わがままと我慢、個人と組織のバランスが上手い人の心理学的特徴


今回のテーマは、

わがままと我慢、個人と組織の
バランスが上手い人の心理学的特徴

について紹介します。

これまでバランス感覚

というのが人間関係において
非常に重要という話しをしてきましたが、

自分自身のバランスを考えない人は

バランス感覚に優れた人

を通り越して

「バランス感覚だけ」

の人になってしまいます。

バランス感覚のバランスを
取らなければならないのです。

ここでドイツの心理学者

アクシミリアン・リンゲルマン

という人が行った
実験はかなり興味深いです。

彼はある綱引き実験を行いました。

その実験では、

1人が綱引きするとき、
2人が綱引きするとき、

そして綱引きに参加する
人数が増えるたびに、

個人が発揮する力に
どんな差が生じるかを計測しました。

すると結果は、

綱引きに参加する人数が
増えるにつれて、

個人はあまり力を入れて
綱を引っ張らなくなったのです。

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個人と組織のの心理学的特徴

つまり人間心理的特徴は、

個人で単独で働く時より、

集団で働く時の方が、

個人の努力が相対的に
劣るようになるという事です。

この心理は恐らく、

集団の中では1人が怠けても
バレにくいため、

或は努力に見合った報酬を
得られにくいから

起こる現象と言われています。

これを先ほどの心理学者の
名前を取り

「リンゲルマン効果」

と呼びますが、

他にも社会手抜き、
フリーライド(ただ乗り)現象

などとも言われています。

つまり、私たちの心理は

個人で働く場合と
グループ組織で働く場合

大きな違いが見られる
という事です。

そして私たちの生活では

間違いなく個人と組織の二つを
意識しなければいけません。

その取り組み次第で生き方も
変わってしまうという事です。

どちらかに偏りすぎれば
弊害が生まれるのが世の常です。

例えば、仲の良いグループで

ある行事に参加するという話しになり、

各自の責任分担を決めようと言う時、

それぞれが自分のやりたい
分担を主張して

誰もやりたがらない
地味な仕事だけが残ったとしましょう。

個人と組織のバランスが上手い人の特徴

ここである人は

「私がこの仕事を引き受ければ、
みんなが自分のやりたい仕事につけて、
うまくいく」

と考えて、本当はやりたくないのに
我慢して引き受けてしまいます。

個人より組織の事を考えての事です。

確かにそれで
全体のバランスは取れます。

これで周りの人たちは
良かったかもしれませんが、
本人は楽しくないでしょう。

つまり、自分の気持ち
完全にバランスが狂っているのです。

いつもそんな調子で、
人や社会と関わっている人もいるでしょう。

それが功を奏し、
周りの人からは重宝がられ、

よく声もかけられるし、
人間関係もまあまあうまく
行っているように見えます。

我慢をする個より公といった
心理を持つ人はもちろん
メリットがあります。

けれども、それも程度の問題です。

自分をシーソーの片方の
ウェイトのように考えて、

本当にやりたい事や意志を曲げて、

「あっちに付くのが良いか、
こっちに付くのが良いか」

とそのときそのときの
全体のバランスばかりを
気にしているのでは、うまく行きません。

我慢ばかりではフラストレーションが
溜ってしまうのも事実です。

ストレスとバランスの調整をしよう

いつかはストレスがたまって、

心もへとへとに疲れ、

そのうち生きる気力も失って
しまうのではないでしょうか。

これは、バランス感覚が
先走ってしまった結果です。

自分の気持ちや意思も
はっきりと主張して、

それが周りとぶつかったり、
重なったりした時に初めて、

バランス感覚を働かせるのが、
ちょうど良いように思います。

「じゃあいいわ、今回は私が譲るわ。

でも次は私のやりたい事を優先させてね」

と言えば、その場も丸く収まるし、
それほどのストレスはたまりません。

我慢をして自分より組織を
優先してしまう特徴の一ほど、

わがままという事を学ばなければ、
上手くバランスはとれません。

わがままと我慢、個人と組織の天秤

いつも全体のバランスを気にして

自分を押し殺しているうちに

周りからも

「○○さんは後で良いわよね」

などと、それが当たり前に
思われるようになると、

最後には

「○○さんでいつも私ばっかり…」

という不満がたまり、

何かのきっかけで爆発しかねません。

その時になって

「本当は私だって、、」

主張しても、周りは困ります。

自分を組織の中の

「バランス調整のウェイト」

と考えて、

あっちへ行ったりこっちへ
来たりするのではなく、

もちろん、そういう
言動をしなければならない
こともあるでしょうが、

普段は、まず自分の意見を
率直に述べる人であってほしいものです。

「わがまま」はいけない!

というような風潮も確かにあり、
家庭環境などの影響で

自分の心を押し殺す癖が
ついている人もいます。

しかし「わがまま」も
時に有利に働く事を知りましょう。

わがままと我慢のバランスが上手い人の特徴

自分を「ウェイト」と思っている人には、
ある種の自己満足があります。

それは、自分が我慢する事によって
全体がうまく行っていると言う
思いから発生するものです。

けれども、周りの人は

「あの人は、自分が無い」
「あの人は、何もやりたくないのだろう」
「あの人には、責任のある仕事はさせられない」

といった、心外な評価を
している事も少なくないです。

全体のバランスを考える事も大切ですが、

たまには自分の気持ちに
素直になって、

率先してシーソーの片方に
乗ってしまうのが良いように思います。

組織の為だけに生きれば
個人が死んでしまいますし、

個人の為だけに生きれば
組織が死んでしまいます。

個人も組織もウィンウィンの
関係になる為には、

自分自身でバランスを
意識する事なのです。

わがままを通す時と
「我慢する」時の使い分け
を意識する事によって、

少しずつ本領が発揮できるように
なるでしょう。

わがままと我慢、個人と組織の
バランスが上手くとれる人ほど、

精神的にタフな人であり、
進学的にも健全という訳です。

周りの人も安心して、

あなたと「つき合える」と思うのでしょう。

ぜひ参考にしてください。

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