誰かと一緒にいないと不安になる人恋しい親和欲求の心理学

誰かと一緒にいないと不安になる人恋しい親和欲求の心理学
今回のテーマは、

誰かと一緒にいないと不安になる
人恋しい親和欲求の心理学

について紹介します。

もちろん人間関係はストレスの
元にもなりますが、

人間は群れを作って生きる訳ですから、

人は一人では生きていけません。

そうであれば、

いかに人間関係のストレスを
解決しようかと考えるよりも、

どうやって人と仲良く
やって行くかを考えた方が、

人生は楽しくなるでしょう。

そしてそのヒントを
心理学は教えてくれます。

脱サラしてコンピューター関係の
技術文書の翻訳をフリーランスで
始めた小林さん、

忙しく仕事に追われる毎日です。

かなりのスピードを要求される上、

クライアント側の翻訳クオリティの
要求もシビアで苦労しているそうです。

しかし、せっかく独立して
最初に貰った仕事なため
失いたくないというのが本心です。

それにしても、

仕事のストレスはどんどん
たまっていって、

気が滅入ってしまう事が
多かったのです。

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ストレス時ほど人恋しい気持ちになる

ところが、インターネットを
通じてたまたま知り合った人が

同じような分野の
テクニカルライターだと分かって
意気投合、

メールのやり取りや
実際にあったりしながら、

仕事の愚痴を言い合う仲になったのです。

そういった人と会って、

辛かった事を思う存分
吐き出す事で、

胸の中に使えていた
ストレスの元のようなものが

すっとなくなるような気がする
小林さんなのです。

最近では

「私たちって”同病相憐む”よねえ」

などとお互いに言っているそうです。

孤独で頑張っていた小林さんは
誰かと一緒にいると言う機会を持ち
メンタル的に復活したようです。

これは現代のストレス社会を

たくましく生き抜くために
とても大切なやり方の
ヒントになります。

誰かと一緒にいないと不安になる心理

人は一般に、大きな不安を
抱いている時には、

他の人と一緒にいたくなる、

つまり人恋しくなる傾向があります。

この、誰かと一緒にいたい
という心理を「親和欲求」と言います。

アメリカの社会心理学者シャクターが
次のような実験をして、

不安下での親和欲求の
強さを明らかにしています。

「電気ショック装置を用いた
実験に協力してほしい」

ということで被験者の
女子大生を実験室に案内します。

被験者を二つに分けて

Aグループには

「後に傷が残ったりするもの
ではないが、かなりの苦痛を伴う」

と説明し、

Bグループには

「苦痛は全くなく、
くすぐったい程度のものだ」

と説明します。

つまりAグループの方により
大きな不安を抱かせる訳です。

不安の親和欲求の心理学

そして、実験の準備が整うまで
別室で待つように指示をするが、

この時

1.一人で待つ
2.他の学生と一緒に待つ
3.どちらでもよい

という3つの選択を与えます。

すると、大きな不安を抱かされた
Aグループでは6割以上
Bグループでは約3割が、

他の学生と一緒に待ちたい
(2.)と希望しました。

また、同様の実験で

さらに

1.同じ実験を受ける
予定の人と一緒に待つ

2.無関係の人と一緒に待つ

という選択肢を与えると
1.を選ぶ傾向が強かったそうです。

つまり、大きな不安を抱いた
被験者たちは、

同じような不安は境遇にある人たちと
一緒に待つ事を望んだのです。

「同病相憐む」という心理状態は、
不安時の親和欲求から来ています。

仕事や恋愛などで不安な
状態に置かれている時、

なんとなく人恋しくなり
相談相手になってくれる人が
現れると急激に親しくなる事があります。

これは親和欲求を満たそうと言う
心の働きなのです。

親和欲求を満たすことのメリット

そして、親和欲求が満たされれば、

心理的な不安は解消され、

現実に積極的に
立ち向かう事ができるようになります。

ストレス解消の方法として、

大食い、やけ酒、衝動買い
大量の喫煙など、

心身に悪影響を及ぼすような
こうに人は走りがちです。

しかしストレスマネージメント
のためにも親和欲求を満たす
ことにすればどうでしょう。

なんとなく人恋しいという時
この心理学を思い出してください。

仲間を持てば大きな壁も
立ち向かえるような気になります。

誰かと一緒にいないと不安になる…

というのは誰しもが持つものです。

だからこそ、

「同病相憐む」

事ができる心理パートナーを持つ事は

ストレス社会を生き抜く上での
知恵の一つなのです。

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