仕事でもプライベートでも大切な自己開示の重要性、メリット


今回のテーマは、

仕事でもプライベートでも大切
な自己開示の重要性、メリット

について紹介します。

初対面の相手であれば、
話題を選ぶが、

親しい友人と話す時は
気持ちをさらけ出せる、

というのは誰もが納得
できる心理傾向だと思います。

心理学用語で「自己開示」

というのですが、

良好な対人関係は
この自己開示によって発展する
と言われています。

大手家電メーカーで
課長を務める荒井さんは

仕事もやり手で
会社側の評価も高いですが、

本人は最近、どことなく
会社に溶け込めないと言う
違和感を感じると言います。

よくよく聞いてみると

自分の部下たちから
疎まれているのではないかと
感じているらしいです。

荒井さんがそんな風に
思うようになったのは

課内のOLたちの

「課長って私生活が見えないのよねえ」

というような会話を
たまたま聞いてしまったそうです。

荒井さんにとっては
寝耳に水で、

そのショックは大きかったと言います。

それまで仕事とプライベート
しっかり分けてきたつもりで、

それがビジネスの常識だと
信じて疑わなかったのです。

多くの人が意識していない点ですが、

仕事でもプライベートでも
自己開示は非常に重要です。

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自己開示は仕事でもプライベートでも大切

人には

「自分の気持ちを誰かに聞いて欲しい」

という思いがあるものです。

オープンに自分の
気持ちを話す事は

相手との関係が深まるだけでなく、

お互いの心を健康にする
メリットもあります。

自分の心を隠すのは
実は損をする事が多いのです。

先ほどの、
気難しい人と言う印象を
もたれてしまった荒井さん、

かといって彼自身は
酒の席やパーティーなどで

無口という訳ではなく、

むしろ人の輪に取り込まれる
タイプの社交的な人間です。

話題は豊富ですし、
面白いと言われる事も多いです。

でも、自分のプライベートを
さらけ出す事はしなかったそうです。

だからなおさらのこと、

自分の事をあまり話さない
という印象を強く与えてしまって
いるのかもしれません。

ユーモアなどで自分を守る
警戒心の強い人と言う
印象を与えてしまっていたのです。

確かに、

荒井さんの上司の中にも
自己開示が上手く、

個人的な趣味の話しや
奥さんや子供の話しを時々
持ち出す人がいるそうです。

荒井さんにしてみれば

それはどうにもみっともない
態度だと思っていたのですが、

意外にもその上司が
人気があるのも事実なのです。

心理学における「自己開示」とは?

「ああ、あの人、何回か会った事がある。
でも何を話したんだっけなあ。。」

確かに話しはしたのだけれど、

その内容が印象に残らない
人物というのはよくいます。

そういう相手には、
なかなか親しみはわかないものです。

親しみがわくかどうかを
左右するのは、

相手が自分にどれだけ
心を開いてくれているか、
なのです。

これを心理学では
「自己開示」といいます。

そして、

自己開示された相手は

「実は私も、、」

と自己開示で返す

「自己開示の返報性」
という心理メカニズムが起こります。

この効果で、話す内容も
徐々に深くなり、

その繰り返しで、
関係がどんどん深まっていく、

人脈構築や恋愛でも使える
メリットある心理的概念です。

この事は社交的なタイプか
どうかには関係がないようです。

プライベートでも、

パーティー会場をグラス片手に
スイスイと泳ぎ回るような人でも

話術が巧みなだけで、

自分の事となると一切
口にしない人は結構いるのです。

こう言う人とは

当たり障りのない事を
話している分には楽しいものの、

いくらつき合っても
親しくなった気がしません。

こちらがいくら心を開いたとしても

相手が閉じているのだから
親しみがわかないし、

本当は何を考えているのか
正体を見えずに不安にさえ
なってくるのです。

政治の世界における自己開示の重要性

例えば、

自己開示のメリットを
巧みに使った例として

以下のような事例があります。

アメリカのラジオ番組で
以下のような実験が行われた事があります。

選挙の三人候補者A、B、Cを
次のように紹介します。

A候補

政治家としての専門的資質、
学歴、政治家としての人となりを
詳しく紹介する

B候補

これまでの政治歴、
及びその実績を紹介する

C候補

子が子煩悩であり、
毎朝犬の散歩をするなど

もっぱら私生活を紹介する

そして、リスナーに投票を求める。

その結果、圧倒的な勝利を
収めたのはC候補でした。

選挙に当選するには

政策よりもプライベートを
ちらりちらりと明かした方が
親しみをもたれて有利だという事です。

「だから選挙民は馬鹿なんだ」

なんて偉い先生方が
いくら批判しようが

「親しめる人柄」というのが、

投票の大きな動機になるのは
事実です。

プライベートな話題を
もたらすということは、

その相手を信頼していると言う
気持ちの現れだとも受け取れます。

そんな信頼を感じて、

相手も心を開いてくれるという
よい循環が、

人間関係をより
滑らかにするのです。

自己開示の繰り返しが
お互いの距離を積めるのです。

仕事ができたり、
コミュニケーションが上手い
というスキルも大切ですが、

仕事でもプライベートでも
自己開示を忘れないようにしましょう。

男性と女性の自己開示の傾向

ちなみに、

一般的に言って、女性は
男性よりも友人が多く、

特に社会人になってから
その傾向は強まります。

これも、女性の方が、

相手との関係を見ながら、
適度な自己開示を行えるから
だとされています。

女性は自己開示に積極的で、
プライベートな話しもどんどんして、

親しい友人の事なら
恋愛や家庭の事情にまで
全て精通していたりします。

一方で男性は自己開示が苦手で、

自分の内面や、プライベート
に関わる事より、

つい仕事の話しばかり
しがちになると言われています。

とは言え、

男性も女性も適度な
自己開示が最も効果的なのです。

自己開示が苦手な男性は
返報性が成立しにくく、

孤立しがちです。

とは言え、仕事場に
家庭の事を持ち込みすぎると
弊害ももちろんあります。

もっとも、何かと言えば

「昨日ね」「あの人がね」
「家内がね」「娘がね」

なんて言っているのも見苦しいものです。

また、自己開示の内容が
あまりに告白的で深い場合
(過去のトラウマや悲惨な過去など)

聞く側の心の負担が大きくなり、
関係がうまく行かなくなる事もあります。

プライバシー開示は適切な
ときをみはからって、

バランスよく適度にする事が
最大のメリットを発揮する

自己開示の使い方なのです。

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