他人を説得する、人を動かすコミュニケーション技術の3要素


もちろん私たちは、

特別な勉強をしなくても会話は出来ますし、
コミュニケーションが出来ます。

無意識に話しをすれば、
何も心理学を学ばなくたって、

生きる上で困ることは
特にないような気がします。

…しかしです。

この世界で成功して幸せで
充実した生活を送りたい、

仕事でも、プライベートでも
有利で有益でメリットある
成果を欲するのであれば、

体系的にコミュニケーションを
学び実践するのが得策です。

特に、

他人を説得するコミュニケーション技術を
身につけるには、

3つの要素を理解しなければいけません。

人類の歴史を通じて、
人間が最も力を発揮してきたのは、

他人を説得する技術です。

人を動かす技術と言っても良いでしょう。

多くの人が勘違いするのが、、

何かを喋る時、スピーチであれ
会議であれプレゼンであれ、

正しく、論理的に、間違いなく
話そうとしてしまう事、

もちろんそれが「間違い」では
ないのですが、

大きな盲点が存在するのです。

人類史上最もパワフルな力とは?

あなたがコミュニケーションや話し方を
上達しマスターする、人前でスピーチする
目的やゴールは、

「その言葉なくしては生じなかったであろう
行動をその人(或はその人たち)に起こさせる」

事と言えます。

他人を行動させる事が出来て初めて
あなたの説得力、言葉はパワーを持つのです。

例えば、

キング牧師の有名なスピーチがありますが
彼の言葉を聞いた人々は、

「なんて素晴らしい演説だ!」

と感じ実際に行動を変えました。

或は戦国時代の武将たちは
「いざ進撃だ」と言い、

家来たちは進軍しました。

同じようにあなたも言葉によって
人々をそれまでとは違った風に、

考えさせたり、感じさせ、行動
させなければならないのです。

そして何よりも自分を動かすのです。

ただ雑談力を上げたいだけなら
(それもまぁ良いですが…)

