ノーベル賞受賞の1/4、科学者の世界で活躍するユダヤ人学者


毎年大きなニュースになり、

特に日本人が獲得した時は
国を挙げての大騒ぎになる。

最も有名な賞の一つである、

やはり学者の世界で栄誉ある賞
と言えばノーベル賞でしょう。

設立されて百数年経つ最も権威の
ある世界的なステータスですが、

そのノーベル賞受賞者の多くは
ユダヤ人と言われます。

ノーベル賞は1年に1度それぞれ分野で
卓越した研究者に贈られる国際的な賞ですが、

生理学・医学賞、物理学賞、化学賞、
文学賞、平和賞は1901年に設けられ、
経済学賞は1969年に設けられました。

ノーベル賞はこれまで800人以上の
個人に贈られているが、

その20%以上がユダヤ人であり、
6種類の賞すべてを受け取っているのは
ユダヤ人だけです。

2007年はノーベル経済学賞を

レニードハーウィッツ
米ミネスタ大学名誉教授

エリック・マスキン
米プリンストン高等研究所教授

ロジャー・マイヤーソン
米シカゴ大学教授

というアメリカの三人のユダヤ人
学者に授与すると発表しました。

また、2006年には
ノーベル化学賞を受賞した
ロジャー・コーンバーグ教授

2005年のロバート・オーマン教授が
ノーベル経済学賞を

2004年にはノーベル化学賞を受賞した
アーロン・チェハノイバ教授

と言ったユダヤ人研究者の受賞が続いています。

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受賞者の40%以上がユダヤ人と言うデータも

2006年にイスラエル政府が発表した
これまでにノーベル賞を受賞した
ユダヤ人についての資料によると

歴代のユダヤ人受賞者の数は

医学、生理学賞が48人、
物理学賞が44人、
化学賞が27人、
経済学賞が20人、
文学賞が12人

といいます。

これはノーベル平和賞を除いた数で、
それでも150人くらいになります。

ちなみに最初のユダヤ人の
ノーベル賞受賞者は、

1905年に化学賞を受賞した
アドルフ・フォン・バイヤーです。

しかもこの資料は、
ユダヤ系とかユダヤ人であっても公式に
認められていない人は含まれないのです。

ユダヤ人である経歴を隠した
学者も多かったはずです。

もしそのような人々も含めれば、
恐らく全ノーベル賞受賞者680人のうち

四分の1以上をユダヤ人が占める
と言われています。

ユダヤ人は世界の0.2%にもかかわらず

2002年の世界ユダヤ人
人口調査によると

イスラエルのユダヤ人
人口は560万人、

アメリカが590万人、
ロシアが71万人、
フランスが60万人、
カナダが39万人と続きます。

そしてその他の国々の数も含めると
世界にいるユダヤ人の数は

約1330万人です。

それは全世界の人口65億人の中の
約0.2パーセントにすぎません。

そのようなわずかな人々から
これほど多くのノーベル賞受賞者を
輩出しているというだけでも、

ユダヤ人の優秀さがわかります。

ユダヤ人国家であるイスラエルだけに
しぼってみても、そのことは明らかです。

総人口が1億2千万人の日本において
ノーベル賞受賞者が12人であるのに対し、

人口わずか560万人で、日本の
約20分の1のイスラエルは
8人が受賞しています。

イスラエルの受賞率を
日本に当てはめるならば、

日本は100人以上が受賞して
いなければならない計算になります。

日本人の受賞者は少ない理由

1949年に湯川秀樹さんが
受賞して以来、合計24名

特に、物理、化学、医学生理学の
自然科学の部門では、2015年まで
21名の受賞者がいますが、

経済大国の中では先進国中
低い割合となっています。

アメリカ、イギリス、ドイツの
三か国だけで7割近い受賞者がおり、

特にアメリカでは4割を占めていて、
群を抜いています。

アメリカに多く日本に少ない
理由の一つが、

産学協同の問題もあるかもしれません。

例えば、

最近まで官庁が国公立大学の教授が
民間の会社の研究員を兼務する
事を認めなかったり、

大学自体にまだアカデミズム思想が
残っており、会社の実務に積極的に関わる
ことを避ける風習があるようです。

いわば個より組織の利益が
動いてしまい、個性が埋没しがちです。

一方ではアメリカでは個人がまずあり、
組織の個性を形作ることが多く、

個人は組織に埋没しません。

例えば、青色発光ダイオードを
開発した中村修二博士は、

彼がいた日本の会社は大色ダイオードの
発明で巨万の富を得たものの、

その発明者本人には

特許申請時に1万円、
特許成立時に1万円だけで

特許権も何も無いという状況
だったそうです。

もちろん色々な意見はあるでしょうが、

これではなかなか優秀な学者、研究者は
育たないのではないでしょうか。

個性を磨かねば発明は生まれない


産学協同というのは、

日本では企業という組織と
大学という組織が一緒になって

共同研究をしたり、
お互いの研究成果を共有することで、

その中の個人がなかなか
浮かび上がって来ず、

組織の中の個人がお互いの障壁を
越えて行き来する事は困難です。

ただ、ノーベル賞の対象者は
基本的に組織ではなく個人であり、

その人の考え方や成果に対して
受賞される訳です。

組織の秩序や利益を優先し、
個人の個性を尊重しなければ、

ノーベル賞は生まれません。

例えば、2000年に
化学賞を受賞した白川英樹博士は、

ノーベル賞を受賞した時の感想で、

「変わっていることは大事だ」

と述べていました。

変わっているというのは変人
という意味ではなく、

人と違っている考え方を持つ人の
ことを言っているのでしょう。

しかし日本人の感覚で
「変わっている」という意味は、

良い意味よりむしろ、
みんなと打ち解けない変な奴
という意味で使われることが多いです。

もちろん非欧米圏以外では、

日本人もノーベル賞受賞者を
多くを輩出している訳ですが、

こう言う風土が突出して
日本にノーベル賞受賞者が出ない
要因になっているのかもしれません。

そう言う意味では、

アメリカの企業風土が
ノーベル賞受賞者を多く輩出する
理由も分かる気がしますし、

その中でもユダヤ人の教育文化が
多くの受賞者を生む背景にあることも
うなずけます。

科学者の世界で活躍するユダヤ人学者

ユダヤ人でノーベル賞を受賞した人は、

相対性理論で有名な
アルバート・アインシュタイン
(物理学賞)

現代免疫学の父
パウル・エールリヒ
(医学、生理学賞)

ストレプトマイシンなど
抗生物質の開発で知られる
セルマン・ワクスマン
(医学、生理学賞)

フランスが誇る哲学者である
アンリ・ベルグソン
(文学賞)

そしてベトナム戦争集結時に
貢献した外交官である
ヘンリー・キッシンジャー
(平和賞)

など多岐の分野に渡っています。

他にもノーベル賞を90歳と言う
最高齢で受賞した

レオニード・ハーヴィッツは
ポーランド系アメリカ人のユダヤ人で

1958年にノーベル賞受賞を辞退した
ボリス・パステルナークは、
ロシアのユダヤ人です。

ノーベル賞受賞の1/4を占める、
科学者の世界で活躍するユダヤ人学者

こうした背景には独自の
教育法がある訳です。

このサイトではこれからじっくりと
その秘密について考えて行きましょう。

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