仕事での創造性を高める、ひらめきを出す場所を確保する


今回のテーマは、

仕事での創造性を高める、
ひらめきを出す場所を確保する

について紹介します。

私たちの脳というのは
実に不思議です。

コントロールできる部分と
うまくコントロールできない
部分があるようです。

偶然のひらめきやアイデアが
きっかけになって物事がうまくいく、、

という経験は大なり小なり誰もが
経験しているのではないでしょうか。

では、、

なんとかこうした偶然を意識的に
引き出せられないでしょうか。

私の友人の福田さんは

仕事に詰まって考え事をする時には

適当な用事を作って
オフィスを抜け出して

行きつけの喫茶店に駆け込みます。

その喫茶店で決まった
椅子に座る事にしているのです。

そこは窓際の見晴らしの良い席で

煙草を吹かしながら
行き交う人影を眺めていると、

なぜか突然良い考えが
思いつく事があるのだと言います。

いわゆるひらめきが生まれます。

リラックスできる場所を作る効果

仕事中、喫茶店でお茶してる、、

というのは傍目から見れば

サボっているように
見られるかもしれません。

しかし本人にしては仕事の
生産性を高める大事な時間です。

気分転換をする事が良いのか、
ぼーっと人を眺めているんがいいのか、
コーヒーを飲むのが良いのか

本人にはよく分かってないのですが、

しかしこれまで何度か
ピンチから救ってくれたその席を

福田さんは「指定席」と呼び
大切にしています。

確かに仕事での創造性を高めるために、
ひらめきを出す場所を確保する
という事は大切です。

「会社のトイレの個室に入るとほっとする」

という人もいるかもしれせん。

常に視線にさらされて
緊張しているオフィスでは

トイレこそがくつろげる場所なのです。

実は創造性を発揮できるのは

そういったリラックスできるスペースなのです。

何かに思いを巡らせる時、
やりやすい場所、やりにくい場所
というものは

あなたにもあるでしょう。

会社にいたのでは仕事ができない
という困った人もいれば、

ざわざわした喫茶店で
考え事をするのが好きな人もいます。

中国古代に伝わる三上とひらめきの場所

創造性を発揮するのに適して場所、

つまり「ひらめき」が
生まれる場所には一定のパターン
のようなものがあります。

中国の北宋の時代に
欧陽修という政治家、学者がいました。

「北宋八大家」

として知られた大物です。

その著書『帰田緑』によれば、

文章を作る時には、

次の三つの場所が最適だと言います。

・馬上(馬に乗っている時)
・枕上(寝床の中)
・厠上(トイレの中)

これを「三上の説」と呼びます。

あるいは「ひらめき」型の天才
の一人である作曲家のモーツァルトは

曲想が浮かびやすいシチュエーションとして
以下の4つを挙げています。

・一人で馬車に揺れている時
・散歩をしている時
・おいしい食事をした後
・眠れない夜

天才がしてきたひらめきの工夫

東西の二人ともが
乗り物に載っているときを
挙げているのは興味深いですね。

じっとしているのではなくて、

適度なリズムを持って
揺られているときが「ひらめき」
にはないようです。

現代で言えば、

さしずめ車や電車に
揺られている時という事でしょうか。

電車と言えば、

作家の松本清張さんは

自宅から朝日新聞社に向かう
通勤電車の中で、

作品の着想を得ていたと言います。

また遠藤周作さんも

車や電車の中から
景色を眺めていると、

着想がわいてきたと言います。

人間は心地よさを良さを感じる揺れは

「1/fゆらぎ」という
状態だと言う説があります。

心臓の鼓動や川のせせらぎと同様、

電車の揺れも「1/fゆらぎ」
だといいます。

電車に乗ると、うつらうつら
してしまうのも、

そのせいかもしれません。

毎日嫌々乗っている
満員電車も

「ひらめき」のためには
案外捨てたものではないのです。

モーツァルトの言う「散歩」も、

リラックスしていると同時に、
乗り物に乗っていると同様、

適度なリズムによる刺激を
受けている状態とも考えられます。

自分なりのひらめきの場所を作ろう

集中したいときは
集中できる場所、

アイデアを出したいときは
アイデアが出せる場所、

という意志の力ではなく環境の
力を変えるのが良いのです。

脳の一部を刺激する場所
というのは誰もが持っています。

また、ベッドの上やトイレの中など

一人になってホッと一息ついている時

リラックスしているときも
「ひらめき」が浮かびやすいのです。

ベッドの上で「ひらめき」を
得た例は枚挙にいとまがないです。

フランスの数学者アンリ・ポアンカレは、

「フックス関数」と後に
呼ばれる事になる関数の存在を
証明しようと日夜、四苦八苦していました。

そうして迎えた寝付かれない夜、

ベッドに横たわってる時、

脳裏に様々なアイデアが
わき上がってくるのを感じたそうです。

そして、朝を迎えるために
彼はフックス関数の存在を
証明し終えていたのです。

科学者、福井謙一さんは
ベッドで横になっている時

「化学反応の方向性は
特定の分子軌道の高低と
広がりによって決まります。」

という

『フロンティア電子理論』を発見、

後にノーベル化学賞を
受賞しています。

自分なりのアイデアスペースを確保

トイレを「ひらめき」の
場所としている人も数多いです。

日本人として初のノーベル賞
(物理学賞)を受賞した

湯川秀樹博士は

自宅のトイレで本を読みながら
過ごすのが好きだったそうです。

湯川博士のトイレには
本棚があるばかりか、

辞書まで揃えてあったと言います。

いずれにせよ、

トイレかベッドか、という
場所が問題なのではないです。

人によっては

大自然に囲まれた公園だったり、
人混みの中かもしれません。

無難に図書館やカフェかもしれません。

自分なりのお気に入りの
「ひらめき」の場所を確保している
と言う事が重要なのです。

ひらめきには心も身体も
リラックスしている状態でなければ
なかなか生まれません。

机にしがみついて、発想、発想、、

と頭をひねってみても
アイデアは出ては来ません。

仕事での創造性を高めるには
工夫が必要という事です。

したがって、普段から
アイデアの出やすい場所と時間を
自分なりに作っておき、

それを習慣づけるのです。

そうすればもっと創造性を
自分の仕事に生かすことができるようになり、

自ずと成果も上がってくるでしょう。

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