国分康孝の構成的グループエンカウンターの心理効果や方法


社会的動物である人間である以上、

人は他社とのふれあい、
やりとりを通じて人生を定義づける
と言う面があるでしょう。

人間関係が希薄になりつつある
と言われる現代社会では、

それがそのままダイレクトに
心の問題に繋がったりします。

ここで構成的グループエンカウンターは、

ファシリテーターと呼ばれる
グループのリーダーから与えられた
課題をグループで行う「エクササイズ」と

エクササイズ後に参加者が
感じたことを語り合う「シェアリング」
によって構成されています。

構成的グループエンカウンターは
国分康孝さんの命名で、

欧米では構造化されたグループと呼ばれます。

他者との交流で自分を発見する

このセラピー手法を開発した
国分さんは日本の著名な心理学者であり、

日本カウンセリング学会会長、
現在日本教育カウンセラー協会会長
など歴任しています。

別のページで紹介している認知行動的心理セラピー
の一つアルバート・エリスの論理療法を
日本に紹介したのも国分康孝さんです。

現在では、感受性訓練を始め、
様々なエクササイズを課す
グループアプローチが開発されています。

その内容は様々ですが、
コミュニケーションスキルの開発、
他者との交流から自分を再発見する、
他者とのふれあいを体験する

といったものが挙げられます。

どれも一対一のカウンセリング形式では
実現しにくい手法を取り入れています。

その代表が「信頼学習」と呼ばれる物です。

信頼学習の代表的なエクササイズは、
「ブラインド・ウォーク」です。
参加者がペアになって、

一人が目をつぶって
もう一人が誘導します。

エクササイズは10分ほどですが、
その間は全く言葉を交わしません。

人間関係の信頼を体感するセラピー

構成的グループエンカウンターの
セラピーの締めくくりでは

「天国への旅」という
セッションがよく用いられます。

一人がうつぶせになり、
他の全員がその人を持ちあげ、

ゆっくりとおろします。

持ちあげられた人は

「他人が自分を支えてくれる」

という体験を通じ、
他人を信頼することを学習します。

また多くの人に支えられている
という幸福感を味わう人も多いと言います。

「本音を表現する人間関係を作る」
ことがこのセラピーのメインテーマで、

國分康孝さんが提唱した当初は,
3泊4日など合宿形式で行われるのが普通でした。

現在は幅広い学校機関でに導入されていますが、
一定の効果が報告されている一方で、

教師の力量や生徒自身の意思など
批判も多く存在します。

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