ラーキンの法則で仕事の質と量を把握し優先順位をつける効果


今回のテーマは

ラーキンの法則で仕事の質と量
を把握し優先順位をつける効果

について紹介します。

時間は有限です。

誰しもが24時間しかない1日、

一週間、一ヶ月、1年と、

決められた時間のうちに

結果を出すのであれば、

全てをやるわけにはいかないので、
選択しなければいけません。

そうであれば、

やることに優先順位をつけて、

無駄なものをカットして
大切なことをだけをやる、

ということは大切です。

津田さんは中小の
電子部品メーカーで

営業部に属しています。

ご多分に漏れず、不景気で
会社の経営は思わしくなく、

重苦しい雰囲気が漂っていました。

電子部分というものの性質上、

常に多品目の商品を
製造しなければならず、

その分工場のラインも
多く必要です。

経営を圧迫している
コスト要因の一つが、

全体の生産量は減っているのに
品目がほとんど減らないという
事にありました。

そこで、経営立て直しの
一環として、

製造品目大幅削減の
大鉈が振るわれる事になりました。

品目数を減らす事は営業サイドの
津田さんとしては大反対でした。

これまでお得意様から
貰っていた受注の一部を頭を下げて
断らねばならない事になります。

中小メーカーならではの
小回りで持ってきたようなものなのに、

という思いもありました。

しかし、背に腹は代えられません。

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優先順位をつけることの効果

会社側は、結果的に
商品の80%の生産を中止にしました。

「普通に考えたら売り上げも
大幅に減りそうなのですが、

驚いた事に、売り上げは
あまり減らなかったのです。」

と、津田さんは当時の
驚きを語ります。

実際、8割も生産カットしたわり
には売上高はそう落ちませんでした。

その結果、経営はなんとか持ち直し
小康状態を保っていると言います。

「これは一体どういう
事なのでしょうか?」

…と津田さんは疑問を持っていました。

確かに普通に考えれば、

商品はたくさんある方が
ビジネスはうまくいく気がします。

たくさん量があるほど安心する
と考えるでしょう。

しかし、、

現実的には逆だったりします。

この効果の背景にはある
法則が隠されています。

津田さんは仕事に置ける

「質と量」の違いを把握
できていなかったのです。

あなたのオフィスには
普段何カ所ぐらいから
電話がかかってくるでしょう?

いくらたくさん電話が
かかってくるオフィスであっても、

頻繁に電話をかけてくる
人の数はそう多くはないはずです。

「電話の80%は、特定の
20%からかかってくる」

という法則があります。

これは、アメリカの
タイムマネジメントコンサルタント
ラーキンさんが唱えた

「80対20の法則」

と呼ばれるものです。

簡単に言えば量よりも質、

本当に生産性を上げたければ、

質の高いことだけに絞り込む

これが大切な考え方です。

仕事で活用できるラーキンの法則の効果

一般に

「あらゆる項目が価値順序に
配列されている場合、

そう価値の80%は、
上位の20%から生まれる」

というものです。

例えば、

身近な所では
次のような例が挙げられます。

・売り上げの80%は、
20%の顧客からもたらされます。

・生産高の80%は、
20%の生産ラインで製造される。

・使用する情報の80%は、
20%のファイルから取り出せる。

・病気欠勤の80%は
20%の従業員がとる

・ゴミの80%は
床の20%の場所にある。

なるほど、、という
ものばかりではないでしょうか。

つまり、20%の量は少ないが
質の高い事を優先すれば、

自ずと成果は上がるという事です

津田さんの会社でも
売り上げの80%は、

わずか20%の定番製品が
稼ぎだしていたようです。

それ以外をカットしても
売り上げの減少はたかが
二割に過ぎなかったという訳です。

売り上げは減ったかもしれませんが、

生産ライン維持に必要な
固定費などが削減できて
利益率は上がり、

経営再建に貢献したのでしょう。

仕事の質と量を把握し優先順位をつける

「量」と「質」のバランスを
見通すのが経営センスというものです。

ラーキンの法則は

仕事をどう片付けたらよいかという
場面にも応用できます。

大量の仕事を
抱え込んでしまった時

誰もが優先順位というもの
を考えるでしょう。

緊急度や重要度、そして
他人に任せられるのではないかが
順位をつけるための要素となるはずです。

こうして優先順位をつける
だけでも、

仕事の内容が整理でき、

先が見通せて気持ちの
余裕ができるはずです。

そして、緊急度も重要度も高く、

他人には任せられない
仕事から片付けていく事に
すればよいのです。

しかし、時間は限られています。

全ての仕事を完璧にやろうと思ったら

優先順位をつけた意味は
あまりなくなってしまいます。

ここでラーキンの法則です。

優先順位の高い20%に
仕事にエネルギーを集中して
完璧にやり遂げる。

それによって総価値の
80%が生み出せるのです。

この法則の効果を軽視
してはいけません。

ときには価値の低い仕事は
切り捨てる覚悟が必要です。

それによって、価値の高い仕事に
効率よくエネルギーを
注ぐ事が出来るのです。

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