赤ちゃんの教育目的のテレビ、ビデオDVDは脳の発育に悪影響?


テレビは人類にとって
大きな発明でしたが、

赤ちゃんにとってどうでしょう?

小さな子供向けに作られた
テレビ番組やビデオDVDなどは、

徹底したマーケティングのもと
作られています。

そして子供のためと謳いながら

実際には財布を握っている
親に向けたメッセージを発します。

ですから、親は、

教育的な番組を見せる事で、

子供の脳は活性化され
賢くなり、実際の学習効果が
高まるだろうとあっさり信じます。

が、学術的な研究によれば、

テレビやビデオを見た
赤ちゃんにメリットがある、

という報告は少ないです。

むしろ、赤ちゃんの発達を
促すと言われるものでも、

教育的効果に裏付けがない
という報告の方が多いのです。

ディズニーは日本で人気だが

2009年10月に、

ウォルトディズニーカンパニーは、

こうした教育効果の実証が
ないことを発表しています。

「ベイビーアインシュタイン」

という世界中で売られる子供用の
教育ビデオプログラムがあります。

2006年にある団体の訴えにより、
このビデオは返金措置をしました。

世界中で年間2億ドル売れる
ヒット商品でしたが、

そのビデオを見たからといって
子供は賢くならなかった、

と主張する親たちの集団訴訟を
ディズニーが恐れたと言います。

つまり返金することによって、

ディズニーは学習ビデオを
見たからといって、

赤ちゃんの知能は向上しない
ということを明らかに承認したのです。

ただ、

日本ではこのようなニュースは
あまり知られていません。

ディズニービデオを始め、
教育目的のビデオプログラムは

むしろ日本ではまだ親御さんに
喜ばれる人気商品のようです。

効果よりデメリットがはるかに多い?

教育目的のテレビ番組や
ビデオの効果を証明する研究は
ほとんどありませんが、

逆にテレビを見ることが
小さな子供たちに害となる、

可能性について、論証する
研究はたくさんあるのです。

可愛い我が子を賢くさせたい

その親心で買ったビデオDVDは、
効果よりむしろ害があるかもしれないのです。

2009年のある研究によれば、

テレビを見ることで、

赤ちゃんが言葉を学ぶ可能性が
低くなる傾向が見られると発表しています。

テレビ画面の前に長時間
座っている赤ちゃんは、

あまりテレビを見なかった
赤ちゃんに比べ、

社会性や認識力、言葉の能力で
劣るといことです。

その傾向は3歳までに
はっきり見られるそうです。

同じく2009年に
ワシントン大学が発表した
別の研究によれば、

8ヶ月から16ヶ月までの
赤ちゃんが、

そうした教育的なビデオを見た場合、

そういったビデオをみ
晒されなかった赤ちゃんに比べ、

1時間に6〜8単語の
学習に遅れが見られるそうです。

この発表でワシントン大学は、

「ベイビーアインシュタイン」

の名称をはっきり言及しているのです。

子供は自然な環境で脳が発育する

幼児の脳が成長、発達するとき、

テレビは必要ないですし、

教育目的のビデオ、DVD
プログラムも必要ないのです。

逆に、悪影響を及ぼす
可能性の方が高いのです。

赤ちゃんの頃は、
不自然な人工物を与えるより、

周りの自然なものとの関わり
から学習し脳を発育させます。

探検し、動き、遊び、
家族と友達と付き合うことが
何より大切なのです。

子供のことを考える親なら、

子供がただ箱の前で
ぼーっと座っていることから
何も学べないと分かる筈です。

話して、歌って、読んで、
音楽を聴き、遊んでいる方が、

はるかに大切であり、

どんなテレビ番組を見るより
子供の発育に影響するのです。

フランスでは子供向け番組が禁止?

こうした研究は国も動かしました。

フランス政府は実際に、赤ちゃんの
テレビ視聴を禁止したそうです。

2008年7月のフランス
調査報告書によれば、

3歳までの子供は
テレビを見ることで、

発育が損なわれ、受動的になり、
言葉の獲得が遅くなり、
興奮しがちになり、注意散漫になり、
睡眠障害の発症率が高まるとのこと。

フランスの放送では、

幼児向けテレビ番組を禁止し、

小さな子供向けケーブルテレビ番組には、

「3歳までのお子さんは、テレビを見る
ことで発育が恐れる恐れがあります。

子供向けの番組でも同様の危険があります」

と警告する必要がある
という規定をしたのです。

日本ではテレビ、それにまつわる
マーケティングは強力ですが、

あなたはこうした
発表を知りどうしますか?

もちろん自由な上の選択が
ベストだと思いますが、

脳の発育に悪影響がある
ということは知っておきましょう。

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