キレられた場合の対応と職場でのコミュニケーションの断絶


今回のテーマは、

キレられた場合の対応と職場
でのコミュニケーションの断絶

について紹介します。

前回はキレるという現代特有の
現象について見て来たわけですが、

最も恐ろしいのは

誤解のまま人間関係が
ギクシャクして壊れることです。

最初はお互いが善意のまま
会話に臨んでいたものの、

お互いが誤解を生み、

喧嘩に発展し、その誤解を
残したまま悪意を持って、

お互いの関係が切れてしまえば、

修復はかなり困難になります。

こうしたリスクすらある言葉が

「キレた、キレられた」

という言葉に含まれているわけです。

ここで、
あえて恐れずに断言するなら、

「キレた」かどうかを
判断するのは

「キレた」本人ではなく
「キレられた」相手です。

「キレた」という言葉は
「キレた」状態を指す言葉ではなく、

もはや受け手の印象を現す
言葉となったのです。

仮にあなたが
相手の事を考え抜いた上で、

愛の鞭のつもりで
叱咤激励したとしても、

相手が「キレられた」
と感じたならば

あなたは「キレた」事になります。

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コミュニケーションの断絶を防ぐには

ここで仮にお笑いの芸にあるように

「いや、キレてないっすよ」

というフォローをした所で

それすら言い訳のように
取られてしまいます。

つまり「キレられた」と
相手を感じさせた瞬間から、

コミュニケーションは
断絶してしまうのです。

コミュニケーションが
希薄になった現代、

相手の真意を理解する事は
困難になりました。

それゆえ、ちょっとした
注意や叱責が

「人前で恥をかかされた」
「やり込められた」

とこちらの意に反した印象を
もたれるケースが増えてきている
のも事実です。

この相手の納得感のなさが
「キレられた」印象を強め

人間関係をさらに硬直
したものにしてしまっています。

この傾向は、

世代の違うもの同士のやり取りで
特に良く見られるように感じます。

特に職場で見られる傾向です。

お互いにキレられたと感じる職場での事例

「生きてきた時代が違えば、
人生の価値観持ちが言う。

共有できる話題も少ない。

お互いに大人なので、
意見が違う事は百も承知である」

にも関わらずです。

少し気に食わない…部分があっても
もう少し理解する努力をすれば

コミュニケーションの断絶まで
行く事はないはずです。

本当に相手に悪意を持って
攻撃して喧嘩離れする、、

というなら納得できますが、

まさに善意の故の誤解で
断絶というのは問題でしょう。

では実際に、若手と上司と言う
分かりやすい例を挙げて

「キレられた」と
感じるメカニズムを探ってみましょう。

この話しは、私が目の当たりにした
事例をもとにしています。

まさに職場でのコミュニケーション
では日常で見られるようなの話しです。

社内で、若者たちが数名で
企画書をまとめています。

そこへ上司がやってきました。

上司はアドバイスのつもりで
企画書に対して意見を述べました。

若者たちはその意見に対して
自分たちの考え方を述べました。

その後、多少の意見交換を行いました。

最終的に若者たちが上司の意見を
渋々受け入れる形となりました。

上司はそこで最終的なジャッジをせず、

今後の進展を若者に
ゆだねる事とし、

その場を立ち去りました。

キレられた場合の対応

私は傍観者として
その様子を見ていたのですが、

後日、両者からその際の
心境を聞く機会がありました。

結論から言えば、

お互いが相手に「キレられた」
と思っていたのです。

実に不思議な現象です。

それぞれの意見は次の通りでした。

まず若者の意見から

「横から入ってきて、意見だけ
を言って逃げるように出て行った。

こっちはずっと考えて
企画を作っているのに」

…と、

非常に理にかなった発言です。

上司はもう少し若者たちの
意見を尊重するように

配慮するべきだったかもしれません。

意見を認めた上で
アドバイスをする

「YES,but…」

の話法で話していれば、

このような誤解は生じなかった
のでしょう。

人間は、自分の意見に
聞く耳を持ってくれる人の
意見を素直に聞く事ができます。

あなたもきっと身に覚えがあるでしょう。

キレられた…で匙を投げない

では逆に、上司はなぜ
「キレられた」と感じたのでしょう。

「あの態度は何だ。
あなたの意見を聞けばいいんでしょ。

見たいな顔をしおって。
あれじゃ議論にもならない。」

なるほど彼は若者たちの
匙を投げたような態度を指して

「キレられた」と
感じていたのでした。

これはむしろ「我慢が切れた」
というようなニュアンスです。

確かに若者たちの頭には
上司の意見はなおざりにできない、

という考えがあったのでしょう。

しかし、その態度を露骨に
示してしまうのは軽薄だったと
言えるかもしれません。

もう少し考えればお互いに対応策が
見つかったのではないでしょうか。

この例からお分かりの通り

「キレた」かどうかを
判断するのは、

「キレた」本人ではなく
「キレられた」相手なのです。

しかも自分は「キレられた」
被害者であり、

相手から「キレた」張本人
であると思われているなんて
想像すらしていない事が多いです。

例に挙げた状況は特別なものではなく、

職場でも家庭でも友人関係でも
日常茶飯事として起きています。

コミュニケーションのちょっとした
意識の違いが関係に影響します。

「キレる」ということから、
あなたも身の回りの人との会話について、

まず自分の行動を見直す必要性を
実感してもらうきっかけに
してみてはいかがでしょうか。

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