目の動きに感情が現れる、目と視線のコントロールの心理学


今回のテーマは、

目の動きに感情が現れる、
目と視線のコントロールの心理学

について紹介します。

目力(めぢから)という
言葉があるように、

女性誌や化粧品の広告では、

女性の目元を強調し
美をアピールする事があります。

確かに化粧するしないに関わらず、

魅力的な女性というのは
目に力があります。

逆に言えば目に力があれば
魅力的に見えるとも言えます。

そしてそれは男性でも変わりません。

今でこそ、私の知り合いの
一条さんはバリバリの営業マン
として活躍していますが、

新人のころは数々の失敗を
してきたそうです。

営業の仕事についたばかりの事は

「相手の目を見て話せ」

という、

どこかの本で書いてあった事を
忠実に実行しようとしていたのです。

さすがに商談の際には、
相手は何も言わなかったものの

同僚と話している時にも
そうしていたため、

「あんまりジロジロ見るなよ」

「なんかケンカを売られている
みたいで、怖いぞ、その目」

などと言われてしまいました。

かといって、
相手の目を見ないのも、

もちろん失礼です。

確かに目には力があるのですが、

相手に好印象を与えるには
そのバランス加減が難しいのです。

今では話しの持っていき方によって

自然に視線をそらせたり、
じっと見つめたりして、

視線をコントロールする
テクニックも身につけた一条さんです。

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目の動きに感情が現れる

人の顔は目元の印象が
全体の個性を決定づけると言います。

顔写真で目元を隠すと、

親しい人でも人物を特定するのが
難しくなると言われるほどです。

そして目は心をあらわします。

他の動作と違って視線ばかりは
脳もコントロールがなかなかおよばず、

本心を物語っている事が多いのです。

目の動きには感情が現れるのです。

視線の向きや動きは、

対面している二人の相性を測る
バロメーターとして最適です。

例えば、

二人で会話を始める場合、

まずお互いに視線を交わし、

「さあ話しを始めましょう」

という合図をするはずです。

そして、片方が話そうとすると
聞く方はそれを促すように、

視線をそらすと言う
リズムがあります。

話し手が視線をそらしたり

聞き手が相手を見つめたままでいると

何となくぎくしゃくした
会話になってしまうはずです。

そして、会話の最後には、

また視線を交わして、

「どれだけ理解し合えたのでしょうね」

と確認し合います。

会話の最中にあまり
相手を注視しすぎるのも、

相手に怪訝に思われてしまいます。

「ガンつけてんのか?」

なんて言う反感さえ呼びかねません。

目と視線のコントロールの心理学

赤ちゃんはものと人が区別
できるようになると、

人の顔に興味を示します。

特に目元と口元
強く注視するようになります。

人は乳児の段階から、

相手の視線や表情を観察し、
その意図や関心のありかを探ろう
とする本能があるのです。

大人になった私たちも
視線をコミュニケーションに上手く
活用すると効果的でしょう。

視線に現れる人間の心理状態には
以下のようなものがあります。

1.視線の向きに現れる心理状態

相手に対する視線の向きは、

次の三種類に分けられ、
それぞれ異なった心理状態を
現していると考えられます。

・下向きに見下ろす

相手に対して
自分が有意な立場を立とう、

権威を保とうとする
心理が働いています。

上司が部下に対するときや
親が子供に対する時、

・水平な視線

相手と対等に関わろうと言う
心理状態、

友人や同僚など、

・上目遣い

相手に対して受動的、
依存的な心理状態、

上司を前にした部下、
親を前にした子供など

目を合わせる事の心理学

2.視線が合っているか

話していて視線がよく合う、

自分の目を良く見ているときは、
好意を持っている証拠と考えられます。

一般に、一対一で
会話をしている時、

相手の顔に視線を向けている
時間は全体の30~60%程度
とされています。

それ以上相手に見られているのなら、

話しそのものよりも、
あなた自身に個人的な興味が
あると思ってよいでしょう。

「見られて悪い気はしない」

というのは自然な心理であり、

自分の事をじっくり
見てくれる相手には好感を
抱くようになります。

相思相愛の恋人同士なら

じっと見つめ合っている時間は
相当長いはずです。

ただし、女性があまりに
長い間、相手を見つめて
視線をそらさない時には、

何か隠し事をしているときだ
とも言われています。

こちらの言い分を強調したいときや

相手に真剣に問いかけたいときなどは

相手の目を少し長めに
見るようにします。

すると、そのシリアスさは
相手にも伝わるのです。

話しの途中で視線が
キョロキョロとさまような場合、

話しの内容をきちんと
聞いていない事が多いです。

「目の貧乏揺すり

とも言われています。

また目に力がないのは、

目の前の事に興味がない現れであり、
自分の考えや感情を表現したくない
と思っているとも言えます。

単に眠いからという場合もありますが、

焦点が定まらずどこかを見ている
か分からないと言う目をした人は、

別の事を考えていたり、
自分だけの世界に入り込んでいる
可能性が高いです。

視線のコントロールの心理学

3.視線のそらし方

始めて合った相手が

急にあなたから視線をそらすと
あなたはきっと不安になるでしょう。

「自分の事が気に入らないのだろうか?」

と感じてしまうかもしれません。

一般に、先に目をそらす人
の方が能動的であり、

相手より優位に立ちたい
という願望を持っています。

目をそらされた方は
実際、不安を感じ、

気を使ってついつい
相手のペースに巻き込まれていく
という事もあります。

相手に見つめられた途端に
目をそらそうとする人は、

相手に対して何らかの
コンプレックス、

或は隠し事や何かやましいことを
持っている事が多いです。

ただし、異性に対して
一度視線を向けて故意にそらす時、

相手に対する性的欲求が
生じていると言われます。

目と瞳孔と感情の心理学

4.目の輝き

恋人同士が見つめ合って
いるとき、

瞳の中には
少女漫画に登場する少女のように

星がきらめいているように見えます。

アメリカの心理学者
エックハード・ヘスによると、

男性がヌード写真を見る時、

黒目の輝きは平常より
20%も増大すると言います。

また女性が男性の
ヌード写真を見るときや

赤ん坊の写真を見るときも
同様の反応が見られます。

アツアツの恋人の瞳が
輝いて見えるのは、

雰囲気からそう感じるだけでなく、

実際に物理的に瞳孔が
大きくなっているのです。

目元の表情というのは今相対している
人物や出来事への関心によって変わる
バロメーターのようなものです。

「目は心の鏡」
「目は口ほどに物を言う」

というように、

人間の心理状態は
目に最も現れやすいのです。

目の動きに感情が現れるのです。

だからこそ、
目と視線のコントロールの
心理学を活用できるのです。

視線はその人の「心の言葉」
とも言えるのですから、

視点を意識したコミュニケーションも
こころがけてみましょう。

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