ネガティブで萎縮よりポジティブに激励する部下の伸ばし方

ネガティブで萎縮よりポジティブに激励する部下の伸ばし方
今回のテーマは

ネガティブで萎縮させるより
ポジティブに激励する部下の伸ばし方

について紹介します。

今日もまた松田部長の
エキサイティングな怒鳴り声が響きます。

「だいたい君は何年
営業をやっているんだ?

そんなやり方で売れる訳が
ない事くらい分からんか!」

面と向かっても、
電話であってもこの調子です。

松田部長は決して
評判の悪い人物ではなく、

会社創業以来、敏腕営業マン
でならしてきたプロです。

普段は温厚なのですが、
いざとなるとカミナリが落ちます。

松田部長にしてみれば
叱咤激励して部下にハッパをかけて
奮起させようというわけです。

つまりネガティブアプローチによる
部下の伸ばし方です。

そうやって部長自身も
鍛えられてきた、という
自負もあるからでしょう。

しかし、最近の若い社員の中には

他人に怒鳴られた経験がないものも多く
一回怒鳴られただけで

すっかり萎縮して元気を
無くしてしまうものもいます。

松田部長としてもときには

「時代が変わってきたのかなあ」

などと、同年代の
同僚にこぼす事もあります。

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ネガティブ、ポジティブな部下の伸ばし方

会社における上司のタイプ
というのは、

部下に対する態度によって
大きく分けて二つのタイプに
分けられます。

まずは、松田部長のように
部下を強い言葉で終始叱って
ハッパをかけるタイプ、

ネガティブ・アプローチ

そして、部下を滅多に叱らず
褒め言葉で激励するタイプ、

ポジティブ・アプローチ

のふたつです。

激しく叱れば、部下は
「なにくそ」と奮起して、

一生懸命やってくれるだろう、
と期待する上司は多いでしょう。

しかし実際は、部下掌握の
下手な上司に限って、

このような否定的な言葉
部下に浴びさせかける事が多いと言います。

仕事がうまく行かないときは、

部下だってその事は
よく分かっているのであり、

自ら落ち込んでいる所に、

上司から自分の事を
否定するような言葉を
浴びせかけられては、

さらに意気消沈して萎縮してしまいます。

萎縮よりポジティブに激励する

そしてその後の仕事への
取り組み方も、

失敗を恐れるあまり
消極的なものになってしまい、

なによりも、上司に対する
感情のしこりがいつまでも
残ってしまう事になります。

優秀なリーダーは

「君ならきっとこの取引を
成功させてくれる」

ポジティブな言葉
部下に投げかけて、

その気にさせてしまうのが上手いです。

「その調子でもう一押し」

などと言われているうちに、

部下の方もポジティブな
思考で行動するようになり、

不可能だと思われていた事が
可能になったりもするのです。

褒めて激励する部下の伸ばし方の効果

アメリカの心理学者
E・B・ハーロックは

次のような実験を行っています。

小学校五年生の生徒を
以下の4つのように4つの群に分け

5日間に渡って足し算の
問題をやらせました。

・賞賛グループ

成績の善し悪しに関わらず褒める

・叱咤グループ

成績の善し悪しに関わらず叱り非難する

・無視グループ

ほめもせず、叱りもしない

・コントロールグループ

比較のためのグループ
(別室で同じ問題を行う)

その結果、賞賛グループは
5日間続けて成績が向上しました。

叱咤グループは

はじめの3日間は成績が
向上したが、後は停滞、

無視グループは
ほとんど向上を示しませんでした。

つまり、
ネガティブな叱るアプローチも
一定の効果はありますが、

最上の方法ではありません。

それよりも褒めて激励する方が
長期的にの伸びていくのです。

部下の能力が発揮できるようになる方法

つまり、褒める事によって
成績は確かに向上したのです。

ロシア・ロマノフ朝の女帝
エカテリナ二世は

「私は声をあげて賞賛し、
声を和らげてとがめる」

といいました。

これは子供に対してだけでなく、

人間というのは、
これほどまでに単純な事で

能力を発揮する事が
できるようになるのですから

利用しない手はないのです。

ビジネスにおいても

「君なら必ず成功」
「きっとうまくいく」

というプラスの暗示に
かかることによって、

能力が発揮される事が多いのです。

人間は誰しも
叱られるよりも
褒められた方が嬉しいものです。

とくに、それなりの
実績があってプライドの高い人間ほど、

褒められれば嬉しいものであり、
褒められる事によって

さらに奮起し能力を
伸ばしていくものなのです。

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