大きな仕事は分割し、区切りを作り一つずつ着実にこなす


今回のテーマは、

大きな仕事は分割し、区切りを
作り一つずつ着実にこなす

について紹介します。

多くの人が例えば年始などに
目標を立てます。

「半年で体重60kgにするぞ」
「今年は営業目標を150%アップさせる」

…でも、それを叶えられる
人はそう多くはあります。

「ちょっと目標が厳しすぎたかな」

などと言って言い訳します。

しかし、なかなかな
厳しい目標であっても、

モチベーションコントロール

さえできれば達成は可能です。

私の知り合いの藤堂さんは
電気製品のマニュアルなどを
翻訳する産業翻訳家です。

主に日本製品を輸出する時に
つけるマニュアルの英訳をしていますが、

特に流通サイクルの速い
パソコン関係などは、

非常に短期間で大量の
翻訳をこなさなければ行けません。

始めたばかりのころは
時間配分のコツが掴めずに
ずいぶん苦労していたそうですが、

開業して6年が経ち、
ようやく自分なりの方法を
編み出しました。

それは大きな仕事でも
分割し、区切りを作ることです。

彼のやり方は、

一つの仕事を大まかに
三つに区切り、締め切りを三つ設けて

それを忠実に守るというものです。

たったそれだけの事ですが、

3分の1終えたときは、

「もう3分の1は終わった」

と満足できますし、

次の3分の1が終わった時には

「残りはたった3分の1」

と安心できます。

ただ満足と仕事を続けるよりも
効果的だと藤堂さんは考えています。

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大きな仕事一つずつ着実にこなす事

ロケット工学で有名な
糸川英夫博士が、

コンサートでショパンの
「ポロネーズ」をチェロで
弾く事になったそうです。

難しい曲です。

普通なら大きすぎて
圧倒するようなものです。

そのとき、糸川博士は
どんな方法でこれをマスターしたのでしょう。

まずポロネーズの小節数は数えると、
120ありました。

演奏会までは67日間、

最後の一週間は仕上げの
期間と考えると、

1日2小節×60日

という計算になります。

2小節と言えば5〜6秒で弾けます。

二時間もあれば
100回くらいは練習できるでしょう。

さて、この曲はスタートの
部分が特に難しいです。

ここから練習を始めるのは
得策ではありません。

そこで糸川博士は、
一番楽な箇所を探して、

まずそこからスタートです。

優しそうな小節を選んで
練習を続けているうちに
自信がついてきて、

遂に120小節すべてを
マスターする事ができたのです。

この方法を応用すれば、

大きな仕事もこのように分割し、
区切りを作り一つずつ着実にこなすのです。

まずは心理的負担を軽くしながら、
確実に仕上げる事ができるのです。

目標を再分化すればモチベーションが湧く

大きな目標を立てても
その目標を細分化させれば、

モチベーションを
コントロールする事が出来ます。

例えばダイエットなら

半年で12キロ痩せる

1ヶ月で2キロ痩せる

二週間で1キロ痩せる

1日のカロリーを
ご飯に2杯分だけ減らす

昼休みに15分、
会社帰りに10分だけ歩き、

三食のうち1食だけ
炭水化物を抜く

とこのようにやるべき事を
細分化して行くのです。

そして、炭水化物を
実際一食抜いたら、

手帳に丸印を付けてクリア

これがどんどん積み重なれば、
毎日楽しくなって行きます。

「できる自分」に対して
達成感を得るようになり、

続けられて実際に成果が出ます。

これは仕事でも同じです。

小さな目標を一つずつ着実にこなす力

「けわしい山に登るためには、
最初からゆっくりと歩く事が必要だ」

というのはイギリスの
劇作家シェークスピアの言葉です。

どんな高峰を目指そうと、
まず第一歩を踏み出す事が大切です。

一歩一歩は無理のない
着実な積み重ねでなければなりません。

一歩一歩はわずかな
向上であっても、

向上したと言う実績が
もたらす作用は大きいものです。

「トロイの遺跡」
を発掘した事で知られる

ドイツの考古学者
アインリッヒ・シュリーマンは

少年時代、ホメロスの熱烈な愛読者でした。

少年時代の夢をきっと
実現しようと決意したシュリーマンが、

まず最初に手掛けたのは
古文書解読のために語学を
マスターする事でした。

次に手掛けたのは
発掘のための資金を作る事、

そして、準備万端整った所で
最後に発掘のための時間を手に入れ、

人生の一大目標を
達成する事ができたのです。

このシュリーマンのやり方も、

大きな目標をいきなり
目指す事を避け、

それに必要な小目標に
分割して区切りを作り

それを一つずつ成し遂げる事で
自信をつけ、

時間をかけて大目標に向かって
着実に歩み続ける事ができたのです。

大きな仕事も最初の一歩が大切

世の中には、いきなり
夢のような大目標を掲げる事で
自分を奮い立たせて

頑張ろうとする人がいます。

しかし現実には、

その困難さに自信を無くしたり、

プレッシャーから
ノイローゼに陥る人さえいます。

仕事やビジネスにおいても、

「何が何でもトップの成績を残さなければ」

などと思いついていたら、

そのこと自体が心の重い
負担になって精神的ストレスになり、

本来発揮できる実力も
発揮できずに失敗を招くことに
なりかねません。

リラックスして

「とにかく前回より上になればいいや」

当たりで気楽に構えて
おくといいでしょう。

どんどん小さな幸せ
喜びを作り出す事こそ、

明日への活力となり、
それが継続力となるのです。

大きな目標や夢を持つのは
確かに素晴らしい事です。

しかし

「いつか一山当ててやる」

というような事ばかり考えて、

最初の一歩を踏み出さないのでは
結局、何も得られません。

その夢を実現するためには
まず何をしたらよいかを
具体的に考え、

目標を分割し、まず
着実な一歩を踏み出す事から
始めましょう。

時間を分割し、区切りを作るメリット

アメリカの心理学者キンブルは、

アルファベットを逆さまに
書かせる作業を

様々な条件で
被験者に行わせました。

それによると

短時間に時間を分割し、
分けて作業をした方が、

長時間だらだらやるより
能率が良い事が分かりました。

また心理学の調査で、

30代の主婦とビジネスマンに
ある作業をさせて能率を調べた所、

主婦は15分間で、
ビジネスマンは40分経つと、

作業効率が半分に
落ちる事が分かりました。

人間の集中力というのは
この程度のものなのです。

闇雲に長時間頑張るよりも、

適度に休憩を置いた方が
ずっと能率が上がるのです。

一度ですべてをこなさなければ
いけないという気持ちでいると、

気持ちがばかりが先行して
仕事がそれに付いてこない事が多いです。

ポイントは大きな仕事でも
分割し、区切りを作り

一つずつ着実にこなすのです。

締め切りのあるものは、

仮締め、中締め、本締めの
3段方式にして

気持ちの負担を軽くするのです。

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