自由連想法:精神分析の基礎的心理学セラピー、自我と超自我


人間の精神のは深遠なる世界が広がっている・・・

それが潜在意識、無意識と呼ばれる世界で、
無意識にアプローチするセラピー手法が、

フロイトさんをはじめとする
精神分析の特徴なのですが、

無意識というのは混沌とした世界です。

そんな中からいかに心の癒しや
精神的な健康レベルを上げるのか?

ここで「自由連想法」と言うのが、
精神分析の基礎的な手法です。

私たちは普段物事を考えて、
意識をして言葉を使っていますが、

フトした瞬間に頭によぎる
単語などが誰しもあると思います。

人間と言うものは
生まれたときには、
本能的な性欲エネルギーしか持っていません。

それが成長するに従い、
自我というものが発達していきます。

周囲の状況を判断して、
自分の利益になるように合理的な行動を
することを覚えて行くのです。

自分の中にある葛藤

自分を認識し、他人と区別して考えることができる。

自分らしいセルフイメージ、
アイデンティティを確立していくのが、
動物にはない人間らしい心の特徴です。

人間にはこの自我があるおかげで、
欲望や本能を抑え、

道徳や良心に従って生きていく事が出来る。
そう言った考え方です。

しかしここに葛藤も生まれます。

例えば、その根底には、
悪いことをすると罰せられるという恐怖心、
父親のような立派な人間になりたい
という自我理想があります。

これらを

超自我

と呼びます。

子供は親から叱られ、褒められながら
物事の善悪を学んでいくのです。

つまり、それだけに
超自我というものは、両親の影響を
強く受けているのです。

そうして、
他人には知られたくないような感情などは、
超自我によって意識に表出することを妨げられ、
抑制されて行きます。

その為に、ほとんどの人は、
自分にそんな願望があることすら気づきません。

これを明らかにしていくのが、
自由連想法と言うものです。

リラックスしてただ思いついた事を話す

本当の自分を知る・・・

簡単なようですごく難しいことです。

だからこそセラピストによる
セラピーでそれを明らかにするのです。

日本では馴染みが少ないかもしれませんが、
映画などで見た事があるでしょう。

自由連想法と言うのは、
フロイトが始めた精神分析の手法です。
クライアントさんはカウチと呼ばれる
長い椅子に横たわり、

セラピストは、クライアントの緊張を
高めないように、視界に入らない位置にいます。

リラックスしながら自分の思いを
相手に語っていくわけです。

そして、
こんな事馬鹿げている、恥かしい、、
などと自己批判しないように、

頭に浮かんだことを次々と思いつくままに
言葉にしていくのです。

もちろん、これは気の知れた
友人同士で愚痴を言い合うことと
変わらないかも知れません。

しかし心理学のプロであれば
そのトリガーポイントを見抜きます。

この自由連想をしていくと、
ある瞬間に途切れたり、言葉に詰まる
事態が生じます。

自分の中で眠ってしまっているもの

これこそ、その当人が抑圧しようとしている
心理的な内容に接近したサインです。

これを一週間に4~5回行えば、
クライアントは抑制されている無意識の
願望を知ることが出来る。

そして自分を認識したクライアントは
より人生を楽に生きる事ができる、

というのが、大まかに言えば
このセラピーの手法なのです。

無意識の混沌の世界から、
意識の明確な世界に引っ張り出す。

こうして顕在化された問題を解消していけば
心の癒しを得ることが可能です。

我々は人間の脳は、

本能や欲望が意識に浮上するのを許さないで
抑圧します。

本来の脳の役割ではないかもしれませんが、
社会上どうしてもそうなってしまうのです。

この働きを検閲と呼ぶのですが、
検閲の力は、眠っている間に弱まります。

その隙に、本能や欲望が
カムフラージュされた形で意識に浮上します。

これが夢のメカニズムではないかと言うのが、
この手法の考え方です。

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