ユダヤ人が大量の読書量、読書家の習慣を持つ読み聞かせ効果


思考は読書で鍛えられます。

テレビや週刊誌、ネットサーフィンも
もちろん良いでしょうが、

やはり教養を身につけるには
幅広い読書が必要でしょう。

欧米では教養のひとつとして
古典からの引用を好みます。

例えばスピーチひとつでも、

ユダヤ人であれば「旧約聖書」
キリスト教であれば「新約聖書」
中国人であれば「中国古典」

から言葉を引用するのが
知識人としてのスタンダードです。

しかし日本人に古典を
引用できる人はほとんどいません。

それどころか自国の文学や歴史
さえ語れる人さえほとんどいません。

これも日本人は子供の頃から
あまり本を読んでいない人が
多いからではないでしょうか。

一方ユダヤ人が大量の読書量、
読書家の習慣を持つ人が多いですが

その理由はどこにあるのでしょうか?

まずひとつ目に、

ユダヤ人の先祖たちは、
子供たちに神から与えられた
掟を教えるために

最もいい方法として
子供たちにトーラーを読んで聞かせる
と言う事をすると言います。

前回紹介した「シュマの祈り」の中に

子供と家で共に座っているときにも
道を歩いているときにも、

寝るときにも、語って聞かせ、
覚えさせよと具体的に指示しています。

何歳で読み聞かせをはじめるべきか
と言う細かい指示は書かれていないですが、

ユダヤ人は習慣として
その子供が歩き始め、

話し始めたときに読み聞かせと
読書の指導をはじめます。

宗教上の伝統的に、読書の
習慣があるのがユダヤ人です。

それが習慣になり、
自然と本を読むようになり

読書量が増え、読書家としての
習慣が身に付くのでしょう。

ユダヤ人のお父さんが子供にする事

生まれながらに天才が
育つという事はありません。

私たちの脳の後天的な発達は
3歳までに7、80%ほどなされる

と言います。

小さいときからお母さんに作って
もらったお味噌汁の味が
味覚の基準になるように、

思考力の習慣も多くは
幼少期に作られるようです。

その時期にどのようなもの
どのような情報が頭脳の中に入り込むか、

つまりどのような環境で育てられるか、

で、人の基本的な能力や
性格が形成されると言います。

例えば、

この時期に子供に良い音楽をたくさん
聞かせる事で音楽についての
センスの幅は広がるでしょうし、

良い絵をたくさん見せると
絵についての才能の幅が広がります。

つまりこの時期にはできる限り
良い情報を赤ちゃんの頭脳には
与えてあげる事が大切なのです。

ここでユダヤの人々は、

赤ちゃんが生まれると、

その晩からお父さんが膝に抱きかかえて
聖書などを読み聞かせると言います。

この効果が脳にもたらす影響は
計り知れません。

赤ちゃんですから、もちろん
意味は分からないでしょう。

分からなくても良いから
読んで聞かせるのです。

さらに読んで聞かせるだけでなく、

その聖書を閉じてその端に蜂蜜を
ぬって赤ちゃんになめさせるようです。

読書家になる強烈なすり込み効果

これを赤ちゃんが4歳ころになるまで
毎晩のように繰り返すと言います。

聖書を膝に抱えて読み聞かせ、
甘い蜂蜜をなめさす。

これをすると、赤ちゃんの
頭脳の中には何が入り込むでしょうか。

意味が分からなくても
聖書を読むと言う事は

本を読んで知らない知識を
入れる事に通じます。

さらにそれが甘くて美味しいもの
と言う結びつきが脳内に刻み込まれます。

これを「刷り込み」などと言いますが、

強烈な考えの癖ができるのです。

そしてこの赤ちゃんが
やがて大きくなり、

小学校、中学校に行くようになり、

そして勉強しようと本を開くと、

甘い蜂蜜の香りと
お父さんの温かい膝のぬくもりを
思い出すようになる訳です。

つまり、読書は気持ち良い事、

勉強は楽しい事と言うパターンが
4歳までに出来上がってしまうのです。

日本とユダヤの休みの日の過ごし方

