言い訳は嫌われる、潔い人の特徴、言い訳を正当化する心理学

言い訳は嫌われる、潔い人の特徴、言い訳を正当化する心理学
今回のテーマは

言い訳は嫌われる、潔い人の特徴、
言い訳を正当化する心理学

について紹介します。

「もうしわけありません!
遅刻しました!!」

田中さんが息を弾ませて
部屋に入ってきました。

上司は、どうしたんだ、
と言う目で田中さんをにらみます。

「申し訳ありませんでした」

田中さんはそれだけを言うと、

さっさと席に着いて
仕事の準備を始めました。

上司はそれっきり遅刻を
とがめることはありませんでした。

しかし、別の日に
佐々木さんが同じように遅刻してきました。

「いやあ、なんか異常に道が混んでいて
朝から事故んないでくれよなあ~

もう、いやーすいません。」

上司はこの言い訳に
妙にカチンと来たらしく

佐々木さんはそれから10分以上
ねちねちと上司に小声を
言われる事になったのです。

さて、田中さんと佐々木さん

同じように遅刻したのに、

潔い人であった田中さんは
おとがめなし、

余計な言い訳をした
佐々木さんの方が上司に与えた
印象はずっと悪かったようです。

スポンサーリンク

言い訳は嫌われる、潔い人は好かれる

田中さんは、

どうこう言わずに先に
謝ってしまったために

上司の小言を免れ、
佐々木さんは言い訳をして
自分の正当性を認めてもらおうとしたために

かえって反感をかってしまったのです。

田中さんの「潔さ」が買われ、

佐々木さんの「言い訳がましさ」
が嫌われたと言う事になります。

次のような心理実験があります。

二人で協力して
パズルを解かせます。

うち一人は実験車側の
サクラであり、

次の4パターンが用意されました。

1.包帯を巻いて
「怪我をして手を動かすと痛い」
と訴える

2.包帯をしているが、
何も言わない

3.包帯を巻かずに
「怪我をして手を動かすと痛い」
と訴える

4.包帯を巻かないし、
何も言わない

そして、別々の部屋で
練習をした後、

相手のパズルの成績が
悪かったと知らされた時、

相手のパズルの能力に
対する評価と、

相手に対する好感度を尋ねます。

言い訳を正当化する心理学

その結果、包帯を
巻いている巻いていないに関係なく、

言い訳をした場合は、

好感度は低くなる
傾向が見られました。

また、能力に対する
評価にはあまり差がなかったのです。

イギリスの詩人ホープは
こう言いました。

「言い訳は嘘よりもっと
悪くもっと恐ろしい。

けだし言い訳は防衛された嘘だから」

またイギリスの劇作家
シェークスピアはこう言っています。

「失策の言い訳をすると、
その失策を目立たせる」

仕事でしくじった時に
言い訳をするのは、

その失敗は自分の能力が
劣っているせいではなく、

別の不可避な要因によるものだと
印象づける事が狙いでしょう。

しかし、この実験結果を見る限り、

言い訳による効果は
他人からの行為が減少するだけです。

つまり信用を失い、
嫌われるだけです。

マイナス評価を避けるための
言い訳が、

かえってマイナスになってしまうのです。

日頃、ついつい

言い訳してしまう
正当化してしまう癖のある人は

要注意と言えます。

むしろ潔い人になって
自分の仕事をする方が、

好感を持たれるのです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>