会議、教室での座る位置とやる気や性格の心理学


今回のテーマは

会議、教室での座る位置と
やる気や性格の心理学

について紹介します。

座る位置や、部屋の環境で
仕事の成果ややる気が変わる…

と聞くと「風水」のような
スピリチュアルな要素のイメージが
浮かぶ人もいるかもしれませんが、

こうした事例は心理学的に
実証されているのです。

私の知人の大手メーカに
勤める野々村さんの例を紹介します。

その日、広報部の野々村さんは
不安そうな面持ちで出社しました。

朝から他の部との
調整会議があるのに、

何も準備をしていなかったからです。

もちろん会議があるのは
知っていたのですが、

前日飲み過ぎてしまい、
深夜に帰宅してバタンキュー。

目が覚めたら朝だったそうです。

こう言ったときの会議に限って、

テーマは野々村さんが門外漢の
社内ネットワークの
セキュリティに関するもの

事前の下調べなしには
とても太刀打ちできそうにありません。

野々村さんは
開始ギリギリに会議室に入り、

上司となるべく目を合わせないようにして
後ろの方の席に座り、

終始資料を熱心に読んでいる
フリをしてしたを向いていました。

案の定、会議の中身は

勉強していなかった野々村さんには、
ちんぷんかんぷん。。

「ヤバいなあ」と思っていた時に

そんな態度がかえって
目立ってしまったのか、

「野々村君、
何か良いアイデアはないかね?」

上司に名指しされてしまったそうです。

野々村さんはしどろもどろで
なんとかその場を取り繕ったものの、

勉強してこなかった事は
まんまと上司にバレてしまい、

会議の後で、キツく
小言を言われたのです。

実は心理学では

会議、教室での座る位置と
やる気や性格は関連しているのです。

座る位置とやる気や性格の心理学

大学の講義の教室などでは

前の方、しかも教師の目に
つきやすい真ん前に座る学生ほど
やる気があり積極的に発言をします。

やる気のない、居眠りに
来たような学生は最後部や
死角になる席に陣取る事になります。

アメリカの心理学者
ウィリアム・レイポルドは

大学の学生を使って
次のような心理実験を行いました。

まず、学生たちを
研究室に呼んで面談をします。

そして、

「優秀」「普通」「不可」

の三段階の成績表を渡して
次のように言います。

「優秀」を与えた学生には

「君はよく勉強しているね。
私も満足だ。この調子で続けたまえ」

「普通」の学生には

「まあまあといったところかな。
後は君次第だ」

「不可」の学生には

「努力しているとは言いがたいね。
私は大いに不満だ」

実際は、渡された成績表は
本当の成績とは関係のないものなのです。

しかし、その後の授業で

「優秀」の成績を貰った
学生は教授の一番近くに

「不可」を貰ったり叱られた
学生は教授から遠く離れた所に
座るようになったのです。

また、事前に行われた
性格テストで

「内向的」と分類された学生は、

成績の善し悪しに関わらず
「外向的」と分類された学生より
遠くに座る事も分かりました。

つまり自然に任せていたら
人の座る席は性格などから
パターンが作られるのです。

ということは意図的に、
工夫して会議で座る席を決めたなら

仕事の効果も上がるということです。

会議、教室での座る位置で分かる性格や心理

あなたが、会社の会議で
司会者から遠く離れた所や

出入り口に近い所に
席を取ろうとするなら、

自信のなさ、消極系な態度を
身を以て現している事になります。

逆に、あえて司会者のそばに
座る事によって、

自分のやる気をアピール
する事が出来ます。

もちろん、それなりの
覚悟は必要ですが、

常にそういった席に座る
という事を心がけるようにしておけば、

自ずと下準備にも
力が入ろうというものです。

また座る席を深読みすると、

参加者の対立関係や
発言の裏にある心理が見えてきます。

アメリカの心理学者
スティンザーが

小集団の生体を生態を
研究して見出した3つの法則があります。

1.以前に議論を戦わせたもの同士は
向かい合って座る傾向がある。

2.ある発言が終わった時、

次に発言するのは、その発言に賛成する
ものよりも反対するものである場合が多い。

3.議長のリーダーシップが弱い場合、
参加者は正面にいる人と話したがる。

逆にリーダーシップが強い場合、
隣の人と話したがる傾向がある。

次のように実際に会議に
応用する事で、

自分が優位に立って
会議を進める事が出来るようになります。

1.他に席が空いているのに、
あなたの正面に座った人がいたら、

その人はあなたの意見に
反論する傾向を持っている人だと
考えておく、

2.あなたが意見を述べた直後に
賛成する発言をする「味方」を用意しておく、

いわゆるサクラである

3.あなたが議長なら先ほどの
3.の法則であなたの
リーダーシップの強さを判断する。

状況によっては、
いったん休憩するなどして、

リーダーシップの確保に勤める。

どの席に座るかによって
あなたの発言力が大きく左右されます。

上司に近い席ほど、
同僚に一歩リードして

自分の存在をアピールできるのです。

会議の席を替えるだけで、
人の心理は変わる。。

こう言った事例を覚えておくだけで、
ライバルに差も付けられるということ

是非参考にしてください。

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