人前で叱る、怒鳴る上司の心理とうまい部下の叱り方、伝え方

人前で叱る、怒鳴る上司の心理とうまい部下の叱り方、伝え方
今回のテーマは、

人前で叱る、怒鳴る上司の心理
とうまい部下の叱り方、伝え方

について紹介します。

上司と部下の関係で言えば、

つい感情的になることもあります。

上司からして見れば、

「なんでこんなこともできないのだ」

部下からして見れば、

「そんな言い方をしなくてもいいのに」

ここでお互いが健全な関係で、

円滑なコミュニケーションをして
仕事ができるようになるためには、

伝え方にも工夫があります。

中堅メーカーで経理を担当する
OLの高野さん、

入社以来真面目で正確な仕事ぶりが
上司に評価されていたのですが、

先日最大級のミスを
犯してしまったと言います。

電話で報告を受けた数字を
コンピューターで入力する時に、

一つゼロを多くつけてしまい

複数の取引先に間違った
請求書を送付してしまったのです。

すぐにミスと分かったものの、

取引先の中にはここぞとばかり
に妙にごねる所もあり、

結局、重役が謝罪
出向く事態にまで至ったそうです。

もちろん、高野さんは
大いに落ち込んだのですが、

だからと言って一介の
OLに何か出来る訳でもないです。

今まで通りの仕事を
淡々と続けながら、

これは大目玉を食らうかも
しれないとビクビクしながらも

嵐が過ぎ去るのを
待つしかなかったそうです。

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人前で叱る、怒鳴る上司の心理

ただ、騒ぎが一段落して

心にちょっと余裕ができた頃、

高野さんは気づいた事があったそうです。

いつもちょっとしたミスをした
だけでも大声で怒鳴る上司が、

そのときは高野さんを
怒鳴らなかったのです。

もちろん、機嫌を損ねていない
わけではなかったのですが、

怒るどころか、高野さんに

「後は上がなんとかするから、
あまり気にするな」

とまで言ってくれたそうです。

想像以上にサラッとした対応で、
救われた思いがしたそうです。

あそこで上司に怒鳴られていたら

きっと立ち直れなかったに
違いないと思うと、

高野さんは上司に感謝の
気持ちさえ抱いています。

これはある意味良い叱り方
と言えるでしょう。

人前で叱る、怒鳴る事のデメリット

上司になってみて初めて
気づくことは多いでしょう。

結局のところ、ミスや失敗
そのものが腹正しいのではなく、

そのミスに至る過程や
態度が問題に見えるのです。

そこでつい声を荒げてしまいます。

叱ると言う行為が

人の上に立つ者にとって
不可欠でしょう。

人は自分のミスには
なかなか気づかないものです。

特にそれが小さなミスであった場合
全く気づかなかったり、

たいした事ではないと思って
やり過ごしてしまう事が多いです。

そんな時には、同じミスの
繰り返しを避けるためにも

上司はそのミスを
指摘してやるべきなのです。

もちろん叱らない
上司というのもいますが、

威厳を示すためにも
ときには叱りつける事は必要です。

しかし人前で叱る、怒鳴る上司では
部下の心は離れていくのです。

叱り方、伝え方も工夫の
余地はたくさんあります。

うまい部下の叱り方

「遅刻をしました、」
「報告を忘れていました。。」

これは結局のところ怠慢です。

自覚があるかどうかわからない
それが煮えきれない態度であれば、

つい人前でも声を荒げ
叱ってしまうかもしれません。

しかし高野さんのケースのように

本人にも明らかに重大な
ミスだと分かっているような

場合はどうでしょう?

本人は十分ことの
重大さを理解していて、

並の神経の持ち主なら
相当のショックを受けて、

しゅんとしているはずです。

そんなときに、

人格を傷つけられるような
激しい口調で怒鳴られでもしたら、

心理的なダメージは計り知れず

叱られた側には

「そんな事言われなくても
分かっているのに、、」

という反感さえ生まれてしまいます。

自分の事を棚に上げて…

という事になりますが、
それが人間の心理というものです。

自分の犯したミスを反省する気持ちが

上司への反感へとすり替わり
その後の人間関係にまで
尾を引く事になります。

うまい叱り方の伝え方

アメリカの心理学者
フリッツ・リドルは

以下のように述べています。

「体罰は親の権威を傷つけた
報いの役割を果たすだろうが、

それで子供を良い方に
変える事が出来るだろうか?

体罰は反抗を生む。

ぶたれると、憤慨する。

つまり、あなたが子供に
教えたいと思うちょうどそのときに、

折り悪く子供の反抗心を
強めるのである。」

上司と部下の関係を親と
子供と一緒にして気の毒ですが、

ビジネスの場でも
基本的には同じです。

反省させるつもりで
きつく叱っても

本人が十分、分かっている時には
逆に反感を招き、

みすみす悪い印象を残すだけです。

優しい言葉をかけて、

自分自身で反省させる
余裕を与えてやるのが、

上手い叱り方だと言えます。

叱るという事は一つの
コミュニケーションです。

だからこそ

「送り手」と「受け手」

の双方が心を開いて
いなければいけません。

伝え方、聞き方を少し工夫すれば
円滑なコミュニケーションになるのです。

参考にしてください。

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