コミュニケーションスキルを
体系的に学ぶ必要性はありません。

人生を向上させるため、

仕事に活かしたい、
恋愛に活かしたい、
人間関係に活かしたい

のであれば、

あなたは他人を説得する人を動かす
コミュニケーション技術を学ぶ
必要があります。

相手に何かの行動を生む力を
身につける必要があるのです。

アリストテレスが用いた説得の3つの技術

そして幸運な事に、

私たちはスピーチや話し方
コミュニケーションの達人になろうと思えば

なれる素質を持っているのです。

車の運転や、キーボードの操作、
スマホの操作などを習えば出来るように、

相手の深い感銘を与え、
説得して行動させるような
コミュニケーションをする事が出来ます。

そしてそれが自分と相手の
人生を変える事が出来るのです。

ほんの少しのコツさえ掴めば
大きな成果を上げられる…

実にレバレッジの効いたスキルです。

相手を説得して人を動かす事ができれば、
自分を説得して自分を動かす事が
できるようにもなります。

成功に向けて進み続ける事ができるのです。

無数にある中の最強の成功スキル
と言って良いかもしれません。

ここで著名な哲学者・アリストテレスの
説得技術を紹介したいと思います。

アリストテレスは、

リーダーに不可欠なツールとして
レトリックの重要性に気づいた
最初の賢人です。

彼によれば説得に必須の要素は3つあります。

1.「ロゴス(論理)」

2.「エトス(倫理)」

3.「パトス(感情)」

それぞれ見てみましょう。

古来からの知恵・ロゴス、エトス、パトス

コミュニケーションにおけるロゴス
というのは、

あなたの主張における論理、
言葉、論拠のことを言います。

これは人間にしか出来ない芸当だ
と言えます。

あなたの言う事がジクソーパズルのように
すべてがぴったりと合う事が、

首尾一貫した発言ないし、
主張であるために重要な要素で、

自分の話す事を熟慮しプランを練る場合、

全体から細部まで、発端から結論までの
流れの様々な論点を、それぞれが前の論点に
つながるように組み立て、

説得力のある主張をしなければいけません。

ロジカルシンキングと言う言葉が
流行しているように、

この要素はコミュニケーションにおいて
とても重要な要素ですが、

あるコツさえつかめば、簡単に
ロジカルな会話をするのは可能です。

人を動かすには当然、理路整然とした
主張がもちろん必要ですが、

その具体的な方法やスキルの
話も今後詳しく紹介していきます。

ただここで覚えてほしいのは、

そういったロジカルな部分「以外」
要素がかなり重要だということです。

次にコミュニケーションにおける
エトスと言う要素は、

あなたの性格、倫理観、
話をする時の信憑性を言います。

スピーチの信頼度が高まれば、
聞き手はあなたの主張を認め、
行動を起こす可能性が高まります。

どれだけスピーチスキルが伸びても、

身勝手100%の主張をすれば
相手の心を動かす事は出来ません。

あなたのハートの持ちようは
説得にかなり重要な部分なのです。

どれだけ素晴らしいことを言っても、

浮浪者のような格好で、
犯罪者がサングラスをかけて、
拳銃を向けながら話しても、

相手には伝わらないという事です。

そしてパトスというのは
あなたの主張の感情的な部分であり、
恐らくこの部分が最も重要な要素です。

人間は感情の動物です。

いかにロジカルに正しい事を話しても、
そこに感情が伴わなければ

人々の共感を得て、心底から
感動させる事が出来なければ、

相手の考えを変えたり、特定の行動を
とらせる事は不可能になるでしょう。

「感情」が動かない限り人は動かないのです。

脳科学に沿った人を動かすコミュニケーション

brain
こうしたアリストテレスの説得術…

などと聞くと

「古くさい、時代遅れ」
「現代では使えないのでは」

などと感じるかもしれません。

しかし、

最新の脳機能はむしろこの効果を
きっちり実証しているのです。

ある種、不変の3原則なのです。

アリストテレスは紀元前の哲学者ですが、
それから時代が進み環境は大きく変わっても、

我々の脳の機能そのものの仕組みは
ほとんど変わっていません。

人間の心の働きを心理学では

知・情・意と表す事があります。

「認知」「感情」「意志」

で成り立っている訳です。

実際、脳の解剖学によればこれは
生物の脳の進化と対応している
と言われています。

アメリカの脳科学者
ポール・マクリーン博士によれば、

人間の脳の構造をみてみると、

脳の奥部から外側にかけて3つの層で
成り立っていると言われます。

1.爬虫類脳(肉体脳)

進化の過程において最も古い、
基礎的な脳の部分で

主に脳幹がこれに当たります。

生存や生殖など生き残るための
目的を主とした機能を司ります。

2.哺乳類脳(感情脳)

爬虫類脳に次いで進化した脳で、

海馬、扁桃体といった大脳辺縁系が
これに相当します。

記憶や快・不快に基づいた喜怒哀楽
など感情などを司る部位です。

3.人間脳(論理脳)

最も新しく進化した脳であり、

大脳新皮質の両半球(右脳・左脳)
から成り立ちます。

言語機能や学習能力、創造力や論理数学など
いわゆる人間らしさ知性をを司る部分です。

つまり人間の脳はこの

爬虫類脳→哺乳類脳→人間脳

の順番で進化し機能を高度化させてきたのです。

そしてこの3つの部分が互いに影響して
人間は思考をし行動をとる訳です。

ここで、

認知で爬虫類脳の肉体脳を刺激すれば
「ロゴス」が満たされます。

感情で哺乳類脳の感情脳を刺激すれば
「パトス」が満たされます。

意志で人間脳の論理脳を刺激すれば
「エトス」が満たされるのです。

これで脳全体を刺激するいわば

究極の人を動かすコミュニケーション

が成立するのです。

「ロゴス(論理)」
「エトス(倫理)」
「パトス(感情)」

以上の3要素が合い混ざり初めて、

人を感動させ、あなたと同じ考え方を
させる事が出来るようになるのです。

つまり説得する事ができるのです。

人を動かすコミュニケーション技術の
3要素をまずはしっかりと把握して
おいてください。

4つのDを頭に入れておくこと!


そしてあなたが説得コミュニケーションを
マスターし

人前で話したり、スピーチしたり
プレゼンテーションを行うなど
優れた話し手になるためには

4つのDというものを頭に入れておく
必要があります。

Dと言うのは4つの英単語の
頭文字をとったものですが、

1.Desire (願望)

まずは第一に、

上手に話したい、コミュニケーションスキルを
上達させたいという強い燃えるような願望が
なければいけません。

願望なしには何も起こりません。

強い願望を持ち、マスターしたいと思い続ける
事が出来れば、必ず目標達成は可能です。

しかし願望だけでは足りないのです。

それが次のDです。

2.Decision (決心)

目標達成のために、

今すぐあらゆる努力をし、障害を
乗り越え、優秀になるためには

「何でもしよう」という決意を
しなければいけません。

3.Discipline(訓練)

そしてコミュニケーションや
スピーチ、プレゼンテーションのために

プランを立ててしっかり準備をし
実行するという訓練をマスターする
まで繰り返すのです。

訓練なしにスキルの獲得などあり得ません。

人生を向上させるための
必須のスキルを伸ばすためには

訓練をするという作業が必要なのです。

4.Determination(決意)

そして最後に、どんな困難や障害にも
負けず、やり抜く決意が必要です。

人前でスピーチをしたり
プレゼンをするという事は、

シンプルな事ですが
簡単な道ではありません。

しっかりした心構えを持って
鍛錬をし実行していく事で

必ず道は開けます。

そして他人を説得するコミュニケーション
技術を身につける事が出来るのです。

人を動かすリーダーになれます。

その前提としてまずは今回紹介した

ロゴス、エトス、パトス3つの要素
4つのDをまずはしっかり理解しましょう。

そして次回以降こうした要素を具体的に
活用する方法について紹介していくので、
ぜひ楽しみにしていてください。

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