あるユダヤ人の方と家庭で
週末に何をするかと言う
話題になりました。

ここで日本と彼らの
教育観の違いを感じました。

日本なら休みの日に
子供を連れて行くのは

遊園地やゲームセンター、
或は家でテレビゲームをしている

のが一般的でしょう。

教育に熱心な家庭でも
お稽古や受験用の塾に行かす
と言った具合です。

「遊び」だけ「勉強だけ」

と言った所です。

一方ユダヤ人の両親は子供を
図書館やユダヤ史博物館に連れて
行くそうです。

ここで民族の伝統を教えるのです。

しかし子供たちは勉強を
させられている感じではありません。

楽しみながら自然と学んでいるのです。

またユダヤ人は子供の頃から
必ず両親に連れて

シナゴーグに行きます。
(キリスト教の教会に当たる)

ここでは、遊ぶわけではなく
祈りを唱えたり宗教儀式
参加するわけですが、

ここでも子供たちは嫌々でなく
楽しんでシナゴーグに通います。

読み聞かせ効果だけでなく

ユダヤ人の生活様式の中には
自然と教養に触れる機会が多いのです。

こうした習慣の違いは
将来に大きな差を生むわけです。

大量の読書量=たくさんの刺激


日本では最近若者の
「活字離れ」が深刻化していますが、

確かに電車に乗っていても
本を読む人はほぼいません。

新聞や雑誌どころかほとんどが
ゲームか携帯電話をいじっています。

もしかしたらこうした現象は
幼少期の習慣にあるのかもしれません。

家庭内で楽しく「読み聞かせ」
をするユダヤ人家庭では

脳内に読書=楽しい事

という強烈な刷り込みが
されるわけです。

こんなパターンが出来上がれば、
後は放っておいても勉強を
勝手にすると言う訳です。

これは大人になればなるほど
有利な習慣となります。

幼少期の読み聞かせや読書は
他の何より脳の成長を促進します。

特に読書は子供に考えさせて、

脳の働きを目覚めさせる
最も良い刺激を与える効果が
あるとされています。

そして読書家へと成長するのです。

そしてその習慣が結果的に
ユダヤ人の両親

特に母親を読み聞かせや
読書指導のエキスパートに
してしまっているのです。

素晴らしい習慣と言えます。

子供を将来読書家に育てたければ

トーラーを教える必要性はありませんが、

ユダヤ人の読み聞かせ効果の習慣を
参考にしてみてはいかがでしょうか。

親が子供に何を教えるか?

と言う点から教育を根本から
考え直す事が、

これからの知識社会で成功する人が
もっと増えるきっかけになると思います。

では次回はそんなユダヤ人の
勉強法の特徴を紹介していきましょう。

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コメント

  1. 匿名 より:

    「ユダヤ人が大量の読書量、読書家の習慣を持つ理由」を読みました。その事実どこからわかるんですか?フェイスブックCEOなどアメリカのユダヤ人はそうらしいですがユダヤ人の半分を占めるイスラエルのユダヤ人は読書家かわかりません。

    • admin より:

      匿名さま、コメントありがとうございます。
      もちろん世界中のユダヤ人が皆読書家と言う訳ではないと思います。
      が、読書家のユダヤ人が多いという事は私の経験上感じる事です。
      彼らは活字に触れる文化が多いのです。
      あえて根拠を挙げるなら
      「The people of the book(書物の民)」
      とユダヤ人が呼ばれる所でしょうか。
      今回のテーマの趣旨は、
      ユダヤ人は本当に読書家か?を問うよりむしろ
      読書の習慣のメリットを紹介したつもりです。
      何かしらの参考になれば幸いです。

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