤ人が格言を好む原点は
約3000年前に遡って
見つける事ができます。

ユダヤ人の人生観に重要な
「旧約聖書」の一種に、

紀元前10世紀にイスラエルを
統治したソロモン王が記したとされる
「箴言(しんげん)」があります。

彼が伝えた格言だけでも
約3000にのぼると言われます。

その聖書の中で

「格言に親しみなさい。
それによって多くの教訓が得られる」

と諭しているように、

ユダヤ人は既に古から
格言の効用と重要性を熟知していました。

それだけ格言を愛した
極めて長い歴史と伝統がある訳です。

さらにユダヤ人は、パレスチナの地を
追われてから世界各地に離散しました。

そこで筆舌に尽くしがたい
差別と過酷な迫害を受けたのです。

彼らにはその移住先で経験した、

他民族に見られない広い見聞があり、
そこから生まれた知恵が

彼らの格言やことわざに
凝縮されているのです。

身ぐるみを剥がされるような
迫害を受けても、

知識だけは頭の中に
とどめておく事ができます。

ダイヤモンドを衣服に縫い込み
隠したとしても、

見つかれば奪われますが、

宝石のように価値のある知識は、
世界中どこへ行っても、
世代を超えても伝える事ができるのです。

ユダヤ人が愛用する格言の特徴

「知識は身を助ける」

苦難の歴史から学んだユダヤ人の
痛切なる真実なのでしょう。

それだけにそんな知識のエッセンス
であるユダヤ人の格言やことわざは
普遍性と説得性を持っていると言えるでしょう。

このサイトではいくつか
役立つ格言を引用していくつもりですが、

現代人の私たちにも
十分通じる知恵でしょう。

ユダヤ人の格言の特徴は

・お金に関するものが多い、
・ウィットやペーソスにあふれている、
ユーモアに富む
・比喩を使う

などありますが、

特に注目なのが、ユダヤの格言には

長年の迫害から来た苦悩と
その反面、喜びも表現されていることです。

例えば、その苦悩のほどが

以下の格言の語句の端々に
にじみ出てるでしょう。

「世界は崩れ落ちる橋のようだ」
“The world resembles a collapsing bridge.“

そこで彼らは、苦しみに耐え
希望を捨ててはならない事を

数多くの格言で示し、
人生の指針としたのです。

その過酷な苦難を、
神のせいにして非難せず、

むしろ神がそれを積極的に
作ったと考えるのです。

人生観を前向きに考えて
肯定するユダヤ人の思想を

実に良く現しているのではないでしょうか。

それだけに私たちが
仕事が行き詰まったり、

あるいは個人的に
落ち込んだりした時に

彼らの格言は、ユダヤ人でなくても
私たちを精神的に励まし、
鼓舞してくれるのです。

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