ミュージックセラピー:音楽、演奏で心身に癒しを与える効果

音楽というのは人の心を動かす。

これは誰でも体感したことが
あるのではないでしょうか、

ミュージックセラピーは、
音楽を聴く、または演奏する時の

心理的、生理的、社会的な
効果を応用して、

クライアントの心身の健康の回復
向上を図るセラピーです。

最も伝統的なミュージックセラピーは
観賞療法と言い、

その名の通り音楽が醸し出す
ムードをその患者の感情に近いものから始め
次第に別の感情を呼び起こす

音楽に変えて行くという原理です。

音楽というのは種類によって
与える影響が異なります。

例えば、
うつ病の人にいきなり明るい
ディスコミュージックを聞かせても

「そんな気分じゃない…」という
反応が返ってくるのは目に見えています。

そこでまずは気分がすっと
溶け込めるような静かな音楽をかけ、
徐々に明るい音楽へと変えて行きます。

他に即興演奏を中心とする
ノードフ・ロビンズ音楽療法という
テクニックもあります。

こちらは、音楽活動に参加することを
通じて深い感動を味わう事が

人間的成長につながると考え、
演奏そのものの癒しの力を
期待する立場です。

音楽をただ聞くというだけでなく、
演奏をするということで、

自分自身の心や共感、他人との一体感など、
精神的に影響を与えます。

子供に適応する場合には
太鼓などの簡単にできる
楽器が用いられます。

●音楽で社会性を身につける

また、応用行動分析学的音楽療法という、
発達障害児などの

社会交流が苦手な子供に
社会的行動の場を与える
ミュージックセラピーもあります。

言葉の発達が遅れた子供でも、
太鼓をたたき、鈴を鳴らすことはできます。

音楽療法士の掛け声に合わせて、
楽器を鳴らし、テンポを変えると言った
行動は社会的行動でもあると考えられます。

音楽のもたらす脳への影響が大きいことは
様々な研究がされています。

なぜなら、楽器の演奏には

「リズムやテンポなど、自分とは
独立して存在する社会ルールに従う」

「感情の高まり、クールダウンなど、
他人と波長を合わせる」

といった社会性が含まれているからです。

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