石橋を叩いても渡らない、慎重な人、慎重すぎる人の特徴


今回のテーマは、

石橋を叩いても渡らない、
慎重な人、慎重すぎる人の特徴

について紹介します。

私たち人間には動物的本能として

サバイバル能力としての
危機管理能力が備わっています。

だから何かをやるときに
慎重になるわけです。

でもそれは命を奪われるほどの
危険が存在した原始時代には
とても有効なものですが、

危険が減った現代社会では、

ときに慎重さが裏目にでる
ということはよくあります。

「あ、またやられちゃったよ!」

ファックスで送られてくる
業界のニュース速報を見ていた
開発部の武井さんが舌打ちしました。

以前から自分の部署で製品化の
可能性を探っていたアイデアが

ライバル社に先を越されて
しまったのです。

武井さんのいる外食産業は
技術、価格とも競争が激しく

弱肉強食の世界です。

成功はまさにスピード勝負、

モタモタしていれば
すぐ食いつかれてしまいます。

かと言って、暴走すれば
これまた危険な訳です。

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決断のスピードで変わる結果

先を制する先進性と
足下をすくわれないようにする
慎重さが求められますが、

どちらかというと、

武井さんの上司は慎重な人という
よりむしろ慎重すぎる人、

販売戦略を決めるにも、事前の
リサーチに時間をかけろという方針で、

そうこうしている間に
他者に先を越されると言う
結果になった事が何度かあるそうです。

おまけに昔ながらの稟議書の
やり取りが義務づけられていて

何人もの人の手を経ている間に
状況が変わってしまったりするものです。

「もうちょっと決断が早ければなあ…」

と、いつも悔しい思いを
している武井さんです。

決断が遅いのが理由で
悔しい思いをしたことは、

ビジネスマンなら誰しもが
経験したことではないでしょうか。

私生活でも恋愛でも、

グズグズしている間に
ライバルに先を越されている…

ということは多々あります。

石橋を叩いても渡らない人の特徴

「石橋を叩いていては、渡れない」

というのは、

第一次南極越冬隊長である
西堀栄三郎さんの言葉ですが、

少し違和感のある言葉でしょう。

「石橋を叩いて渡る」

という言葉ならことわざ辞典に
載る誰もが知っているでしょう。

割れるはずのない石橋であっても
用心して叩いて渡るように、

何事にも慎重に望むのが大切
という意味ですが、

確かにこうした特徴の行動
パターンはメリットがあります。

慎重さは私たちの動物的本能に
根ざした機能の一つです。

ビジネスにおいては

あらゆるリスクを考慮して
策を巡らす事は大切な事です。

しかし

「石橋を叩いて割る」

などというパロディもあるくらいで、

あまりにも用心しすぎると
慎重すぎると、

何も進める事が出来ないままに機を逸し、

結果的に損してしまうという事は

ビジネスにおいても人生においても
ありがちなのです。

石橋を叩いているだけでは
動きが取れなくなるのです。

慎重な人、慎重すぎる人の特徴

慎重なのは良いですが、
慎重すぎると弊害も出ます。

人間は未来を予測する事はできません。

リスクの可能性を探そうとすれば

いくらでも見つかるものであり、
その全てに備えていては

いくら時間があっても
足りないという事になります。

人間の心というものは、
いったん不安になり始めると

不安が不安を呼び、
コトを起こそうと言う覇気自体が
削がれてしまうという特徴があります。

「石橋を叩いても渡らない」

という曖昧な態度は問題
になることがよくあるのです。

スピードが要求されるビジネスの現場は

「石橋を叩いて渡る」

という気概よりもむしろ、

「橋の先に宝がありそうなら
勇気を持ってとにかく渡る」

くらいのの気概で思い切った決断を
下す事が必要となる局面も多いです。

石橋を叩いてそのリスクが
分かるわけはないのです。

吊り橋や一本橋であれば
リスクも高いのですから、

石橋であれば思い切って
走って渡ってしまった方が、

良いケースに転ぶことはあります。

思い切って石橋を走りきる

もちろん石橋が崩れない
という保証はありません。

でも迷っているくらいならば

勇気を持って一歩踏み出して
走りきってしまった方が、

逆に危険も避けることができます。

何も無謀な決断をせよ
というのではありません。

組織で動く以上ある時期までは

「石橋を叩いて渡る」

という慎重さも必要とされるでしょうが、

最後の決断の瞬間には、
冒険も必要だという事です。

石橋と言えば、

ミノルタカメラの元社長
田島一雄さんは

以下のような言葉を残しています。

「仕事というものは、
石橋を叩くのも結構だが、
叩いて渡らん人が多い。

それよりは渡って失敗
した方がマシですね」

またアメリカの鉄鋼王
アンドリュー・カーネギーも
こう言っています。

「機会を逃すな!人生全て機会である。

一番先に行くものはやる気があり、
思い切って実行する人間である。

”安全第一”を守っていては、
あまり遠くへボートを出せない」

失敗しないに越した事はないが、
失敗するのではないか、

間違いを起こすのではないか、

などと案じてばかりでは大きな
仕事を成功させる事は出来ません。

過度の慎重さはチャンスに飛びつく
瞬発力を弱めてしまうのです。

慎重な人は素晴らしいですが、

石橋を叩いても渡らない、
慎重すぎる人は考えを変えた方が
良いかもしれません。

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