ヨーグルトはデメリットも、ビフィズス菌は0-157を退治しない


「腸の健康、腸内細菌を増やす
ために発酵食品を食べましょう!」

とアドバイスすると、

多くの日本人は、

ヨーグルトを食べようと
まず頭に浮かぶようです。

「腸の健康と言えばヨーグルト」

という健康常識が日本では
固く信じられているようです。

確かに毎日のように
テレビコマーシャルなどで、

マーケティング攻勢にかけられますから、

知らず知らずのうちに
そう信じ込んでもしょうがないです。

ただ、

ヨーグルトには、

もちろん良い面がありますが、
そうではない一面もあります。

メリットもあればデメリットもある、

発酵食品でも、ヨーグルトは
少しだけ特殊な事情があります。

そもそも腸まで届かない

ヨーグルトは、

ビフィズス菌などの
乳酸菌を発酵させて作る乳製品です。

確かに善玉菌が豊富です。

ただ、ヨーグルトに含まれる
乳酸菌は胃酸に弱く、

約9割が胃で死んでしまう
と言われています。

だから、腸内細菌を育てる
という直接効果はないのです。

もちろん乳酸菌は死んでも
効果はあります。

乳酸菌の住んでいた溶液が
腸まで届けば、

それが腸にもともといる
乳酸菌たちの餌になり、

腸の乳酸菌を増やすことも
明らかになっているので、

間接的な効果はあるのです。

ただ、乳酸菌を腸に届ける
つもりでヨーグルトを食べていても、

実際には乳酸菌は腸にまで
届いていないのです。

その乳酸菌は死んでいます。。

そこで最近では、

胃酸に強い乳酸菌の一種を使った
発酵ヨーグルトも販売されています。

しかし、

自分の腸と相性の良い
菌でなければ、

効果なヨーグルトを食べたところで、

その菌群は腸にとどまることはできないのです。

そもそも、製造、流通の過程で、
滅菌・殺菌処理をされていれば、

食べる前に微生物は死んでいます。

食中毒対策として徹底管理された
大手の作る市販のヨーグルトに、

腸を活性化させる微生物が
含まれているか甚だ疑問です。

新鮮な手作り発酵ヨーグルトで
あればいざ知らず、

スーパーやコンビニで買える
ヨーグルトの効果は低いはずです。

また日本人はもともと
乳製品に弱い人種ですから、

「健康のため」と頑張って
食べているものの、

実際にはデメリットの方が多い、
ということにもなりかねないのです。

ヨーグルトは0-157対策にならない

ヨーグルトを食べていれば
腸が元気になる、

という考えには安易さを
感じてしまいます。

例えば、

病原性大腸菌O-157による
食中毒はビフィズス菌を
普段から取っていると予防できる

と言われています。

しかし、理化学研究所が
その相互作用について研究したところ、

意外な結果が報告されています。

確かに、ビフィズス菌は
O-157の毒素から腸を守ることは、
確認されています。

ところがビフィズス菌には
O-157を退治する力はなく、

それどころか不本意にも
敵にエネルギーを与えて、

毒素の産出を助けてしまう、

という事実も明るみになったのです。

善玉菌と悪玉菌は共生関係

だからと言って、

ビフィズス菌=危険

というわけではないのです。

腸内細菌の世界は奥深いです。

全てはバランスが鍵なのです。

O-157が腸に入ってきた時、

真っ先に退治に働き出すのは、

実は大腸菌など悪玉菌、
と呼ばれる菌たちです。

また、善玉菌と悪玉菌は、

縄張り争いをしながら
腸に存在しているのも事実ですが、

その一方でエネルギー交換を
しながら助け合って存在している、
共存しているのも事実なのです。

ヨーグルトは腸に良い
メリットもあります、

が、

それを万能だと思わないことです。

デメリットも存在するのです。

前回紹介したように、

様々な種類の発酵食品を食べ、
自然と触れ合うこと、

多種多様な菌を腸に入れてあげることこそ、

腸の健康、腸内細菌を
育てる習慣となるのです。

これをまず覚えておいてください。

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