身体が硬い事の誤解、筋肉の仕組みと関節の可動域の柔軟性の違い

身体が硬い事の誤解、筋肉の仕組みと関節の可動域の柔軟性の違い
今回のテーマは、

身体が硬い事の誤解、筋肉の仕組み
と関節の可動域の柔軟性の違い

について紹介します。

「自分は身体が硬いから…」

と身体を柔らかくしたいという
会話は一般にも良くされます。

アスリートがパフォーマンスの
向上のためにではなく、

我々一般の人たちも
身体が硬い、柔らかいを気にします。

その時にほとんどの人が
思い浮かべるのは「柔軟性」でしょう。

つまり

「身体が硬い=身体の柔軟性が乏しい」

と、

専門的に言えば、

「関節の可動域が狭い」

という事なのですが、

ここには少し誤解があるようです。

詳しく説明して行きましょう。

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身体が硬い事のイメージと誤解

「身体が柔らかい状態」

と聞き多くの人がイメージするのは、

立った姿勢から身体を前に
折り曲げる前屈の動作で、

手の指が床につかないと言う
状態などがいわゆる

「身体が硬い」状態です。

多くの人が柔らかくしなやかに
動く身体に憧れて、

ダイエットやアンチエイジングに
励む人の多くも、

ジムなどに通う目的は、

「身体の柔軟性を得るため」

という人も少なくありません。

「180°開脚!」など、

床に座って足を開き、
上体を前に倒すと胸が床につく、

開脚前屈の動作をダンサーや
体操選手のようにできるようになりたい、

とそんな憧れを伴う目標を
掲げる人もいます。

もちろん身体をあそこまで
柔らかくする事は簡単ではありませんが、

憧れを持って努力をする事は
大切です。

柔軟性を高める美容健康効果は
確かに高いので、

その気持ちは素晴らしいのですが、

そう言った人たちにはある誤解が
生じている事があります。

筋肉の収縮と関節の可動域の柔軟性の違い

男性であればジムに筋肉を
つけたいと訪れる人の多くは、

あまり目的がハッキリしていない事が多く、
ただ筋肉を大きくして男らしくなりたい

という単純な動機で始める傾向にあり、

柔軟性をつけたい女性も
単純な憧れで始める人が多いです。

ただそう言った人に、

「身体の硬い人は、一体なにが
その硬さを生んでいるか分かりますか?」

と質問した所、

ほぼ間違いなく答えは

「筋肉の硬さでしょ…」

というものです。

ここにちょっとしたズレがあるのです。

「筋肉が硬いから身体が硬い」

と信じている人が圧倒的に多いのです。

それで間違いではないのですが、
実際にはそれだけではありません。

しっかりと筋肉の仕組みや
柔軟性が高まる仕組みを理解した上で
やらなければ、

やはり効果は出ないどころか、
逆に身体を傷つける事があります。

身体が硬い事の誤解を解く意味でも、

筋肉の仕組みと関節の可動域の
柔軟性の違いを理解せねばなりません。

筋肉の収縮の仕組みと柔軟性

ご存知の通り、
筋肉は伸び縮みする組織です。

運動だけでなく日常のあらゆる
動作において、

身体を動かす時には、

筋肉が伸び縮みする事に
よって力が発生し、

その力が骨を動かす事によって
身体が動きます。

だから身体を使えば使うほど
筋肉は収縮を繰り返します。

以前も紹介しましたが、

基本的に筋肉は縮む事しかできません。

筋肉は拮抗筋と呼ばれる
裏側の筋肉との引っ張り合いの中で
元に戻ってしまいますが、

その使い方によっては元に戻りきらず、

縮まった状態になる事があります。

その事に気づかず放置しておくと、

筋肉は硬いままになり、時間の
経過と共にさらに固まると言う、

身体が硬い事の負の連鎖が
確かに始まってしまいます。

身体が硬い事と関節の可動域の関係

しかし、

「身体が硬い事=関節可動域の低下」

と身体の仕組みを捉えると、

関節可動域を制限するのは、
筋肉だけではない事に気づいてきます。

他にもたくさんの身体の硬さを
生む原因があるのですが、

それはなにかと言うと

「結合組織」と呼ばれる物です。

人体に置ける専門用語なので
あまり聞いた事はないと思いますが、

ただ闇雲に「柔軟性をあげたい」
とジムに通うよりも、

こうした仕組みを知った上で
トレーンングをやるほうが
効果は高まってくるので、

少し解説をして行きたいと思います。

詳しくは次回紹介しますが、

そもそも人間の身体を構成している
細胞は同じような働きをする
者同士が集まり、

「組織」を作るのですが、

その組織は全部で四種類しかありません。

上皮組織、神経組織、筋組織、

そして結合組織です。

これで全てです。

こうした組織は文字を見れば
その役割や仕組みが何となく
イメージできるでしょうが、

結合組織だけはよく分からないと思います。

身体が硬い事の誤解を解き、
柔軟性を高める為に

次回詳しく解説して行きます。

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